富士市立西図書館で怪しげな巨石文明の本があって・・・内容的にはかなりアレですが、注目される石がありました。名前は「十三石」とあります。表面に13個の矢穴があいているため、そんな名前で地元の人が呼んでいるのでしょう。これはいったいどこだ?と怪しげな本を読んで行くとこれは春山川沿いにある祓石神社にあると書いてあった。どこなんだーっとゼンリンの住宅地図で捜していくと根方街道から春山川沿いに入っていく。途中の分岐では山の方ではなく、春山川沿いの平地方向へルートをとる。東名のガードをくぐり、新東名のガードよりは手前の道路の右側に神社がありました。神社内は大きな石がゴロゴロしています。どれに矢穴がと思ったら、入ってすぐの右手の石が「十三石」でした。神社の道を挟んで反対側は茶畑ですが、その背後にある山が、大きな石を含んでいて、石はここから掘り出されたのかな? で、ここの神社で石を加工していたのかも。「十三石」はうまく割れず、放置されてしまったのでしょうか。石を加工する神社とは?・・・名前も「祓石」だから何か石を割る前にお祓いでもしてから割っていたのでしょうか。そうなると、この石の使い道は・・・やはり城の石垣などにする予定だったのかなぁ?・・・と思いました。
場所は春山川の谷なので、ここは谷の中にも古墳群が分布するという場所。東側の山にも船津古墳群があります。古墳が非常に多い地域なので、この神社も石が多く、第一印象は古墳だったのでは?と思ったくらい。でも古墳ほどには整然と石が並んでいないので、石の加工場所だったのでしょう。周りは畑だけだし、何でこんな所に神社が?という感じですが、ここは注目すべき場所だなぁと思います。
追記 遺跡地図で調べたら、ここは船津L-183号墳でした。古墳だったんですねぇ。古墳の石を割って城の石垣にする例はいろいろとあります。ここの石は割ってどこへ持って行くつもりだったのでしょうか? 近隣を考えると興国寺城ってことも考えられますが。
場所は春山川の谷なので、ここは谷の中にも古墳群が分布するという場所。東側の山にも船津古墳群があります。古墳が非常に多い地域なので、この神社も石が多く、第一印象は古墳だったのでは?と思ったくらい。でも古墳ほどには整然と石が並んでいないので、石の加工場所だったのでしょう。周りは畑だけだし、何でこんな所に神社が?という感じですが、ここは注目すべき場所だなぁと思います。
追記 遺跡地図で調べたら、ここは船津L-183号墳でした。古墳だったんですねぇ。古墳の石を割って城の石垣にする例はいろいろとあります。ここの石は割ってどこへ持って行くつもりだったのでしょうか? 近隣を考えると興国寺城ってことも考えられますが。