LUMIX DC-G100D用に、標準単焦点の爆安中華レンズを買ったので記録として残しておく事に。
明るい標準単焦点が欲しくていろいろと記事をみていた。
目的は、暗い場面やボケを楽しむ為のスナップ撮影である。
今、一万円以下で買える爆安中華レンズのレビューがYouTube動画やSNS記事としてよく出てくる。
プロアマ問わず、良い評価ばかりでなのである!
恐らくこの価格での満足度が高いからであろうと思う。
中国レンズメーカーは幾つかあるが、その中の代表格が「七工匠(しちこうしょう)」7artisansのようだ。
そこで7artisans 25mm F1.8(35mm換算50mm)で検討をしてみることにした!
他メーカーのものと比較して決めてとなったのは、F値が明るい事や撮影最短距離が短い事だ。
7artisans 25mm F1.8は汎用レンズで、
■[キヤノンEF-Mマウント]
■[ソニーE(APS-C)マウント]
■[フジフイルムXマウント]
■[マイクロフォーサーズマウント(パナソニック、オリンパス)]
のレンズマウントを揃えている。
仕様は
■フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
■対応撮像画面サイズ:APS-C
■絞り:F1.8-F16
■レンズ構成:5群7枚
■絞り羽根:12枚
■最短撮影距離:0.18m
■フィルター径:46mm
■サイズ:Φ60mm×37mm
■質量:約150g
アルミニウム合金を使用した上質な外観。
カラーはブラックとシルバーの2種で、どちらにしようか迷ったが最終ブラックにした。
最初はシルバーに薄型の黒レンズフードがカッコいいかな?と思っていたがやはりコンパクト性を重視しレンズフード無しで使う事に!
レビューで皆が言っている「逆光時にフレアが入る」事だが逆にそのフレアを楽しんでいる人も多い、自身もオールドレンズっぽくていいのではないかと思う。
それに、この薄型レンズフードを装着してどの程度の効果があるのかもちょっと疑問だから(笑)。
早速着けてみた!
なんとこのサイズ感、このLUMIX DC-G100Dにとってもあっている。
めちゃくちゃカッコいいではないか!
大きさ比較として、ダブルズームキットレンズとスマホを並べてみた。
このコンパクト性がマイクロフォーサーズの最大の魅力である!
撮影前の設定だが、各メーカーの色々なレビューが出てくる、同じメーカーでも機種により違っている。
めんどくさい設定をしなければ使えない機種もあるようだが、このLUMIX DC-G100Dに於いては何もなくレンズをつければ直ぐに撮影可能だった。
レンズメーカー説明書にも、【ご使用時にはカメラの「メニュー」-「レンズなしレリーズ」を「ON」にしてください】とあった。
「レンズなしレリーズ」ONとは、カメラにレンズを取り付けていないときでも、シャッターボタンを全押しすると、シャッターが切れる事だ。
この7artisans 25mm F1.8にはマウント部に電子端子などが全く無い為、レンズを着けてもカメラ側は着けたと認識しないのである。
その為「レンズなしレリーズ」ONにし、シャッターを切る事が出来る状態にする訳だ!
ところがLUMIX DC-G100Dはその設定をいくら探しても見当たらない、試しにレンズ無しでシャッターを切ってみたらなんと切れるのである。
フォーカスモードもMFに設定する必要もなく、勝手にMFになっている。
全く設定なしで、好きな絞りにしフォーカスを合わせるだけなので超簡単。
フォーカスもピーキング機能が付いている為、ピントがあったところに色が付くので合わせやすい!
フォーカスエリアの拡大をすると更に見やすくなる。
またこれもレビューに幾つもでてきたのだが、遠くを無限大にしてもピントは合わず少し近くで合うらしい。
試しに遠くの風景を撮影してみた。
やはり無限大から少し近くのところでピーキング機能での色が変わりフォーカスできた。
これは、汎用レンズだから?なのかもしれないが。
このレンズを購入する前に、一応 純正と対比していた。
AFとMFの性格の違い、また価格が2.5~6倍も違うので、優劣を比較するのは無意味だ。
7artisans 25mm F1.8が、純正のLEICA DG SUMMILUX 25mm/F1.4やLUMIX G 25mm/F1.7より良いところと言えば。
価格以外に、撮影最短距離だ。
この7cmや12cmの差はとても大きい!
手っ取り早く、机の上で物撮りをしてみた。
開放F1.8で18cm近くまで寄っての撮影、ここまで被写界深度が浅くなるのである!
(フォーカスはドアの文字部分)
今年の夏は異常な暑さ、少し涼しくなってからの撮影を楽しみにしておこう♬