花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

『朱元璋』...観終わりました...(涙)

2009年08月26日 | 胡軍
今日は久々に「朱元璋」のお話です...(そして...いつものようにネタバレです...(笑))


「朱元璋」最終巻...日曜日には届いていたんだけど...大体の話の内容が解っているだけに...

いつものように「ワクワク」しながらすぐに観る...というわけにも行かず...

(「大漢風」の時と同じ状態です...う~ん...意気地が無いですね...私...


そして...PMSの症状が出そうな気配もあって...ちょっと観るのを延ばしていたんだけど...

昨日...とうとう観てしまいました...最初1話だけ...と思っていたけど...お話に惹き込まれるように...

最後までイッキに観てしまいました...(...これも「大漢風」の時と同じです...


危篤の馬皇后を見舞って...薬を飲ませてやるシーン...上位がやさしくて...泣けました...

上位...皇后には...なんだかんだ威張って...威厳を示そうと大声を出したりしていたけど...

唯一本音で話せる相手だったんでしょうね...甘えてたんですね...きっと...

朱元璋の事を「重八」って呼ぶのは、この人だけだったんだもん...(涙)

(「俺のことを「重八」と呼ぶものはもういなくなってしまった...」...で、また涙...


(ちょっと不謹慎ですが...皇后が亡くなって...陛下がご乱心のシーン...乱れた髪で

刀を振り回す陛下は...ちょっと若かりし頃の上位の面影が出ていて...カッコよかったです(笑))


そして...上位が朱標に「お前...「寂寞」がわかるか?喧嘩をする相手も...話をする相手もいない...

と...しみじみ語っていたシーン......私も身に染みてよ~く解っているから...

まるで...上位が私の心を代弁してくれてるみたいで...号泣してしまいました

(喧嘩する相手がいなくなっちゃうのは...ホントに淋しいんです...


...貧しかった子供の頃...托鉢僧の頃...紅巾時代の重八...旗揚げした頃...

...お願いだから...回顧シーンはやめてください~また泣いちゃうじゃないか~...うわ~ん


最後...上位が崩御する所は...不思議と涙は出なくて...

「この人はきっと...誰よりも濃い人生を送ったんだな~」と...ジーンとしました...

なんか...ずっとこの人の近くにいて...この人の一生を見守ってきたような...そんな気分になって...

そして...あんなに大きな人が...最後は小っちゃく見えて...フー様の演技力にも感服しました...


「朱元璋」...「レッドクリフ」と並んで...フー様の代表作と言ってもいいと思います

とってもいい作品でした(観終わったばかりなのに...もういちど最初から観たいです...



今...寂寞感と...達成感が混ざったような...不思議な気持ちです...


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11 コメント

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感動物~。 (貂蝉)
2009-08-26 15:14:15
みんきぃさんも見終わりましたか~。かなり私も最期の方の話に号泣と感動物でしたよ~。それに奥方の馬皇后様が死ぬ所なんか号泣していましたし胡軍朱元璋様に唯一幼名の「重八」といつまでも呼ぶ方だったので日本でいくと豊臣秀吉の事を幼名の「日吉」や「藤吉郎」と呼ぶ北政所みたいな感じですから~。かなり奥方が死んでからの胡軍朱元璋様の奉り事(政治)があれに荒れて来てしまい益々晩年になって目が盲目となり少し認知症が入って来るシーンにも感動と号泣物ですしね~。何度も見ているし本(資料本)と照らし合わせながら~、本の書いてある事が映像化するとこんな風になるんだと思って見ていますしね~。
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運命をも変えた万能の指導者・朱元璋 (遵命)
2009-08-26 15:22:56
みんきぃ様
「朱元璋」見終ったのですね。見終わると不思議な達成感がありますよね。
「朱元璋」最終話の時は演じきった胡さんと、
このドラマに携わった方々に
敬意を表して老酒で一人乾杯しました。酔いながら号泣していました
歴史的に見るとこのドラマでは見事にスルーされた事件や事柄が沢山あり、
か~な~り~朱元璋の残虐さを抑えて、出世物語の度合いを濃厚にしたなぁと
おもいました。
でも考えてみたら胡軍さんのあのキラキラした
輝く瞳で、太陽の如き微笑で
10万人オーバーの殺戮をやって欲しくなかったから、それはそれで良いかな~。
大明朝の歴史は全く手を出していなかったから
良い勉強になりました。
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貂蝉さん... (みんきぃ)
2009-08-26 17:26:00
とうとう終わってしまいました......上位の身近な人(皇后...朱標...徐達...)が次々と亡くなって...
ずっと傍に仕えていてくれた「二虎」も逃がしてあげて...
最後...孤独になった上位の傍に、いつもいてくれた...あの女の子の存在に...なんだか救われました...

フー様の演技力が光るとってもいい作品でした
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遵命さん♪ (みんきぃ)
2009-08-26 17:45:43
大粛清のシーンは無く...代わりに「二虎」を逃がしてあげたり...李善長の縁故なのに、女の子を可愛がったり...

「朱元璋」の内面心理に焦点を当てた...フー様らしい「朱元璋」でとっても良かったと思います
(リアルに虐殺シーンを描いていたら...人数が多すぎて...スプラッターかホラーになってしまいそうだし(汗))

若かりし「重八」の頃から...晩年の「陛下」まで...とにかくフー様の演技が光ってました

私も...フー様に敬意を表して乾杯しようかな...(...老酒は苦手なので...荔枝酒で...(笑))
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『朱元璋』に乾杯… (ヤスミン)
2009-08-26 19:48:11
みんきぃさん、皆さん今晩は…うわぁぁ~んっ(泣)
みんきぃさんの感想文…素晴らしかったです。

本当に…重八の人生を見届けた…というズッシリした感動がありますよね

私も今日は『朱元璋』という素晴らしい作品に乾杯します(中国酒で乾杯したい所ですが…ビールしか飲めなくって…せめて青島ビールで乾杯したかった~)

重八の他にも…馬皇后、徐達、劉伯温、二虎、玉児、朱標、李進…みんな大好きでした(涙)

二虎と玉児は本当に良かった…

最後に釈然としない事がひとつだけ…。
(私の大好きな癒し系)徐達は…殺された…んですかね?!呉風が届けたあのガチョウはただの差し入れ…?
徐達…食べる前からもう泣いてたし…
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ヤスミンさん... (みんきぃ)
2009-08-26 22:15:28
ホント...いいお話でした...
もう一度...重八がお焼きをむさぼるシーンや...徐達たちと再会して威張るシーン...
郭子興の義理の息子になるシーン...旗揚げした頃の趙雲様的な朱元璋(笑)等々に逢いたいです

徐達の謎...あのお酒と鳥肉は陛下が届けたんじゃないですよね?...
あの時陛下は、何も呉風に合図してないし...
...何より徐達を殺す訳が無いし...

徐達の「死にたい...」を聞いて呉風が「楽にしてあげよう」と気を利かせた??

徐達は...食べたら死ぬのが解ってて食べた風ではあるけど......って事は自殺?
(歴史的にも病死...毒殺...諸説あるみたいなので...観る人がどう取るかに任せたんでしょうね...

私は...胡惟庸の死に方も納得できてません...人って痒みで死ねるもんでしょうか?(笑)
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夏の夜の森林 (遵命)
2009-08-27 08:52:16
>みんきぃ様
胡惟庸の死に方…。夏の森林では蚊だけではなく沢山の虫がいます。もしかして
スズメバチにもいっぱい刺されていたのかも
しれないですよ~
日本にも同じ拷問方法が有ると何かの本で読みました
 
 夏の森林にカブトムシ、クワガタムシ採集に
行く時はスズメバチ等、毒虫に注意しましょう!
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私も~。 (貂蝉)
2009-08-27 09:28:55
私も胡氏の死に方に納得いきません~。あの森林の中で全裸になり木に縛り付けられて虫の大群によって死んだなんて聞いた事がありませんから~。やはり昔はその虫に急所に刺された所の治す医学の技術が進歩していないのでそう言う死に方もあると解釈出来るんであれば納得いきますがあのシーンだけ見せられてもどういう経緯で死んだのかが疑問に思えて仕方がないですから~。色々この作品も謎だらけなので面白くはありますがね~。
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遵命さん...貂蝉さん... (みんきぃ)
2009-08-27 11:49:35
胡惟庸の「もっと痒みを~」には思わず笑ってしまいましたが......
いやな死に方ですよね...じわじわとなぶり殺しなんて...

遵命さんの言うように...毒虫や毒蛇だっていたはずですから...それだったら納得もいきますね...
(「蚊」だけだったら...1週間くらいは生きてそうなんだもん(笑))...
それじゃ...いくらなんでも胡惟庸が気の毒ですから......

あの陛下にもらった孫の手...痒いのに使えないってとこが...いっそう痒さを演出してますね(笑)
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お礼だけ…。 (ヤスミン)
2009-08-27 16:16:07
お礼が遅くなってしまいました
徐達の件、みんきぃさん一緒に考えてくれてありがとうございました~

う~ん…最初に観た時はですね、みんな死んでいく中で自分だけ生きていてもしょうがない…みたいな虚しさから、死を覚悟の上で最後の晩餐的に大量の酒をあおり、肉を食らったのかなと思っていたんですけど…
何回か見るうちに、効果音や撮り方(呉風の目がアップになったり…)が妙に不穏で“陰謀”を暗に感じさせるんですよね…

でも徐達自身に罰せられる落ち度はない…ですよね?娘婿の不正に徐達の部下が関与していたとはありましたけど…。
それで徐達が、というのは考えにくいし~

それと、「胡惟庸の獄」を逃れられたのは湯和を含むごく少数だった…というナレーションを聞いた時に“徐達は?”とも思って…

謎だ…。

まっ あの徐達のヨボヨボ具合だと、どうであれあまり死期に大した差はないでしょう(末弟なのに一番ヨボヨボしてる…)

お返事は返さなくていいですよ長くなってゴメンナサイ
私もまた最初から見たいと思います(1・2巻は最高です~
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