「Premeiras Agus/プリメイラス・アグアス」1997年
-Anabela/アナベラ-
ポルトガル
昨日イタリアまで行っちゃったし、
今日はついでにポルトガルまで行ってみましょうか・・・?(笑)
という訳で今日は
ポルトガル
ですっ(^^)
と言っても実は、私はあまりこの国の音楽に詳しい訳ではありません。正直言いますと、まぁファドやアマリア・ロドリゲスなどの一般常識レベルにちょと毛が生えた程度ですね。あとは、数年前に来日公演を行ったドゥルス・ポンテス(Dulce Pontes)位かなぁ・・?そうそう、このドゥルス・ポンテスはあまりにすごい歌手なので、いずれきちんと書きたいと思います(サインももらったし(笑))。・・・そういう訳で、だからポルトガル音楽はそれら以外には、CDショップでいくつか目利き(←カンとも言う(笑)で買ったCDがある位です。
このAnabela/アナベラは、そんな中のコンピ盤に入っていて、一度でとても気に入ってしまって、アルバムを探しまくってやっと見つけたCD/シンガーなんです。この人はいわゆる、ファドとかの強い伝統的なものは余り感じない、クセのない(少ない)POPソングだったのです。そうそう、ポルトガル語は全然わからないので、感覚で聴いています(笑)。
【アルバム紹介(帯より)】
ポルトガルの新世代のシンガー。ナチュラルな声が、アコースティックなサウンドと優しいリズムに彩られる彼女のデビュー・アルバム。どことなく漂うポルトガルの叙情が、時に甘く、時に切なげに、エキゾチックに響く。そして、ボサノヴァのルーツであるポルトガル音楽独特の繊細なリズム感は、ソフトな音楽性に軽やかさと奥深さを与え、透明な爽風のように音符の間を満たしてゆく・・・
う~ちょっとわかるような、そうでもないような・・・(^^; 。でもまぁこんな感じです(<おいおい(笑))。そう、このアルバムは、いわゆる「アコースティック・ポップ」系と言えると思います。イタリアのラウラ・パウジーニの「ローラの休日」と題されたアルバム(彼女の記事ご参照)をご存じの方なら、あの心地よいアコースティック感覚のポルトガル版とでも言えばなんとなくわかって頂けるでしょうか・・・?
もっと正確には、普段耳にするアメリカ・イギリス系譜のポップスとはひと味違って、多少地中海的なトラッド感を感じるポップスだと思います。でも先に言いましたように"コテコテ感"がないし、ボーカルも(実力は感じますが)サラッと歌っている曲が多いので、とても聞き易いです。とても良質なPOPアルバムと言えます。
ポルトガルの音楽と言うと、私も含めて、どうしても一旦構えてしまう方が殆どだと思いますが、これは良い意味で軽さがあります。なので割とどなたでも、それこそBGM的に聴いても違和感がないと思いますし、何より心地良いです。日本と違って海外のCDは一度出したら、大概そのまま再プレスがない事が多いのでなかなか入手が難しいかもしれませんが、良い音楽を愛する情熱がある方は、このアルバムに気が付きましたら、是非一度お聞きになって見て下さ~い。
「Premeiras Agus/プリメイラス・アグアス」 1997年
-Anabela/アナベラ-
1.道
2.私は行きたい
3.白い鯨
4.古い家並
5.あまりにもたくさんの星、そして願い
6.諺(ことわざ)
7.安らぎの港
8.明日、あなたにまた手紙を書こう
9.正しいこと、そうでないこと
10.人生の始まり
11.飛ぶのは私
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へのTBありがとうございました。
ポルトガルの音楽は日本にはあまり浸透していないように感じますが、素晴らしい音楽が沢山ありますよね。EU統合の流れで新しいファド歌手もどんどん出てきました。これから目が離せない音になるかもしりませんね。