永続のページ別館

愛知県岡崎市在住
永続のページ管理人の個人日記

二七市(ふないち)で商売を学ぶ。

2006年09月17日 | 気づき
二七市(ふないち)へ行ってきました。

地元の市で2と7が付く日に市がたちます。
小学校の授業で行ったとき印象に残った店があったようで子どもに
せかされて行ってきました。

そこで目にしたのは、二件の八百屋の違いでした。

A店で、おばあさんが、リンゴを一つだけ売って欲しいとバケツに
入ったリンゴ指していいました。
1人暮らしのようで何個も食べられないみたいです。

おやじ『そんなのダメダメ』

この行動が私には理解できませんでした。
だって、一個売って一個バケツに在庫を足せば元にもどるのに。
関係ないはずの私がイライラしてきました。

そのあと、同じ並びの八百屋B店へ行くと、さっきのおばあさんが
いて、リンゴを買っていました。ここでは商談が成立したようで、
リンゴを包んでもらいながら、お店のおばちゃんと楽しそうに会話
をしていました。

私が子どものころから見てきた『市』はB店のような店の集まりだっ
たので、ちょっとうれしかったです。


帰りがけに、果物の中でリンゴが一番大好きだという次男が、リンゴ
を買いたいといいました。
もちろん、戻って買いに行ったのはB店です。

A店のおっちゃん。私が見たのはリンゴをバケツ一杯と一個だったけど
毎日、こんな損を積み重ねているのではないのでしょうか?

あのおばあさんも、今日だけ二七市へ来た人ではあるまいし。
お客様の『生涯価値』って大切です。