花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

「食人之食者死人之事」

2010年03月07日 | Weblog
以前ブログに...「小説「項羽と劉邦」下巻に...静岡の「清見寺」の境内に...

「韓信」の引用した句が刻まれた記念碑があるという話が載っていた...」と書きましたが...

さっそく見に行って来ました~

まず...この話のくだりを抜粋すると...

「食人之食者死人之事」(人の食ヲ食セシ者ハ人ノ事ニ死ス)

はるかな後世、日本の静岡県興津の清見寺境内に、この文句を刻んだ碑が残っている。
徳川幕府が滅んだとき、旧幕海軍が新政権に抵抗し、そのうちの咸臨丸が船体を痛め、
抗戦不能のまま静岡県清水港に入った。
咸臨丸は白旗を掲げたのだが、政府軍がこれを許さず、船内にいた者はほとんど殺された。
その二十余人の死体は海中に捨てられたが、その後腐乱し、船舶の出入にもさしつかえたため、
土地の侠客清水次郎長がひきあげて向島という土地に葬り、一本の松を目じるしとした。
土地の人は「土左衛門松」とよんだが、のち「壮士墓」と刻まれた墓碑もたち、記念碑もできた。
記念碑の碑面に、かつての旧幕艦隊の長であった榎本武揚が、旧幕の壮士の死が義によるものであることを
一言であらわすために韓信が引用した俚諺を刻み付けた。...とあります...

そしてこれがその記念碑です


もっとひっそりと片隅にあるのかと思って行ったら...けっこう真ん中にド~ンとありました...


「食人之食者死人之事」と確かに書いてあります



傍の立て札に「中国史記の一節を以って」とありました。(年季が入っていて以下は読めず...

でも...「レッドクリフ」を観てフー様を好きになって...

「三国志」から...中国の歴史にも興味が出てきて...

フー様関連のドラマ「大漢風~項羽と劉邦~」を観て...

面白い...それじゃ小説も読んでみようという事になって...

私にとって「“初”司馬遼太郎」作品でもある「項羽と劉邦」を読んだら

その中に近くの、名前を知っているお寺が出てくる...

というのもなんだか不思議な縁のような気がして...ちょっとうれしかったです...

(例によって単純なヤツです...はい...(笑))

最近...何をやっていても...元を辿るとフー様に行き着くような気がしてます

フー様の影響力って...いったい...



......おまけ......


このお寺には...他にもこんな...「五百羅漢像」があったんだけど...観ているうちに...

思わず...これを思い出してしまいました(笑)

バチ当たりな事を言って...す...すいませ~ん...どうか祟らないでください~
コメント (4)
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