(公社)日本火災学会主催の標題セミナーに参加しました。年1回、関西と関東でそれぞれ開催されている企画で、初めて参加させていただきました。関東においては、横浜市での開催でした。
テーマは「大規模地震発生に伴う都市の火災危険と対策」というもの。会場には私のような一般参加者をはじめ、地元の消防団等関係者が詰めかけていました。
以下3名の講師から、各テーマにつき講演がありました。(敬称略)
「震災による火災と木造密集市街地における防火・避難対策」 東京理科大学 関澤愛
「火災旋風の危険性と心構え」 消防庁消防研究センター 篠原雅彦
「建物火災で発生、飛散する火の粉による延焼拡大メカニズムと対策」 国土交通省 林吉彦
関澤氏からは、関東大震災及び阪神淡路大震災の教訓から、災害想定における「同時多発火災」の重要性につきお話がありました。
篠原氏からは、関東大震災等の大災害において発生した火災旋風につき、その危険性につき指摘があり、発生メカニズムにつき分かっていないことが多いが、大規模火災の際に発生する傾向にあり、火災を最小限に抑える或いは出火を防ぐことが、発生抑止につながるとの指摘がありました。
林氏からは、数センチにも及ぶ核を持つ火の粉による延焼メカニズムにつき、国交省研究所での豊富な実験例を元にお話がありました。火災旋風よりも火の粉による延焼の方が、発生頻度が多いという指摘もありました。
最後に、横浜市消防局より感震ブレーカー普及策をはじめとした取り組みにつき紹介がなされ、フォーラムは閉会となりました。
蕨市でも一部残る木造密集地については、やはり同時多発火災の危険性を想定する必要があるものと思いました。
テーマは「大規模地震発生に伴う都市の火災危険と対策」というもの。会場には私のような一般参加者をはじめ、地元の消防団等関係者が詰めかけていました。
以下3名の講師から、各テーマにつき講演がありました。(敬称略)
「震災による火災と木造密集市街地における防火・避難対策」 東京理科大学 関澤愛
「火災旋風の危険性と心構え」 消防庁消防研究センター 篠原雅彦
「建物火災で発生、飛散する火の粉による延焼拡大メカニズムと対策」 国土交通省 林吉彦
関澤氏からは、関東大震災及び阪神淡路大震災の教訓から、災害想定における「同時多発火災」の重要性につきお話がありました。
篠原氏からは、関東大震災等の大災害において発生した火災旋風につき、その危険性につき指摘があり、発生メカニズムにつき分かっていないことが多いが、大規模火災の際に発生する傾向にあり、火災を最小限に抑える或いは出火を防ぐことが、発生抑止につながるとの指摘がありました。
林氏からは、数センチにも及ぶ核を持つ火の粉による延焼メカニズムにつき、国交省研究所での豊富な実験例を元にお話がありました。火災旋風よりも火の粉による延焼の方が、発生頻度が多いという指摘もありました。
最後に、横浜市消防局より感震ブレーカー普及策をはじめとした取り組みにつき紹介がなされ、フォーラムは閉会となりました。
蕨市でも一部残る木造密集地については、やはり同時多発火災の危険性を想定する必要があるものと思いました。