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トランプの真意

2019-08-13 09:12:03 | 日記
いわずとしれた米国大統領のトランプ氏です。
この方の言動には、驚かされたりあきれたり時には怒りすらも惹起します。
一見捉えどころのないような言動なんですが、そこには確固たる目的がひとつあるんだそうです。
プレジデント誌で、大前研一氏が語っていました。
なるほどと思わせる言でした。

◆トランプ大統領の目的はそれだったのか
 まずアメリカという国の一番の重要産業は軍需産業なんだそうです。
 それもあって、米国政界特に共和党は軍需産業の意向に沿った政局運営をせざるを得ないんだそうです。
 なんせ、建国243年の歴史の内、220年も戦争若しくは戦争に関わってきた国です。
 およそ戦争で成り立ってきた国家といってもいい。
 時の大統領が、自由や民主主義、あるいは正義や人権を守るために戦うと戦争の正当性を訴えては来たが。
 それはほとんど建前で、戦争の理由は軍需産業のためである。
 しかし、戦争をすればどうしても米国人の血が流れてしまう。

 そこで、トランプ氏ははたと気づいたという。
 何も自分が戦争をしなくとも他国に戦争をさせればいい。
 戦争を防ぐためといい、防衛支出を2%に引き上げよ、目標を4%にせよ(NATO)とせまればいい。
 北朝鮮を挑発すれば、日本はイージス・アショアとF35戦闘機100機、韓国にはTHAAD。
 中東を引っ掻き回せば、サウジアラビア・エジプト・UAEなどが大量に武器を買ってくれる。

 国が戦争をして兵器で儲けるというのが軍需産業の基本的な考え方だったが、いまはトランプ氏の口先一つで兵器が売れる。
 軍需産業は、兵器さえ売れればそれでいい。
 これらは、トランプ氏の異色のキャラクターが編み出した画期的な手法なのだという。
 なるほど、そういうことだったのかと納得です。