今、あっちこちでレッツ・チャットの存続を願う署名活動が動いています。
感動を配るため全国を講演して回っている「かっこちゃん」こと山元加津子
さんが声をあげたことから大きく動いています。
ずっと長いこと石川県内の講演活動の際にかっこちゃんを支えていた
「宮ぷー」が脳梗塞で倒れ、奇跡的に一命をとりとめました。
「レッツ・チャット」はそんな方の「命のコミュニケーションツール」です。
不採算なものは止めるという企業判断はとがめられないので、批判ではなく
あくまで「お願い」の署名集めです。
今、私のもとにも、いろんなルートからこの署名の話が伝わっています。
「あぁ、みんな繋がっている」
それを強く感じています。
これを見て、一人でも動いてくれたら、うれしいです。
******************************
第377号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと
2010年8月20日現在 参加者人数3404人
「8/20 昨日の宮ぷー」
このメルマガを初めて読まれる方へ
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/story/index.html
今日は20日、宮ぷーが脳幹出血で倒れて1年半が経ちました。毎月20日が来るたびに宮ぷーが倒れた日のことを思い出します。でも、その日をうれしい日にしようと、思い立ちました。いつもの月の20日でしたら、「メルマガを読んでくださっているみなさん、宮ぷーの日記をお一人でもいいので、転送をしていただけたらうれしいです。お願いいたします」とだけ書くところです。けれど、今日はどうしてもどうしても多くの方にお願いがあるのです。
宮ぷーが倒れた最初の頃は、月日が経つのがとてもとても怖かったのです。早く意識が戻って欲しいとそればかりを願っていて、観なければいいのに、ネットや本で1ヶ月戻らなければ、何割もう戻らないとか3ヶ月戻らないともう戻らないのじゃないかとか、そんなことを気にしてしまっていたのです。
その頃、私は宮ぷーの妹さんに何度も言ったことがありました。「統計や確率がどうであろうと、お兄ちゃんは、必ず意識を取り戻すよ。そして、そうなったら、なんとしてでも気持ちを伝え合えるようにする。だって私、そのお仕事をずっとしてきたんだもの。恭子ちゃん心配いらないよ。大丈夫。また必ずお兄ちゃんとお話しができるようになるからね」恭子ちゃんにそんなふうに言いながら、私は本当はまるで暗闇の中を大きな海に船出した小舟のように不安だったかもしれません。
とにかく、思いつくことをしていくことしかできなかったのです。けれども、もっと不安だったのは宮ぷーだったと思います。思いがあっても、体のどこも動かず閉じ込められた状態で思いを伝えられない。それはどんなに孤独でつらかったことでしょう。けれども、宮ぷーが思いを伝えられるようになるために大きな助けになったのが、様々な意思伝達装置の存在でした。
体のどこか動く場所がないか、あれば、いろいろなスイッチを使うことができる。もしそれが難しければ、マクトスという脳波スイッチがある。そして、スイッチと意思伝達装置のレッツチャット(宮ぷーが今使っている装置です)や伝の心とつなげればきっと思いを伝えられるとすがるように思っていました。
そして、宮ぷーの首が8月の終わりに動き出したときに、頭の横にスイッチを置いて、レッツチャットを使うことができるようになったのです。だから、宮ぷーと私にとって、レッツチャットは恩人だと思います。今も、さまざまな思いを伝えてくれるレッツチャットは、宮ぷーが誰の手も借りずにスイッチを入れて、思いを伝えられる。「ありがとう」「ごめんね」「気をつけて」「だいじょうぶ?」宮ぷーがレッツチャットで伝えてくれる言葉はいつも愛にあふれています。テレビもレッツチャットとレッツリモコンとつなげて、チャンネルを変えたりもできるし、ナースセンターへ連絡することもできるのです。レッツチャットは宮ぷーの命綱とも言えると思います。
ところが、そのレッツチャットが実は大変なことになっているということがわかりました。宮ぷーと同じように息子さんがレッツチャットを使っておられる池原さんというお母さんから署名のお願いが回ってきました。それはレッツチャット存続をパナソニックの社長さんにお願いをする署名を集めてほしいというメールでした。そして、販売店などに伺ったところ、もう在庫は限られているということもわかりました。
その在庫が終わったら、今のレッツチャットはもう無いということなのです。いま、この時点でもレッツチャットが必要な方はとてもたくさんおられると思います。意思伝達装置というものがあるということすら知られていないために、需要が少ないということも大きな原因だと思います。だから、それを広めたいというのが、私や宮ぷーの願いです。けれど、もし、そのことが広まっても、レッツチャットは既になくなってしまっているかもしれません。
私は特別な会社の機械だけを応援したいわけではないのです。マクトスも、トーキングエイドも伝の心も他の意思伝達装置もみんな大切。けれど、今、存続の署名が必要なのがレッツチャットだと言うこと。そして、宮ぷーがお世話になって、命の絆であるのがレッツチャットであるということ。
もしレッツチャットが壊れてしまったら、宮ぷー自身も困ります。だって代わりがなくなるのです。そして今、レッツチャットで命をつないでいる方が一杯おられるのです。その方々がとてもとても困ります。だって、レッツチャットは命なのです。それから、新しく必要な方もたくさん居られるはずです。
だから、レッツチャットは無くなっては絶対に絶対に困るのです。一定数が集まり次第、パナソニックさんにお渡しすると言うことでした。私は病室でおろおろしながら、ベッドの周りを何度も回っています。どうしようどうしよう・・そしてやっぱりみなさんにお願いするしかないと思いました。
どうぞみなさん、署名を集めていただけないでしょうか? 署名の用紙をアップしました。そこからダウンロードして、印刷していただき、署名を集めていただけますでしょうか?
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/syomei.pdfいちじくりんからもダウンロードできます。
署名は何人でもいいのです。3人でも4人でもいいのです。私宛に郵送で送っていただけますでしょうか? その後、池原さんにお渡しします。署名の送り先の私の住所は、kakko@js7.so-net.ne.jp$ (最後の$マークを消して送信下さい)に、「送り先を教えてほしい」とメールをいただけたらと思います。あまり時間がなくてすみません。どうぞ宜しくお願いいたします。署名は9月2日に到着するようにお願いいたします。
それから、私、思うのです。署名は大切だけど、署名にお手紙があったらいいかなあって思いました。私はレッツチャットがあったおかげで、今の宮ぷーがあるし、すごくレッツチャットは大切だし、そんなレッツチャットを支えてくださってきた、ファンコムさんやパナソニックさんはすごいって思うのです。
本当にすごくすごく感謝をしています。病気や障害はとても大切なんだということが、今は科学的にわかってきていて、病気や障害のために苦しまれた方がおられるからこそ、すべての人を含む社会が明日へ向かって歩いていけるのだということ。だから、障害を持った人や病気の方を支えている大切な機械を作り続けてくださったパナソニックさんに感謝の思いを伝えたいです。そして、絶対にレッツチャットをなくさないでくださいって書きたいと思います。字が下手なのでワープロになるけど、書きます。もし、社長さんへのお手紙を書いて下さる方が居られたら、署名と一緒に私宛に送って下さい。とてもとてもうれしくありがたいです。
そしてもうひとつお願いです。ぜひ、このことをブログやミクシィやツイッターなどでも、ご紹介いただけたらと思います。お知らせ下さる際には、上に書いた詳細内容と一緒に送って頂くか、いちじくりん(http://itijikurin.blog65.fc2.com/)を見て下さるようにお伝え下さい。
レッツチャットっていったい何だろうという方もおられると思うので、宮ぷーのちらしのこともお知らせいただけたらうれしいです。こんなふうに使っているって分かっていただけるように思うのです。今日、偶然、病室に宮ぷーにレッツチャットを持ってきてくださった業者さんが来てくださいました。
私はすぐにこの話をしました。業者さんは「大変だ」って言ってくださいました。「これは大変です。多くの人がそんなことになったら困ります」とおっしゃいました。「この事実、みんな知らないから、リハビリセンターの方も、病院のリハビリの先生たちも困られると思います。僕もやりますから」と言ってくださいました。
まだおろおろしています。どうぞ皆さん宜しくお願いします。宮ぷーは今日も「おかえり、まっていたよ、あいたかったよ」って書いてくれたよ。とてもとてもうれしかった。宮ぷーはレッツチャットがあったからこそ、生きる意欲が湧いて、こんなに回復したのだと思います。全国に何人もそんな方が居られます。どうぞよろしくお願いいたします。
かつこ
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感動を配るため全国を講演して回っている「かっこちゃん」こと山元加津子
さんが声をあげたことから大きく動いています。
ずっと長いこと石川県内の講演活動の際にかっこちゃんを支えていた
「宮ぷー」が脳梗塞で倒れ、奇跡的に一命をとりとめました。
「レッツ・チャット」はそんな方の「命のコミュニケーションツール」です。
不採算なものは止めるという企業判断はとがめられないので、批判ではなく
あくまで「お願い」の署名集めです。
今、私のもとにも、いろんなルートからこの署名の話が伝わっています。
「あぁ、みんな繋がっている」
それを強く感じています。
これを見て、一人でも動いてくれたら、うれしいです。
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第377号 宮ぷー こころの架橋ぷろじぇくと
2010年8月20日現在 参加者人数3404人
「8/20 昨日の宮ぷー」
このメルマガを初めて読まれる方へ
メルマガの生い立ちをこちらのページに書いていますので、ご参照ください。
http://ohanashi-daisuki.com/story/index.html
今日は20日、宮ぷーが脳幹出血で倒れて1年半が経ちました。毎月20日が来るたびに宮ぷーが倒れた日のことを思い出します。でも、その日をうれしい日にしようと、思い立ちました。いつもの月の20日でしたら、「メルマガを読んでくださっているみなさん、宮ぷーの日記をお一人でもいいので、転送をしていただけたらうれしいです。お願いいたします」とだけ書くところです。けれど、今日はどうしてもどうしても多くの方にお願いがあるのです。
宮ぷーが倒れた最初の頃は、月日が経つのがとてもとても怖かったのです。早く意識が戻って欲しいとそればかりを願っていて、観なければいいのに、ネットや本で1ヶ月戻らなければ、何割もう戻らないとか3ヶ月戻らないともう戻らないのじゃないかとか、そんなことを気にしてしまっていたのです。
その頃、私は宮ぷーの妹さんに何度も言ったことがありました。「統計や確率がどうであろうと、お兄ちゃんは、必ず意識を取り戻すよ。そして、そうなったら、なんとしてでも気持ちを伝え合えるようにする。だって私、そのお仕事をずっとしてきたんだもの。恭子ちゃん心配いらないよ。大丈夫。また必ずお兄ちゃんとお話しができるようになるからね」恭子ちゃんにそんなふうに言いながら、私は本当はまるで暗闇の中を大きな海に船出した小舟のように不安だったかもしれません。
とにかく、思いつくことをしていくことしかできなかったのです。けれども、もっと不安だったのは宮ぷーだったと思います。思いがあっても、体のどこも動かず閉じ込められた状態で思いを伝えられない。それはどんなに孤独でつらかったことでしょう。けれども、宮ぷーが思いを伝えられるようになるために大きな助けになったのが、様々な意思伝達装置の存在でした。
体のどこか動く場所がないか、あれば、いろいろなスイッチを使うことができる。もしそれが難しければ、マクトスという脳波スイッチがある。そして、スイッチと意思伝達装置のレッツチャット(宮ぷーが今使っている装置です)や伝の心とつなげればきっと思いを伝えられるとすがるように思っていました。
そして、宮ぷーの首が8月の終わりに動き出したときに、頭の横にスイッチを置いて、レッツチャットを使うことができるようになったのです。だから、宮ぷーと私にとって、レッツチャットは恩人だと思います。今も、さまざまな思いを伝えてくれるレッツチャットは、宮ぷーが誰の手も借りずにスイッチを入れて、思いを伝えられる。「ありがとう」「ごめんね」「気をつけて」「だいじょうぶ?」宮ぷーがレッツチャットで伝えてくれる言葉はいつも愛にあふれています。テレビもレッツチャットとレッツリモコンとつなげて、チャンネルを変えたりもできるし、ナースセンターへ連絡することもできるのです。レッツチャットは宮ぷーの命綱とも言えると思います。
ところが、そのレッツチャットが実は大変なことになっているということがわかりました。宮ぷーと同じように息子さんがレッツチャットを使っておられる池原さんというお母さんから署名のお願いが回ってきました。それはレッツチャット存続をパナソニックの社長さんにお願いをする署名を集めてほしいというメールでした。そして、販売店などに伺ったところ、もう在庫は限られているということもわかりました。
その在庫が終わったら、今のレッツチャットはもう無いということなのです。いま、この時点でもレッツチャットが必要な方はとてもたくさんおられると思います。意思伝達装置というものがあるということすら知られていないために、需要が少ないということも大きな原因だと思います。だから、それを広めたいというのが、私や宮ぷーの願いです。けれど、もし、そのことが広まっても、レッツチャットは既になくなってしまっているかもしれません。
私は特別な会社の機械だけを応援したいわけではないのです。マクトスも、トーキングエイドも伝の心も他の意思伝達装置もみんな大切。けれど、今、存続の署名が必要なのがレッツチャットだと言うこと。そして、宮ぷーがお世話になって、命の絆であるのがレッツチャットであるということ。
もしレッツチャットが壊れてしまったら、宮ぷー自身も困ります。だって代わりがなくなるのです。そして今、レッツチャットで命をつないでいる方が一杯おられるのです。その方々がとてもとても困ります。だって、レッツチャットは命なのです。それから、新しく必要な方もたくさん居られるはずです。
だから、レッツチャットは無くなっては絶対に絶対に困るのです。一定数が集まり次第、パナソニックさんにお渡しすると言うことでした。私は病室でおろおろしながら、ベッドの周りを何度も回っています。どうしようどうしよう・・そしてやっぱりみなさんにお願いするしかないと思いました。
どうぞみなさん、署名を集めていただけないでしょうか? 署名の用紙をアップしました。そこからダウンロードして、印刷していただき、署名を集めていただけますでしょうか?
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kakko/miyapupuro/syomei.pdfいちじくりんからもダウンロードできます。
署名は何人でもいいのです。3人でも4人でもいいのです。私宛に郵送で送っていただけますでしょうか? その後、池原さんにお渡しします。署名の送り先の私の住所は、kakko@js7.so-net.ne.jp$ (最後の$マークを消して送信下さい)に、「送り先を教えてほしい」とメールをいただけたらと思います。あまり時間がなくてすみません。どうぞ宜しくお願いいたします。署名は9月2日に到着するようにお願いいたします。
それから、私、思うのです。署名は大切だけど、署名にお手紙があったらいいかなあって思いました。私はレッツチャットがあったおかげで、今の宮ぷーがあるし、すごくレッツチャットは大切だし、そんなレッツチャットを支えてくださってきた、ファンコムさんやパナソニックさんはすごいって思うのです。
本当にすごくすごく感謝をしています。病気や障害はとても大切なんだということが、今は科学的にわかってきていて、病気や障害のために苦しまれた方がおられるからこそ、すべての人を含む社会が明日へ向かって歩いていけるのだということ。だから、障害を持った人や病気の方を支えている大切な機械を作り続けてくださったパナソニックさんに感謝の思いを伝えたいです。そして、絶対にレッツチャットをなくさないでくださいって書きたいと思います。字が下手なのでワープロになるけど、書きます。もし、社長さんへのお手紙を書いて下さる方が居られたら、署名と一緒に私宛に送って下さい。とてもとてもうれしくありがたいです。
そしてもうひとつお願いです。ぜひ、このことをブログやミクシィやツイッターなどでも、ご紹介いただけたらと思います。お知らせ下さる際には、上に書いた詳細内容と一緒に送って頂くか、いちじくりん(http://itijikurin.blog65.fc2.com/)を見て下さるようにお伝え下さい。
レッツチャットっていったい何だろうという方もおられると思うので、宮ぷーのちらしのこともお知らせいただけたらうれしいです。こんなふうに使っているって分かっていただけるように思うのです。今日、偶然、病室に宮ぷーにレッツチャットを持ってきてくださった業者さんが来てくださいました。
私はすぐにこの話をしました。業者さんは「大変だ」って言ってくださいました。「これは大変です。多くの人がそんなことになったら困ります」とおっしゃいました。「この事実、みんな知らないから、リハビリセンターの方も、病院のリハビリの先生たちも困られると思います。僕もやりますから」と言ってくださいました。
まだおろおろしています。どうぞ皆さん宜しくお願いします。宮ぷーは今日も「おかえり、まっていたよ、あいたかったよ」って書いてくれたよ。とてもとてもうれしかった。宮ぷーはレッツチャットがあったからこそ、生きる意欲が湧いて、こんなに回復したのだと思います。全国に何人もそんな方が居られます。どうぞよろしくお願いいたします。
かつこ
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