永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

ローソンで社会貢献ができる。

2008年06月14日 | ノンカテゴリー
届きました、二酸化炭素のオフセット。

ローソンのCO2オフセット運動というものがあります。

『まず排出削減努力を行った上で』
削減困難な排出量について他の場所での排出削減・吸収量でその全部又は一部を埋め合わせるものです。

排出権を創出した事業はアルゼンチン国パタゴニア地方における風力発電事業です。あの、『社員をサーフィンに行かせよう』の著者、イヴォン・シュイナード氏が愛し、社名にまでした『パタゴニア』です。

温暖化は騒がれているのですが、個々が何ができるかは、あまり伝わっていません。CO2オフセットも非常に興味があったのですが、それに私が係れるのは年賀ハガキによるオフセットだけでした。

それが、今回あのパタゴニア地方を支援することにより可能となっていることを知ったので飛びつきました。ウチの年間排出量を計算すると、だいたい年間5.5トンです。ザックリ見て、月500キロということで、まず500キロ参加してみました。2,500円です。1トンだと4500円です。

何がうれしいって、最寄のコンビニ『ローソン』に行くだけ社会参加ができることです。金で片付けることの賛否はありますが、鬼丸さんの著書により私は『賛』にまわりました。

体を動かしてくれる人がいるので、その人を経済的に支援することで、自分も間接的に参加していると考えてよい。

この考えに救われました。


いままで、コンビニで買ったものの中で一番うれしかったのが、この紙です。
ありがとうローソン。



次は、ローソンに行くだけで地雷が撤去できるようになることを願っています。



ヒケツは写真家の視点 伊那フォーラム4

2008年06月13日 | 経営品質
伊那食品工業の塚越寛さんの講演録を読んでいてハッとしました。
「日本で最も美しい村」連合での提言ですが、村づくりを経営になぞらえて話をしていたので、ストンと腹に落ちました。

◆◆

欲しいのは第三者の視点。

しかも、写真家の視点。

これの示す意味は大きいです。


塚越さんはプロ級の写真家でもあります。
どういう視点で物事を見ればよいか、見事に示してくれます。

第三者の視点で俯瞰すること。
しかも、写真家の目つまりプロの目から見て美しいこと。

絵になるということは、美しく、さらにバランスが取れている必要があります。


◆◆ 結いの心

写真家の目にかなう村づくり(会社もそうです)は、「結い」の心がないと、長きに渡って維持できません。この、みんなで助け合う思いやりのある状態をつくることこそ、初歩であり究極であると感じました。

何か、真髄を見た気がします。



素晴らしい文献を読むことができました。

あぁ!!
やっぱり、塚越さんとゆっくり話をしてみたい。

ある家族の話

2008年06月12日 | ノンカテゴリー
なにかの拍子にいい話にめぐり合いました。

しらべてみると、あちこちで紹介されています。

転載の転載で、源泉はどこかわかりませんが、紹介したい衝動にかられています。

勝手な転載をおゆるし下さい。




◆◆

これは実話です。


温かい温かいお母さんの愛のお話。

愛の深さはすべての人を幸せにする。「ある家族のはなし」

サキちゃんのママは重い病気と闘っていました。

サキちゃんのママは死期を悟ってパパを枕元によんだ。

その時、サキちゃんはまだ2歳。

「あなた、サキのためにビデオを3本残します。1本目はサキの3歳の誕生日に、2本目は小学校入学式に。そして3本目は・・・・・の日に見せてあげてください」

まもなく、サキちゃんのママは三本のビデオを残し天国へ旅立ちました。

サキちゃんの3歳の誕生日。1本目のビデオがかけられました。

テレビ画面に、病室のママが映し出されました。

「サキちゃん、お誕生日おめでとう。ママ、うれしいなぁ。でもママはね、テレビの中に引っ越したの。だから、こうやってしか会えないの。パパの言うことをよく聞いて、おりこうさんでいてね。 だったら、ママ、また会いにいくからね。」

サキちゃんの小学校入学の日、2本目のビデオがかけられました。

「サキちゃん、大きくなったネ。おめでとう・・・。ママ、うれしいな。どんなにこの日を待っていたか。サキちゃん、ちゃんと聞いてね。ママが住んでいるところは、天国なの。だから、もう会えない。パパのお手伝いがちゃんとできたら、ママは、もう1回だけ会いにきます。じゃあ、魔法かけるよ。

エイッ!ほうら、サキちゃんはお料理やお洗濯ができるようになりました。」
そんなある日、パパに義母がお見合いの話をもってきました。

パパは再婚する気はなかったのですが、サキちゃんの将来を考えてお見合いすることにしました。

パパが結婚の話をサキにした時、サキちゃんは自分の部屋に走って行き
「サキのママはママしかいないのに」とママの写真を見て泣きました。

サキちゃんが結婚を受け入れないまま新しい母親を迎える日がやってきました。

この日が、3本目のビデオを見る日でした。

タイトルには、こう書いてあったのです。

「新しいママが来た日にサキちゃんに」

それはサキちゃんが10歳のときでした。

「サキちゃん、お家の仕事がんばったね。

えらいね。

でも、もう大丈夫よ。新しいママがきたんだから。

・・・サキちゃん。今日で本当にお別れです。

・・・サキちゃん、今、身長はどれくらい?ママには見えない・・・・。
(ママの泣き崩れ、カメラを抱え込む姿が映る) 

ママ、もっと生きたい・・・。

あなたのために、おいしいものをいっぱいつくってあげたい・・・。

あなたの成長を見つめていたい・・・。

本当はサキちゃんと友達の話をしたり、ボーイフレンドの話をしたかった・・・。

ひと目でいいから、サキちゃんの花嫁姿をこの目で見たかった・・・。

・・・・・・サキちゃん、これがママの最後の魔法です。

それは{ママを忘れる魔法}です。

ママを忘れて、パパと、新しいママと、新しい暮らしをつくってください。

では、魔法をかけます。1・2・3・ハイッ!!」

そこでビデオは終わった。

サキちゃんは魔法の通りに、3人で仲良く暮らしました。

しかし最後の「ママを忘れる魔法」だけは、サキちゃんにも、パパと、新しいママにも、効かなかった。

ママは、どんなことがあっても忘れることのない“心の宝石箱”として、ちゃんと残っていた。

伊那フォーラム3

2008年06月11日 | 経営品質
◆◆ 朝食

8日の朝は、沖縄教育出版の川畑さんが、朝食を一緒に食べようとおっしゃるので、7時前に伊那のホテルをチェックアウトし、駒ヶ根の川畑さんが泊まっているホテルまで移動しました。

個室で、川畑さんと息子さん二人と秋山さんと私の計5人でいろりを囲んでの、なんとも贅沢な空間でいただくことができました。先日に行ったフィンランドの話なども聴かせていただき、話も濃いものでした。



◆◆ 初日の振り返り

8日の朝には、くぬぎの杜という伊那食品工業さんの研修施設で初日の振り返りがあり、ここに参加させていただきました。

振り返りではグループでディスカッションする時間がありましたが、その中に加賀屋さんがいました。ラッキーです。ミスター情熱の鋭い視点での話が聴けたので参考になりました。講師の大嶋さんのこともよく知っており、その変化まで説明をしていただけたので背景がよく理解できました。

昼食では出された弁当をいただく前に、トイレに行こうと廊下を歩いていたら、川畑さんとすれ違い、とんでもないことになりました。

「気持ちいいから、外で食べようか」

「はいっ!」

弁当を持って外へでたら、そこへ
大久保さん
高野さん
鬼澤さん
原伸介さん
西川さん
原さん(ローソン)
清水さん(ローソン)
久保さん
が合流してきました。

みなさん、「なんで、あいつがいるんだ?」と思ったに違いありません。
一緒に食事をしたいと思っている人はたくさんいるのに、なんで私が。
私自身が驚きました。

大ラッキーです。
川畑さんに感謝します。いろいろな場に連れ出していただけるので、出会いが広がり、学びが拡がります。


◆◆ 語録

例のごとく語録を箇条書きします。7日と8日の午前、午後、そして、パネルディスカッションの問いに対する回答という時間軸を無視して個人別の記載にします。



◆◆ 大嶋啓介さん

・『全ての結果は心の状態が決める』

・脳のソフト(思考)をプラスに変える要素
 1.言葉 2.動作 3.表情
 この三つで心の状態がかわる = 人生を変えるヒケツ

・組織を変革させるキーマーン
 1.新人
 2.ダメな人、今うまくいつていない人
 3.外部の人



◆◆ 久保華図八さん

・コミュニケーションのとりづらい人、モチベーションの低い人とこそ、コミュニケーションをとる必要がある

・すぐに結果のでることは、すぐに壊れる

・出会っているのに、自分の人生につなげていない人がいないか?
 (出会いをつなげているかどうか)
 出会いを求めているか?
 いい出会いがあることを期待して準備しているか?
 (確かに、おばあさんは毎日、川へ言ったので桃太郎に出会ったのです)



◆◆ 鬼澤慎人さん

講師に対し、変わったきっかけは?という質問があったことについて

『横田さんにその質問をしたら、なんでそれをきくの? どう役にたつの? と言われてしまいますよ』

確かに、他人のキッカケ・転機を聴いても、同じ経験をできるわけではないので、自分を高めるために実施している勉強会の趣旨から考えると無意味な質問です。

ついつい聴きたくなる質問ですが、目的に照らして何が必要な質問であるかを考えさせられました。さすが鬼澤さんです。



◆◆ 横田英毅さん

・『より高く』と思った人だけが高い場所にたどりつける

・鬼が金棒より小さいのが問題。 重たいので、振り回さなくなる
 上手な使い方を伸ばす(鬼を大きくする=人間力を大きくする)

・人は内側から動機付けされる。
 その人の行動はすべて自分が選択したもの

・議論して人間関係が壊れない組織をつくること
 (JCを例に)給与を支払う関係ではないので好かれる人に人がついてくる。
 だが、企業はこうなっていない。

・小さい組織は強みはあるけど寄りかかっているだけで磨きをかけていない。
 (強み:理念の浸透のしやすや、チームワークの構築のしやすさなど)
 
・サービス担当が説明することの意義
 安全に安心という価値を付加することになる。
 (サービスの費用のアンケートで、やや高い・適当からやや安いに見事にシフトした)

・ES、CSを追求して業績が上がってこないところは、どこかがおかしい。

・人生は舞台
 私たちはその舞台で
 自分の個性を演じている

・伊那食品には感動という花粉がとんでいる。

・大久保ファミリーのコンサートを見ていて、7人の子どもを育てることをした奥様のことを考えると涙がでた。(視点が深いですね。思いをはせる良い例だと思います)



◆◆ 川畑保夫さん

・常に信頼という財産を増やす努力をしているか

・注意されたら『ありがとう』で終わる。
 注意は意を注ぐこと=思いを注ぐこと

・悪いところを見ると良いところが見えなくなってしまう

・彼ら(障がいのある社員さんたち)の存在が我々の力を強めてくれる

・弱いところ、小さいところを大切にしていくと全体がよくなる

・どんな人も可能指数は200%
 社会といっしょで、会社も多様性があった方がよい

・毎日が祭り(イベントではない)
 祭りは内からエネルギーが出てくるがイベントは仕掛ける。


◆◆ 高野登さん

・人が違えば伝え方(言い方)が違う(23ヶ国に従業員がいる実感)

・責任を追及するのか原因を追究するのか

・(ガーデンパーティーの感想について)
 場の温度が高い、というか磁場が違う

・組織が大きくなったとき『信頼関係の質』が問題になる

・社員に迷いを生じさせない仕組みが必要

・『想いが先にあるから仕組みが活きる』


◆◆ 大久保寛司さん

・思いは
『深さ』『強さ』『透明感(ピュア)』
 で違いがでる。
 (確かに、伊那食品工業のみなさんは、この定義にはまっていると思います。)

・人は理解されたときに激変する。
どれだけ理解をする側に回るか、理解を求めている相手の気持ちを察することこそ人間力である。どこまで、遠くまでその思いを届けることができるか。その幅が人間の幅である。
(思いやりとは、思いをやることですからね。どこまで思いをはせる(飛ばす)ことができるかは、確かに人間としての差にでてきそうです)

・表情と違い『目の輝きはつくれない』

・4社(沖縄教育出版さん、伊那食品工業さん、ネッツトヨタ南国さん、リッツ・カールトンさん)とも共通しているのは横の連携。みんな自分の守備範囲を決めず助け合っている。(たしかに。結の文字の似合う会社です。)

・みんな、一人ひとりの自ら考える力が強い。

・職場に笑顔とありがとうのある組織は強い(目の輝きとイコール)

・制度、仕組みはそれだけでは機能しない。想い・風土がないとうまくいかない。
 → 見えないところの結果が見えるところにでる →見る力がいる


◆◆ 塚越寛さん

・貧しかった自分たちがここまでこれたのは、社員だけでなく、みなさんのおかげ
だから『なんとか気持ち表そうよ』これだけ伝えてきた。
『感謝の気持ちを表す』 → これが目的としてブレなかった

(大久保さんのいう『深さ』『強さ』『透明感』の話と見事にリンクしました。)

・どんなに小さくても経営者としてやるべきことはキチッとやる

・毎年少しずつでも成長していく仕組みをつくる必要がある

・経営とは知らしめること
 たから、わかりやすいことばでキチッと伝えること。言ったはずは×。
 「何のためにやるのか」これを伝える

 「何のために」を伝えずに行動指示してしまう会社が多い(大久保さん)
 (これって、すごく大切に気がしました)



◆◆ 人が輝くためには(ディスカッションのしめ)

・川畑さん
 競争しない ・・・ 自発性、チームワーク

・塚越さん
 末広がりでゆったりとやる。
 一人ひとりの成長なくして会社の成長はない

 年度末の面接できくこと
 「この一年でどれだけ人間的に成長しましたか?」

・横田さん
 どうなりたいか?
 これを明確にすることが大切

 目に見えない部分(質的なもの)について想うこと
 (ものさしをつくる)

・大久保さん
 まず自分が輝くこと。 → 人の輝きを引き出す人になる。


◆◆ 感謝

今回の情報をくれた人見さんに感謝します。
企画をしてくださったみなさんに感謝します。
会場でこまやかな対応をしてくれたみなさんに感謝します。
講師のみなさんに感謝します。
伊那食品工業のみなさんに感謝します。

伊那フォーラム2

2008年06月10日 | 経営品質
6月7日の夜の懇親会の話です。

ブラザーの水谷さんと一緒に会場に向かったのですが、方向を間違えて、迷子になり、会場に遅れてついたら、「もう受付は終わりました」と言う感じで面倒だという表情とともに、冷たい対応をされてしまいました。

人間って我がままなもので、遅れた自分を棚にあげて、フォーラムに参加させてもらって感謝しないといけないはずの伊那JCを瞬間で嫌いになりそうになりました。


人間のできていない私を、救ってくれたのが二人の人。
一人がブロックスの西川さん。
もう一人が伊那JCの人。(名前はわからないのでAさんとします)

西川さんは参加できるようにお願いしてくれるし、Aさんは、ちょっと中を確認してみますと丁寧に対応してくれました。だめでも「確認してみます」と言われると納得しやすいですよね。

結局、中に入れていただけるようになり、みんなさんと合流できました。
ありがとうございました。


◆◆ 大盛況

ガーテンパーティー同様、なだたる人がたくさん参加していました。
鬼丸さんも合流し、あちこちで名刺交換会の列ができていました。

私が並んだのは原伸介さん。
お会いしたかった方です。

名刺と一緒に自身が取材されたテレビの映像と講演会のDVDを下さいました。
めちゃくちゃうれしかったです。

原さんの本は3冊とも読みましたが本当に面白かったです
事務所には言霊をいただけるように
「未来へゆこうか!」
「さぁ、ドラマチックになってきたよ!」
の言葉を掲示してあります。

懇親会のおわりに前に出て話をされました。

「自分を抱きしめてあげて」

「笑っていれば大丈夫、笑っていなくても大丈夫」

ALL OKという感じの話があり、それが、すっと腹に落ちて、気持ちが楽になりました。

聴けてよかったです。
少ししか飲み食いできませんでしたが、余りある価値がありました。


◆◆ 落とし前

私は二十数年前、親戚の営む鰻屋でバイトをしていました。
たたくと金属音のする最高級の備長炭を使っていました。
この炭はすごい。という話をしていると

「そりゃ、人間国宝級の人が焼いているから」

「でも...  後継者がいない...」

平成でなく昭和の時代から既に炭焼きは衰退していました。
こんな素晴らしい炭をつくることを継ぐ人がいないなんて...。
日本の文化の行く末を案じた自分がいました。

でも

それを見捨てて、何もしない自分がいました。

だから、原さんにあったら、『ごめんなさい』と『ありがとう』を言おうと決めていました。

日本の文化を見殺しにしていた自分に対して、ちょっとだけ。落とし前がつけられた気がしました。原さんありがとうございました。


◆◆ おまけ

炭火の美しさはみんさんご存知でしょうか?
窯の中の炭火を私は知りません。
それは美しいと聴いています。

でも、つくられた炭に再び火がつけられたときも、十分に美しいものです。

バイトで『火を起こしてくれ』といわれたら、炭を積み、種火に割り箸(お客さんの使用したものの再利用)を使います。

そして、うちわを使って、中村文昭さんが皿を洗うぐらいの根性(何人わかるかなぁ)で、『ン~~ン』と扇ぎます。

赤いというか白いというか銀色というか...
燃えているというより、輝いています。

美しいです。
この火を自分が起こしたかと思うと妙に見入ってしまいました。

美しい火が見たいときは、いい炭と本気がいります。
是非、お試し下さい。(^^;)
放火では絶対に見られません。


◆◆ おまけのおまけ

人気マンガ『ナルト』のナルトは風の属性、ライバルのサスケは火の属性。
炭火を輝かせるのは風。
サスケを輝かせるのはナルト。
敵対関係にある二人が協力関係になるのはいつのことやら。



◆◆ JCの変革

鬼澤さんがフォーラムの場でも言っておられましたが、JCが変わりつつあります。

いままでは経営の勉強なんてほとんどせず、いきなり『町づくり・国づくり』に走ってしまうので、社員を働かせて、社員が稼いだお金を社員のために使わず違うところで無駄遣いする団体だと思っていました。(ゴメンナサイ)

でも、企業も街を構成する一員であるから、まずは良い企業づくりが必要であるという方向に今は来ています。それを推進しているのが日本型経営探求委員会ということです。

CSの前にESです。
街づくり前のに会社づくりです。

よい会社をつくる
よい経営者になる
よい地域をつくる

この考えの前には、団体の違いはたいした問題ではありません。
みんな、かんばりましょうね。




50周年記念ガーデンパーティー&伊那フォーラム

2008年06月09日 | 経営品質
7日8日と、伊那フォーラムにいってきました。

7日のフォーラム参加者には、なんと伊那食品工業さんの50周年記念ガーデンパーティーへの入場もさせていただきました。おかけざまで、なんとも素晴らしい時間を過ごすことができました。

パーティーは10時からですが、私は早めの9時過ぎにつきました。ショップは9時からやっているので、パーティー代ぐらいとりあえず買い物をして、その後は芝生の上のテーブルで読書をして過ごしました。天気もよく、空気は澄んでおり、気持ちよかったです。

受付をしたあと、あてもなくフラフラしていると、ひとつだけ離れたテーブルにいる、鍵山秀三郎さんを見かけました。(ちょっと声をかける勇気がでませんでした。)

そうこうしていると鬼澤さんに呼び止められて、話をしていると、大久保寛司さんとリッツの高野さんが現れました。その横を横田会長さんほか四国のみなさんが車で通っていくという感じです。


◆◆ コンサート

みなさんとわかれた後、大久保ファミリー(大久保寛司さんの子どもさんは7人全員バイオリンをやるのです)の弦楽コンサートの時間が来たので、かんてんぱぱホールへ移動しました。

そしたら、あとから、くだんのスター軍団がゾロゾロきて、勢ぞろいしました。
さらに、加賀屋さんがいて、大嶋さん(てっぺん)がいて、荒川さん(四国管財)がいて、DOITの方々がいて。
でもって、コンサートの司会はバグシーの久保さん。

子どもの頃に行った、スーパーカーショーでの興奮を思い出しました。


◆◆ 本番です

コンサートは素晴らしかったです。
今回は子どもさんの5人とその1人のお嫁さん(ピアノ)の6人構成です。

素人なので演奏の上手下手はよくわかりません。
でも、家族が自然に湧き出るステキな表情で、互いに調和を図っているのを見たら感動しました。適切なのかどうかわかりませんが、音が澄んでいるのに温かく感じました。

涙が出ました。


ああ、これって、このガーデンの空気と同じだ。


◆◆ 和太鼓

弦楽コンサートが終わったので別のところでやっている和太鼓を見に行きました。
みんな考えが同じようです。

となりに高野さんがいて、大久保さんがいて...

演奏が終わって、今度は観客に太鼓をたたいてもらうという形になりました。
幸いなことに?バチを配りに来たお嬢さんと目が合ってしまい、前へでることに。
ついでに、高野さんと大久保さんもしとめられました。

光栄なことに高野さんと二人で一つの太鼓をたたきました。
みなさん、ひとり一本という中、大久保さんは、やる気マンマンでひとりでバチを二本
持っていました。

生まれて初めての和太鼓の経験ですが、面白かったです。
教えていただいたとおりにみんなでなんとか形にできました。

◆◆ 太鼓の面白しろいところ

たたくと跳ね返ってくる感触があることです。
反応が強く欲しいときは強くたたきます。
まっすぐたたかないと、跳ね返ってきません。
人間関係みたいでした。


◆◆ 

このあとバラけたので、食事タイムです。
あちこち屋台がでているので、五平餅とサイコロステーキを頂きました。
五平餅は三河と味がちがうけど美味しかったです。
ステーキは自社の農園の野菜(農業法人までもっています)と一緒でこれも美味しかったです。
冷やしトマトも本当に美味しかったです。

このあと、すぐにタカハシテクニアの高橋さんから電話をもらって合流しました。
高橋さんと食事をしている最中にブラザーの水谷さんに久々に会いました。
そこに、師匠、川畑保夫さんとおかげ屋の諸岡が登場です。

野菜スティック美味しかったです。


ここで時間となり、フォーラム会場へ移動しました。


◆◆ にじみでる『いい会社』度

二日目のパネルディスカッションで言われて、私も初めて気がつきました。

・すれ違う社員さんがみんな足を止めて挨拶をしてくれる。

・社員さんがみんな表に出ておもてなしをしてくれていました。
 裏方に回っている人がいなかったのではないかということです。

・全部、社員さんが自ら考えて企画したそうです。

全国の店を休んで、全社員でおもてなしをして下さったのですが、日ごろの感謝を全員で示したいというトップの思いをみごとに実現していたパーティーだったと思います。


フォーラム出席者ということで特別に参加させていただいた身分であり、感謝することはあっても、感謝される身分ではないので恐縮してしまいました。でも、みなさん、分け隔てなく接してくださいました。違ったのは招待客が赤、我々が青という入場券がわりのワッペンの色だけだったと思います。


日ごろからかんてんぱぱを使っていて良かったと思いました。
朝、お店で買い物をしておいてよかったと思いました。
少しだけ、申し訳なさが軽減できた気がします。


すばらしい時間を過ごすことができました。


伊那食品工業のみなさんには本当に感謝申し上げます。
大久保ファミリーのみなさんにも感謝申し上げます。