今日は伊豆の国市文化財講演会で、韮山城ウォークやりました。大して宣伝していないんだけど、100人くらい来た。今は城歩き、わりとブームかも。史跡整備には伊豆の国市長もちょっと乗り気なので、そのうち山上の整備をしてくれるかな。写真は山上の土橋を人が歩いている様子。堀の中からみるとこんな感じ。山城はこんな感じで攻狭い通路を通る。堀にひそんで敵を狙い撃ちなんてのも出来そうです。
城のふもとまで降りて来たら、良い香りが漂って来た。振り仰ぐと梅の花がまだ咲いていた。城跡は公園として整備されることが多いので、公園を作る方からすると、花などを市民が楽しめるようにしないといけない。また、公園内の整備上、どうしても道などは広く作らなければいけない・・これが山城の遺構を壊してしまう。しかし、市民からすると公園はこのように便利なものでなければならないという。史跡の保存と公園整備が共存することは大変難しい。しかし、なんとか山の上の遺構は文化財として整備し、下の部分は市民の憩いの場としての機能を持たせる・・これが現代における共存の妥協点なのだろう。城のある山も放ったらかしておくと、様々な植物が生えて、それはそれで遺構を傷めてしまうので、できればそれなりに樹木の管理はすべきだろうと思う。市では公園管理と文化財管理が別々の部署であるため、なかなか縦割り行政の悲しさで、両者がそれぞれに勝手なことをしてしまいがち。伊豆の国市みたいに小規模な市だったら、まだ歩み寄りが可能かな。
城のふもとまで降りて来たら、良い香りが漂って来た。振り仰ぐと梅の花がまだ咲いていた。城跡は公園として整備されることが多いので、公園を作る方からすると、花などを市民が楽しめるようにしないといけない。また、公園内の整備上、どうしても道などは広く作らなければいけない・・これが山城の遺構を壊してしまう。しかし、市民からすると公園はこのように便利なものでなければならないという。史跡の保存と公園整備が共存することは大変難しい。しかし、なんとか山の上の遺構は文化財として整備し、下の部分は市民の憩いの場としての機能を持たせる・・これが現代における共存の妥協点なのだろう。城のある山も放ったらかしておくと、様々な植物が生えて、それはそれで遺構を傷めてしまうので、できればそれなりに樹木の管理はすべきだろうと思う。市では公園管理と文化財管理が別々の部署であるため、なかなか縦割り行政の悲しさで、両者がそれぞれに勝手なことをしてしまいがち。伊豆の国市みたいに小規模な市だったら、まだ歩み寄りが可能かな。