《 鳳凰牡丹 》 第46集(最終集)を鑑賞
(最終回でいろんな事が起こったので少々長くなりますが、どうかご了承くださいませ)
凌相国と凌風父子は、処刑の場でも堂々とした偉丈夫ぶり
そこへ銭賢が陛下の勅旨を持って駆けつけたけど、守益は銭賢の制止を無視して2人を殺してしまう...
あぁ...頼みの綱の忠臣2人を救えなかったか...(涙)
伯建さまが御書房で瀛珠の事をぼんやり考えていたところに銭賢が入ってきて
「守益たちが制止も聞かず、凌父子を殺してしまった」 と報告
忠臣の2人を救えなかった事にショックの伯建さまは...
「あの3人め、王位擁立の功を笠に着て、私など眼中に無いのか...
このままアイツらの傀儡になってたまるか 銭賢...何かいい策は無いか?」 と言い
銭賢は 「なんとか3人まとめて排除する策を考えます」 と...
銭賢~ 凌父子がいない今、もうあなただけが頼りなんだからね~
銭賢はさっそく守益と藍恩の元へ行き、匡杰が陛下に上奏した昇進者リストを見せると
そこに載ってるのは匡杰の配下ばかりで、守益の配下の名前が無い...
激怒する守益に銭賢が 「もしかして匡杰は、お2人を利用して何か企んでるのかも」
なんて言うもんだから、2人は完全に匡杰に疑いを持った様子...
なるほどね...守益に不信感を植え付けて離間の計にかける気なんだ...
匡杰をどうするか相談した2人は 「先手必勝」 との結論に達し
銭賢に陛下の勅旨を手に入れてもらって、早速匡杰の屋敷を急襲
2人が単純でよかったよ...まずは1人抹殺~
次のターゲットは藍恩...このクソ宦官は謀反成功後、急に調子に乗りやがって
廊下で陛下にあっても礼のひとつもしやがらないから とっとと殺っちゃってくださいな(笑)
銭賢は言葉巧みに 「藍恩が匡杰の屋敷にあった金銀財宝を独り占めした」 と守益に信じ込ませ
藍恩をだまして呼び出し、闇討ちにかけるつもりらしい...
銭賢さすが~ よっ 衛国の孔明~(笑)
しかし...銭賢もワルイ顔するようになったわね~...主君に似たのかしら?(笑)
小物の藍恩はあっさりと片付いたな...阿弥陀仏~
これで2人片付いたけど...残るは大勢の兵を抱えてる一番厄介な守益将軍か...
(しかし...最終回なのに全然先が読めないんですけど...)
いくら単細胞な守益でも、2人殺されて離間の計に掛けられた事にやっと気付いたし...
もう姑息な策は効きそうにないし...どうする?伯建さま~
と、思ったら...2人きりで話がしたいと守益を呼び出した伯建さま...
守益の配下どもを下がらせ、眼下の街を見下ろして 「守益将軍の屋敷は一際立派で豪華だな...」 と言い
「誰よりも立派な屋敷に住み、富を手に入れ、私を覆いつくすほどの兵を持っている...もう満足だろう?
どうだろう...ここらで手を引いて、封地で安らかに余生を過ごしてくれないか?」 と...
でも守益は 「伯建、そんな話に私が乗ると思うのか?私が兵権を握ってるんだぞ
誰が王位に持ち上げてやった?また南華宮に戻りたいのか?」 と伯建さまを脅迫
伯建さまが 「守益に殺される!誰かある!」 と叫んだら潜んでた銭賢が飛び出してきて応戦
その隙に伯建さまが後ろから匕首でグッサリ~ 銭賢も前からグッサリ~
陛下に楯突く不届き者は、策なんか使わずに自分の手で殺るに限るね
凌相国父子の仇を討って、奸臣3人を片づけて、めでたしめでたし...かと思ったら...
「永安宮の修理中にこんな物が出て来ました」 と銭賢が持ってきたのは太后の遺書で
そこには血でしたためられた文字で 「仲豪に毒を盛られ、紫嫣にも辱めを受けた...
伯建が復位した暁には必ず仲豪を殺し、この恨みを晴らしておくれ」 と書かれていて
これを読んだ伯建さまは 「仲豪を殺してやる」 と剣を抜き激怒
(でも、亡くなる前の太后はちょっとオカシクなっていて、亡くなったのも病死だったはず...)
それを部屋の外で聞いてしまった瀛珠は、急いで南華宮の仲豪に知らせに行くけど...
仲豪は 「どこへ逃げるというんだ...私はここで死ぬよ」 と...
そこへ白建さまが来て太后の遺書を見せ 「オマエのした事は万死に値する」 と言い
激しく仲豪を責める伯建さま...
怒りで我を忘れてる伯建さまには、一生懸命取り成す瀛珠の言葉も聞こえないみたい
そして、母の仇を討とうと仲豪に襲いかかったその時、瀛珠が飛び出してきて
伯建さまは、仲豪をかばった瀛珠を刺してしまう...
そして... 「もうこれ以上人を殺さないで」 と言い残して瀛珠は死んでしまい...
嘆き悲しむ伯建さまの前で、瀛珠に刺さった剣をさらに深く突き刺して仲豪も死んでしまう...
なんだよコレ...こんな終わり方ってある~?(泣)
この世で一番愛する人を自分の手で殺してしまうなんて...
憎みつつも深い情で結ばれた弟にも死なれてしまうなんて...
そして1年後...この寂しい南華宮で1年間2人の霊を弔っていたのか...
瀛珠と仲豪の霊を弔う伯建さまはやつれ...頭には金の冠もない...
そして、伯建さまは2人の位牌の前で毒を飲んで死んでしまう...という
結果、このポスターに載ってる人全員死亡の...なんとも救いのないラストでした
王位の魔力って恐ろしい...
伯建さまも仲豪も...王位についている間は権力に憑りつかれて疑心暗鬼になり...
周りの人を傷付け、常に誰かを恐れ、誰かを恨み...悲しい事ばかりだった気がする...
あれほど望んだ王位奪還だったけど...結局誰も幸せになれなかったね...(涙)
あまりに辛い展開が続いて、時に気持ちが萎えてしまいそうでしたが...
日本版の出ていないドラマにもかかわらず
「《 鳳凰牡丹 》 譚耀文」 で検索してくださった方や、過去レビューを見てくださった方がいて
それを励みに、なんとか最後まで観続ける事が出来ました
長かったけど、最後まで読んでくださってありがとうございました
さて...あまりに酷いラストで落ち込んでしまったので、次は明るいヤツを観ま~す
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