某ファンサイト管理人の音楽随想記

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「笛社会」-栗コーダーカルテット

2008年01月27日 | ♪インスト・New Age


「笛社会」-栗コーダーカルテット
2007年

 

最近聞いたあるインディ系のアーティストの言葉が耳に残っています。確か
「最近のメジャー系はプライドも何もない」
みたいな発言でした。
実は私もつくづくそう感じていました・・・。

国内制作物では、メジャーである事の意味を感じない、つまり高い企画の志を感じない、ありきたりの作品ばかりのような気がします。中でも往年の素晴らしい作品を輩出し続けたCBS/SONY、そのDNAが全く断絶したと感じさせる現在のSONY Recordsの国内制作物は本当に・・・だと感じます。少なくとも大人の鑑賞に堪えうるものが殆どない。ここが一番質が落ちたように思います。

ビクターやキング、意外なところでテイチクなどが、優れた企画で新譜や古いカタログでなかなかの作品を送り出しているのと好対照です。きっと、ここは制作手法がインディと何も変わらないのでしょう。多分少人数でちまちま制作しているだけなのだと思うな~。あるいは、事務所任せで自社ではリスクを負わない環境なのかも???いずれにしても、喧々諤々の議論の末に大人の智慧が混じり合って作品を生み出すような環境ではなく、”アーティスト”という名目の下、所詮子供の世界を単純に音にしているだけなのでしょう。創造の世界でもゆるい今の社会を反映しているのかも。だから時代を超える音楽が今は殆どありません。

※一応補足:毎回SONY Recordsを厳しく指摘しているのは私なりの愛情の裏返しであります。昔のCBS/SONYは本当に好きだったし、”迷った時はCBS/SONYだ”という時代が私の中で確実にありました。なので奮起を期待しているのです。念のため(^^;。

ところで、この栗コーダーカルテットは、あのゆる~い「ダースべーダーのテーマ」のウクレレバージョンをご存じ方や、またはNHKのピタゴラスイッチなんかをご存じの方はすぐにピンとくるでしょう。とても個性的で、独創的で、ほのぼのとさせてくれる音楽集団です。

今回のこのような素晴らしい個性的なアルバムは、今やメジャーからはまず期待できませんね~。今のメジャーの会社はリスクを負えない人ばかりでしょうし、何より企業環境もそんな余裕はないでしょうしね・・・。

 


栗コーダーカルテットのみなさん

 


ゆる~い「Highway Star 」(笑)↑ クリック!

 

↓もし一度も音を聞いたことがないかたはここで試聴を↓

メジャー系の”ビジネスに取り憑かれた”音楽とは一線を画する、
或る意味本当に純粋な音世界です。
このアルバムを聴いた日は
一日中ほんわかした気分で過ごせますよ

一度お試し
あれ!

笛社会
栗コーダーカルテット
GENEON ENTERTAINMENT,INC(PLC)(M)

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