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「高転び:たかころび」

2024-01-22 06:32:48 | 日記

高転び(たかころび)なる言葉がある。

得意の絶頂に近い所から、転落することを言うのだろう。

昨今週刊誌やワイドニュースを騒がせている、松本人志氏にぴったりの言葉のようだ。

報道でしか知らないので、事実関係ははっきりとは知らない。

だが高い所(人気の頂点)から、転落(不名誉な報道を受ける)したことは間違いがないだろう。

それを、おいら自身にも重ね合わせてみた。

 

中枢から脱落した

 おいらが所属する業界は、新規出店で企業成長するのが一般的だ。

 そして、その新規出店を司るのは開発部だ。

 幸運なことにその開発部に職を得て、さらに幸運なことに所轄する上司の覚えも目出度かった。

 だが、僥倖は長続きしないものだ。

 心が通じていたとも思えるその上司が病魔に襲われたのだ。

 退任した上司の後任には、別部署のベテランが就任した。

 新たな上司は、部下の話もよく聞くバランスのとれた良い上司だった。

 だが、それこそがバランスを欠く原因だったのだ。

 

 徒党を組む小集団が発生していた。

 組織内に野心を持つ存在があることは承知していた。

 だが彼は、業務処理能力的にはたいした存在ではなかった。

 なのでおいらは、油断というか無視をしていたのだが、それがいけなかった。

 彼がどうやったかははっきりとはわからないが、とにかくおいらを部内ミーティングで指弾したのだ。

 と同時に、他のメンバーもそれに同調したのだ。

 バランスのとれた新上司も、部内の大多数の意見に引きずられて、おいらを閑職に異動させた。

 

 結果が良ければそれでもいい。

 だが残念なことに、その後開発業務は停滞しているようだし、なじみの業者からそれとなく聴きとると、

 接待文化が広まって、業務の対価の金銭が増して、請負金額が高まらざるを得ないようだ。

 たしかにおいらは「高転び」した、だが同時に順調だった企業も同時に「高転び」したのかもしれません。

 良い状態を長続きさせるのは、企業にとっても個人にとっても難しいもののようです。

 

 

 

 


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