花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

捜神記 其之三十六(大結局・後編)

2018年03月06日 | 譚耀文

《 捜神記 》 第36集 (大結局・後編)

これで本当に最後です...夙違さまというキャラが大好きだったので、終わって欲しくな~い


小呆を殺そうとするスーさまを止めようと



「やめて夙違!彼はあなたの弟なのよ!あなたが命懸けで護った夙和を忘れてしまったの?」

と叫ぶ香葯の声に、一瞬子供の頃の記憶が蘇って自分を取り戻しかけるスーさま...



「オマエらの前に裏切り者を殺してやる」 と細腰を殺そうとしたけど



「細腰の命はボスのものです」 と命を差し出す細腰を殺せず、自分の中の邪霊と戦うスーさま...

自分で自分の首を絞めて、その手を外そうとしたり...

哀しそうな黒い瞳のスーさまになったり、緑の瞳のワルスーさまになったり...タムさま...この役大変だ...



香葯の合図で、小牛、羅刹、神農も一緒にスーさまに攻撃を加えるけど、ことごとく跳ね返すワルスーさま



そこで、夙兄弟の父親にもらった伝音石を取り出し、スーさまの父親の声を聞かせる香葯...



「夙違...我が子よ...邪霊に操られ正道を踏み外してはいけない...」 と言うお父ちゃんの声に

激しく取り乱し始めるスーさま...緑の瞳が美しい




そして一瞬正気に戻った時の切なそうな顔がたまらない...



小呆の 「目を醒まして!僕たちは哥哥を見捨てたりしないよ!邪霊に操られちゃダメだ!」 と言う声を聞いて

内なる邪霊に激しく抵抗して苦しむスーさま




そして、小呆のパワーとスーさまの渾身の力で、やっと邪霊はスーさまの身体から飛び出したけど...

命を懸けて邪霊を追い出したスーさまは瀕死の状態...(涙)



駆け寄った小呆に向かって 「オマエは小さい頃から泣き虫だった...大人になっても変わらないな...

私は道を誤ってオマエを傷つけてしまった...済まない...」 と謝るスーさま(泣)




泣く香葯に 「こうなったのも自業自得だ...誰のせいでもない」 と許しを請い



細腰を呼んで 「細腰...私はオマエがいなかったら何も出来なかった...この世の人間がみんな私を嫌っても

オマエだけはいつも側にいてくれた...この恩にはきっと来世で報いる」 と最期の言葉を言うスーさま



も~タムさまの弱弱しい縋るような上目遣いってズルイ~ (泣)

スーさまは何も悪くないのに...みんな邪霊のせいなのに...スーさまが可哀想で涙が止まらない...

そして、ゾンビ化した町の人を治す為、最後の力を振り絞って解毒薬を小呆に送るスーさま...

でも...さっきまで号泣してたのに、目を閉じるスーさまを見たら妄想が暴走するワタシ(笑)

(...私の煩悩は邪霊よりも強力なようです...



スーさまの送った金の粉を浴びた町の人は正気に戻り、同時に大雨が降りはじめ

「今後、人々の恨みが雨となって降り続くだろう...この責任を取って私は天庭には行かない...

人間界に残り人々を災いから救う...」 と言い残したスーさまは涙を流しながら逝き...



細腰も、小奈も、香葯も、小呆も号泣...みんなと一緒に私も大号泣~

ワルは最後に殺されてメデタシメデタシで終わる事が多いけど...

この話はそうじゃなかった...みんな夙違の死で泣いてくれた...だから余計に切なくて悲しい...


そして、大雨の降り続く中、一軒の家を訪ねる香葯と小呆...



そこの家ではちょうど赤ん坊が生まれたところだったけど...

この子がスーさまの生まれ変わりなの?



香葯は名前を付けてと頼まれ、黄河を治水したとされる夏の王から取って 「禹(yu)」 と名付け

この子の親に 「この子は将来、洪水からみんなを守る大人物になる」 と...

そして外には、雨の中じっと佇んでこの家を見つめる白髪になった細腰の姿が...



細腰...そこでこの赤子が大人になるまで待つつもりなの?(涙)

でも...生まれたばかりの赤子が大人になるまで待ち続けて、たとえもっと老婆になったとしても

細腰の想いは絶対に伝わる...生まれ変わってもスーさまはきっと見つけてくれる

だから、今度こそ結ばれて幸せになって欲しい ...と願わずにはいられないラストでした


最終話でグダグダになる中華古装劇が多い中、久々にいい終わり方だったな~

あぁ~最終集で1年分くらい泣いたワ~

でも...いい終わり方だった分ロスも長そうです...

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2 コメント

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祈る❣️来世の幸せ❣️ (向日葵)
2018-03-07 17:03:04
スーさまひとりが不幸で胸が痛みます。いつの世か巡り巡ってあのロケ中の楽しげなスーさまと細腰みたいな夫婦になれたらしいな。輪廻を信じたいです。
物語だけど来世の幸せを祈ってしまうわ。だって、だって、スーさまかわいそうだわ、うぇ〜ん💦

美しいスーさまの魅力をたっぷりご紹介くださってありがとうございました💕
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向日葵さん (みんきぃ)
2018-03-08 00:28:05
夙違さまは、美しくて哀しい反派でした...
香葯が主役だったけど、やっぱり最後に全部持って行ったのはタムさまだと思います!

二役かと思ったら、邪霊に憑りつかれた緑の瞳のスーさまもあったから、実質三役で大変そうだったけど...
可愛らしい夙和と、妖艶な夙違、そして極悪の邪霊と、色んな顔が拝めたし
観終わって、お気に入りのドラマに分類されました♪

細腰はタムさまの側にいても全然イヤな感じのしないキャラだったので
いつか想いが報われる事を願っちゃいますよね...
(それに引きかえ、曼妮にはムカついて仕方なかったのは何でだろう?(笑))
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