午前中は和歌山城へ。夏は雑草が多く、雑賀の山城などを見に行くのは不可能ということで、整備された江戸時代のお城もこの通り緑に覆われています。城の中の道はこの通りクランク状になっていて横矢がかけられるようになっています。城の建設された当時はまだ戦国的な雰囲気が残っていたのでしょう。堅固な造りです。後に御三家紀州藩となりますが、この城なら安全だと考えたのでしょうか。
駐車場には観光案内所があり、甲冑を着る体験が無料で出来ます。見ていたら、歴女が2人やって来て甲冑を着て石垣で記念撮影していた。江戸時代には甲冑なんて滅多に着なかっただろうけどねぇ。隣がお土産売り場になっていて、喉が渇いたので地元産のみかんジュースを買いました。下の石は和歌山地方に多い緑色の石。緑色泥岩とか緑色片岩などが石垣にも使用されています。
この日は午後、和歌山風土記の丘や紀三井寺を見て回りました。アブが多くて、紀三井寺では追い回されました。「今年はアブが多いんです」と和尚さん。「しかし、お寺さんでは叩いてつぶすわけにはいかないですよねー?」と言ったら笑っていました。