「IO CANTO」-Laura Pausini
ラウラ・パウジーニ
2006年11月
全POPSファン待望の新譜です!
イタリアの、いや今やそんな一地域の次元ではなく世界中に多くの熱いファンを持つラウラ・パウジーニの待望の新作が出ました!このブログでも昨年の11月13日に記事にしておりますが、私もファンクラブに入っているほど大好きです・・。もっとも更新手続きしていないので最近連絡来ないけど(^^;
今の世界のポピュラー・ミュージックは大きくいうと、従来のロック・フォーマット系の他に、あとアメリカ発の黒人系のリズム系(メロディが希薄)とか、アメリカで言うとより白人のルーツを前面に出したルーツ系とかが目立つような気がします。反対にセリーヌ・ディオンのような普遍的なPOPSは出番がなくなってきてしまいました。ファン層を絞り込んだセグメント化されたタイプの音楽と、あとなんと言うか「民族」のアイデンティティを強く押し出した音楽ばかりがどんどん目立ってきているように感じます。そして後者は世界の情勢と無縁ではないとも感じます。
そんな中で、彼女のような、メロディありきの音楽を、先端の音楽のセンスで普遍的な上質のPOPSを聴かせるタイプのアーティストは意外と少なくなっていると思います。もちろんそのタイプがいても、ここまで聴き応えのある高いレベルに仕上げている人は欧米ではもうあまり思いつきませんデス。
彼女はイタリアの人ですが、このアルバムも同時にスペイン語盤も出ていますし、別のアルバムでは英語盤でアメリカ・英語圏にも進出しているし、ちょっと前にはフランスでのライブ盤も出ているし、以前から南米でも大人気だし、今や世界でも有数の人気を誇っています。日本では普段英語圏の音楽情報しか報道されません。それもパブリリシティが中心だからレコード会社が売りたいアーティストの情報ばかりです。なのであまりこの人の情報は耳にしませんが、でももしかしたらその人気度は全世界で見ると遥かに想像以上なのかもしれません・・。そうそう以前はローマ法皇の前でも歌を披露していたと記憶しています(確か)。オフィシャル・サイトは6ヶ国語対応だし(^^)<日本語はないけど<おいおい(^^;。
ちなみに、このアルバムではあのJuanes・ファネスとかフランスのジョニー・アリディともデュエットしていたりしてます。 セリーヌ・ディオンとかの万人向けPOPポジションが空白の今、正統派のPOPSを世界規模で継承できるアーティストは彼女以外にいないでしょう
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