たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

「初夏の森で虫さがし」事前調査

2023年06月07日 | 夏の森で虫さがし
 5月28日(日)は秋ヶ瀬公園・ピクニックの森での親子でワンダー「初夏の生きものさがし」のあと、駐車場でおにぎりを食べてからこどもの森へ。次回「初夏の森で虫さがし」の事前調査です。


 ちょっと寄道した場所には、こんな不思議な木がありました。シダレヤナギの幹の途中からエノキが生えてる!? まあ、寄生植物じゃないんだから、途中からではなくエノキもしっかり地面に根をはっているとは思いますけれどもね。隣り合わせた木の幹と幹がくっついてしまっている状態はたまに見かけますが、こんなのは初めて見たかもしれません。


 しかも、なんと!


 反対側のほうからは他の木の枝も出ていたんだけど!? モチノキ系かな?

カメノコテントウ

 オニグルミではなくシダレヤナギにいたので、ヤナギハムシ等の幼虫狙いですね。

テントウムシ

 そういえば、たか爺は「ナミテントウ」とか「ナミアゲハ」とか呼ぶ人は嫌いです…。テントウムシはテントウムシ、アゲハはアゲハでしょ! まあ、和名なんてどうでもいいんだろうけれども、和名だからこそ「ナミ」は失礼千万じゃないのかね!?


 これは初めて見たので何かと思ったら、センニンソウに付いたさび病菌のようです。


 ここからこどもの森。ここはもっとボコボコにめくれていて、ワンダースクールでは数々の名シーンも生まれましたが、木の修復力というか生命力はすごいですねぇ~。かさぶたを作って傷を治しちゃった感じかな。


 蝋物質の殻を脱いだミツクリハバチ属の幼虫も初めて見ました。左奥が脱皮殻です。子どもたちが蝋を吹き飛ばしたって、こんなに丸裸にはなりませんからねぇ~。このまま下におりて土の中で蛹になるのでしょうか?


 ここのクスノキはけっこうな大木です。


 あとはひたすら樹液ポイントめぐり!?




 日曜日なので、何だかちまちまクワガタ掘りのおっさんも2人おりました…。

モンスズメバチ(女王蜂)

 当日は捕まえてあげるからね!?



ハチモドキハナアブ

 Y字形の触覚を確かめてからじゃないと、迂闊に手づかみはできません! ご同業者で、擬態されているほうのオオフタオビドロバチをつかんで刺された方もいらっしゃるもので…。

ミズイロオナガシジミ

ヒオドシチョウ&オオスズメバチ

 離れていてくれてよかったのですが。


ヒオドシチョウ

 残念ながら開翅はここまで…。

オオスズメバチ(女王蜂)


 樹液を舐めとる舌も写っていたのでトリミングしてみました。


 これはカシノナガキクイムシにやられた木の樹液の出方です…。


 クワの実も摘んでもらえそうですね。


モンスズメバチ(女王蜂)

 この日ヒメスズメバチは見かけませんでしたが、働き蜂が出てこないうちに捕まえて、子どもたちにも酎カップ越しに見てもらいたかったんだけどなぁ…。

マガリケムシヒキ♂

チャバネセセリ

ベニシジミ

 アカシジミやウラナミアカシジミには会えなくて残念なんて言ったら、こちらの方に失礼ですよね!? 結局6月3日(土)の「初夏の森で虫さがし」も、4日(日)の「砂金採り体験」も中止となってしまったことのほうが、たか爺としては残念で仕方のないことでございました…。

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