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三角点

2011-02-26 09:54:36 | 考古学もの
学校のグランドに土が入れられた。ダンプカーがやって来て次々と土をおろして行く。生徒が「先生、あれは誰の古墳ですか?」とふざけて言う。確かに小円墳のような形ではあるな(笑)・・でも小さすぎだよ。あんまり知られていないけど、実は学校の周りは古墳群。学校のちょっと下は縄文時代の遺跡、下に広がる低地は弥生時代の遺跡・・と遺跡のオンパレード。でも、ほとんど知られていないね。住宅地が多くて、なかなか調べようにもわからないってところが多いんだけど。でも、学校への坂道の途中に石棒が祀られていたり、学校の北側には小円墳の公園があったりする。
朝、学校に来る時も茶畑の中に古墳状の高まりがある。ただし、ここは富士山の溶岩流の上なので、古墳だと思うと溶岩流の先端にできるショウレンドームかも知れないので要注意だ。でも、そんな中にも古墳が存在する。学校のグランド作る時もいくつかの小古墳が消滅しているらしい。で、学校の隣にある神社が、沼津の高尾山に酷似しているなと。これは自然地形か否か。もし古墳だったら意外と古いモノじゃないのかな。神社が古墳の上にあるのはよくあることだし、この神社は祭神も何だか不明・・たぶん地元の神を祀っているとすれば、豪族の古墳なのでは?と疑ってしまう。今のところ、古墳であるという証拠は何もない。学校の西側の通りを通っていても、住宅地の間にちょっとした土の高まりがある。もっと古墳の分布調査をすると、このあたりはたくさんあるのではないかと思う地域だ。
さて、写真は神社の裏手にある三角点。国土地理院の2万5千分の1地図にも94.9mと書かれている・・その割には地味だな(笑)

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