心穏やかに・・・

孫育てonlyの日々も少なくなり
和太鼓を楽しみながら時々仕事も行って
愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

第4回西国お参り

2015年01月11日 | 西国33所

体調めちゃくちゃ悪く 行こうかやめようか悩み・・・

観音様のご利益をいただけるかも? という(欲張りな)思いが勝ち 出かけたものの

まさかその二日後に肺炎で入院するとは思ってもいなかった 

第4回の西国お参り行きでした。

まあね 行ってる最中も時々背中ゾクゾク・・・熱上がってるかも? 

そう思えることが何回もあり 帰宅して測れば38度5分! 数字を見てビックリ仰天。。

そんなことも もう昨年の話しとなりました。

 

 

12月14日(日)  朝7時前に家を出る時は小雪がチラチラ寒い日。

集合場所には 四国お遍路でも数回ご一緒した先達さんの姿が!

1号車のバスの先達さんとのことで わたしは何号車? 

受け付けを済ませたところ  やったー!1号車!

とても穏やかな方で 大好きなFさん! (やっぱり出かけて来て良かった!)

 

    

         ≪ワイドービュー南紀1号≫ に乗車  45名の参加

名古屋発⇒桑名⇒四日市⇒津⇒松阪⇒多気⇒三瀬谷⇒紀伊長島⇒

尾鷲⇒熊野⇒新宮  と停車 次の紀伊勝浦が終着駅。

新宮が下車駅だったのですが 遠いのなんのって  3時間半乗車です!

     

       名古屋駅で積み込まれたお弁当は車内で

しかも振り子電車っていうのかな・・・横揺れがひどくってひどくって・・・半端なく疲れました。

 

     

          熊野駅でやっと海岸線が見えました

 

    

帰る時にわかったのですが この新宮駅近辺 見渡す限りコンビニもお茶が飲めるお店もなし

ここからバス2台に分乗・・・23名だったので二人分座席を一人でゆったり。

ツアー4回目にして 西国33所の始まり 1番のお寺さんお参りです。

 

とその前に 48集まってる滝の一つで 落差133m 幅13メートル 滝壺の深さ10メートル

という滝自体をご神体とする ≪那智御滝 飛瀧神社≫ へお参り&見学

    

  

    結構長いこの石段を下ると         正面に≪那智の滝≫が見えてきます

 

渇水期なのか非常に水が少なく ゴォーッ!と豪快に水が落ちる滝は見られずちと残念。

 

   

    顔見知りのお二人に誘われ 滝壺展望台 (¥300) まで

う~ん・・・って感じ  でも虹が見れたから(下の方・・わかります?)良し! としよう。

 

     

          この寒い中 ツーリングの若者たちの姿が!

 

 

【1番 青岸渡寺(せいがんとじ)】  ご本尊:如意輪観世音

 

  

                行けども行けども階段・・・

いつもと違い 5~6段上がっただけで息切れ おまけに脚がだるくて エンヤコラ・・・

やっぱり調子良くないなぁ・・・

  

    およそ500段上って山門到着  まだ64段あるって・・・

 

     

              本堂  

鰐口(ジャランジャランて鳴らすところ)の大きさは日本最大とのこと。

この写真ではちとわかりませぬ。。

 

     

         神仏習合時代に建てられたので 本堂左手には那智大社

     

             神社本殿       中央の男性がF先達さん

            

     

堂右手奥には展望台があり 那智の滝や三重塔がよく見えます

お庭もきれいにしてありましたが 愛でる気分にもなれず

手は凍えきって冷たいのなんのって 寒いのなんのって・・・もうバスに戻りた~い!

1時間半も自由時間があったけれど みな早めの集合でした。

 

 

行程表にはなかったのですが 補陀洛山寺(ふだらくさんじ) へお参りしてから駅へ・・・らしいです。

でも帰りの電車の時刻は5時28分の≪ワイドビュー南紀8号≫ 

この後すぐに行っては駅に早く着き過ぎ。 

それまで時間を潰さなきゃいけないようで かまぼこセンターへ寄ってみたり。

なんか今までの忙しない行程に比べ (特に先回)

のんびり行程というよりダレダレ行程に思えて仕方がない。

これも体調悪かったせいかも  と今は思うのですが。

 

【補陀洛山寺(ふだらくさんじ)】

     

世界遺産にも登録されていて 南方に補陀洛浄土を目指し渡海する(補陀洛渡海)

上人様達の出発点とされたお寺さん。
                             
                         

     

補陀洛渡海とは 平安時代から江戸時代にかけて 

小さな船に閉じこもり(外から釘を打ちつけて)30日分の脂と食糧をたずさえて

生きながらにして南海の彼方にあると信じられていた観音浄土を目指すというもの。

 

     

         25人の上人様が海を渡って行かれたという石碑

 

住職さんは不在  青岸渡寺の住職さんが兼ねておられるということだそうです。

普段事務の仕事をしてる というお方がいろいろお話してくださり 

その後  今回特別にご本尊の御開帳をしてくだいました!

こちらの観音様 両横のお顔があまりにも怖いので 正面は思いっきり優しいお顔とのこと。

南京錠を開けたら また鍵のついた扉があってガチャガチャ・・・

御開帳されお顔を拝見した瞬間 なぜか涙が出てきて ずーっと涙ポロポロ・・・

一方通行で順に進み 真ん前で拝見できたお顔は ほんと優しくって優しくって。

 

体調悪くて今日はやめるべきだった・・・とずーっと思ってたけれど

ここで心にズンと響く観音様を拝見することができ やっぱり来て良かった!

やっとそう思えることができた!

 

今回のF先達さんに 時間があった時

「西国お参りを始めたはいいが 四国お遍路とは違いちっとも心休まらないのです」

胸中を話したところ

「そのうちストン・・・と心が休まるというか ジワ~ッと染み入るお寺さんが出てくると思いますから それを楽しみに頑張って続けてみてください」

って言われた。

この補陀落寺は33所には数えられてないけれど 

ここがわたしにとってそのお寺さんだったのかも・・・

これで少しは 心穏やかになれるでしょうかね。。。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
補陀洛船は ()
2015-01-11 21:01:57
悲しい

片道切符だったのです。

還ることは許されなかったようです。

お正月の疲れは出ていませんか。

寒いので風邪をひかれませんように
返信する
Unknown (どら)
2015-01-12 10:40:09
世界遺産になるだけ素晴らしいね。
体調悪くても 行こう!という気合
画像の階段見ただけで・・・・お疲れ様。
毎年 熊野古道だけ行ってる知人が居ます。
魅力ある場所なのですね・
神が宿る?!そんな場所かしら
さて次の旅は?
返信する
獏さんへ (ヨッコ)
2015-01-13 13:00:10
補陀洛船…ご存知でしたか?
洞穴に籠もり生き仏となる、という話はよく聞きますが
この話は初めて知りました。
無事に観音浄土に渡られた…と信じたいです。

お正月の疲れ…取れないうちにどんどん上乗せ状態かも
太鼓を叩いたり好きな物食べたりして
上手にストレスも発散しなければ…と思ってますけどね。
返信する
どらさんへ (ヨッコ)
2015-01-13 13:12:22
気合といえばカッコいいのですが
これを外すともう行く時がないとか、キャンセル料がもったいないとか
いろんな思いがあって。
補陀洛山寺で観音様に会えて良かった!という自分だけの満足に終わり
周りには迷惑をかけてしまって

日本史やその歴史的背景がしっかりわかったうえで
いろんなこと思いながら想像しながらの熊野古道歩きは きっと楽しいと思います。
惹きつけられるものがあるんでしょうね。
私は日本史がちんぷんかんぷん
だから今話を聞いたり調べて へぇ!そうなんだ! って感じ
・・・すぐ忘れるでしょうけどね
返信する
今回は (KA-SAN)
2015-01-19 20:39:45
しっかり読ませていただきましたよ。
那智と聞くと、那智黒(あめちゃん)
を思い出すのは、私だけでしょうか?
那智の滝、ぜひ見てみたい。
(鬼の編集長は冬眠中です)
返信する
KA-SANへ (ヨッコ)
2015-01-21 13:07:18
「鬼の編集長」の代わりに?しっかり読んでくださりありがとです!

那智黒! もちろん買ってきましたとも
舐めたいとかではなく、地元で買わなきゃ!
なんて思いだけでね

那智の滝…水量の多い時が迫力あっていいでしょうね。
話しの種にぜひお出かけくださいな!
でも覚悟して…なんせここからは遠いから。 
大阪からも結構時間かかるようだし
私は多分もう二度と訪れることはない…かな。
返信する

コメントを投稿