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選択肢と生活の質

2019-08-20 17:02:35 | 日記
メンタリストとかいう職業?肩書?があるらしい。
何気にテレビを見ていたら、ゲーム的に心理クイズみたいなのをやっていた。
Daigoとか名乗っていた。
そんな彼が、興味深いことを教えてくれた。

◆選択肢を減らすほど人生の質を高められる
 人間が最もエネルギーを消費するのは、彼によるとモノを捨てようとする時だそうだ。
 なんの変哲のないようなお茶の缶でも、いざ捨てようと思うと、待てよこれはペン立てに使えるかも・・・
 などと考え始めるから。
 そうやって人は、捨てない理由を探すために、異常なほどの想像力を発揮するものらしい。
 人はなぜ捨てる行為を嫌がるのか、それは捨てることによって選択肢が狭まるからです。
 捨てなければ、また後日、捨てるかどうかを検討できる。
 だから、人は決定を先延ばしにするクセがある。
 たとえそれが、生活の質を下げることとなっても。

 選択肢に関する面白い実験がある。
 24種類のジャムの試食コーナーと、6種類のみのジャムの試食コーナーでは、6種類の方が売上が上がったという。
 たくさん試食した方が、購買意欲が増すものではないということだ。
 この実験が示しているのは、人間は選択肢が増えると、迷うことで消耗し行動力がなくなるということだ。
 これを人生に当てはめると、モノを捨てずに選択肢を広げたままでは、行動力が低下する一方だということ。
 モノにしろ、世間のしがらみにしろ、捨てることは行動力を高めることなのです。

 コツもある。
 それは、できるだけ大きなモノから捨てるということだ。
 こまごまとしたモノを捨てても、人生も部屋も変わりません。
 捨てるときは、大きいモノから、というルールを作ると俄然、捨てる作業が面白くかつはかどります。
 気持ちがスッキリして、片付けるモチベーションが高まるのです。

 なるほど、いいことを聞きました。
 モノを捨てることも大事。やっかいな世間のしがらみを断ち切るのも大事。
 さほど重要でないことは、さっさと断捨離を決断し、前へ前へ進むということなんでしょうね。
 それが、人生や生活の質を高めることにつながるとは、気づきませんでした。