心穏やかに・・・

孫育てonlyの日々も少なくなり
和太鼓を楽しみながら時々仕事も行って
愛犬ムクと一緒に充実した毎日を送っています

善光寺 満願お礼参り その参

2015年10月02日 | 西国33所

残念ながら4~5名一室の相部屋でペチャクチャお話が叶わなかったお宿は 

上信越自動車道 長野I.C すぐ近くにある 信州松代ロイヤルホテル。

    

もちろん温泉で露天風呂もあり・・・ヌルヌルスベスベ・・・という感じのお湯ではなくちと残念。

でも5時半に起き朝風呂も入りましたけどね。

8時半のゆっくり出発。

 

【善光寺(ぜんこうじ)】  ご本尊:一光三尊阿弥陀如来

     

有名です・・・『善光寺』の『善』の字・・・よく見れば鳩と牛の顔

十数回の火災に遭うもそのたびに善光寺を慕う全国の信徒によって復興され

現在の本堂は1707年の再建で 江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝とのこと。

無宗派であり 茶せん供養塔があったり 全国の迷い郵便物も集合するというお寺さん。

 

     

        山門

  

   仁王像

   

仁王様の足・・・でっかいです! 特に親指!  比較する物がなくて残念!

仁王様の後ろ 境内側から見ると (分かりづらい写真ですが)

  

3つの顔を持った像があり それぞれ大黒天とか毘沙門天・弁財天とかのお顔だそう。

 

   

歴代の回向柱も保存されており 一番新しいのがこの春御開帳時の柱

古いものはだんだん朽ちて背が低くなってました。

     

          本堂

お経を上げたあとには 4名ほどの僧侶が再びお経を上げありがたく御開帳も!

事前にご祈願申し込みのあった方々のご祈願内容と名前を読み上げていただく。

(参考までに・・一件につき3000円でした)

こちらでも戒壇巡りを体験!

長さ40数mと聞いた覚えがあるけれど 本当に真っ暗で前を行くお仲間さんの

バッグのヒモをしっかり握って歩き「極楽の錠前」に触れることができた~!

錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし 往生の際にお迎えに来ていただける

・・・そういう約束ができたらしいのですが・・・どうでしょうね。

 

  

混みあった境内もふっと人が少なる瞬間あり   愛知県から寄進された一対の燈籠・・・なぜか有田焼

 

     

     日本忠霊殿・善光寺資料館

戊辰戦争から第二次世界大戦に至るまでに亡くなられた240万余柱の英霊を祀る

我が国唯一の仏式による霊廟 御本尊は秘仏の善光寺如来様の分身仏とのこと。

 

     

       経蔵はただ今改修中

 

     

     

     山門入って右手にあったような六地蔵の説明は写真で・・・読めます?

 

 

ここから後は 写真を見てもどこか名前も分からず・・・案内人さんの話しを聞いてなかったようでして

ただ今ネットで調べ・・・あぁそういえばそうだった・・・って感じでほんとお恥ずかしい次第。

 

  

カメさんが甲羅干ししてる池 反対側は蓮の葉っぱがぎっしり・・・に架かる橋を渡って 

     

        大勧進堂 山門

     

       本堂 萬善堂 

正面に本尊善光寺如来が祀られ 

その右側には本田善光卿を中心に奥方の弥生・息子の善佐像が安置されていました。

     

こちらが・・・どこかわからないのです(汗、、、)

誰にお参りしたのか 誰にお願いしたのか・・・トホホ・・・。 

 

とある宿坊で昼食をとるためゾロゾロ移動  その時に見かけた結婚式前撮り光景・・・お幸せにね!      

                       

 

  

    精進料理をいただきました

食事後は お数珠や掛け軸を作ってもらう相談時間や おみやげ購入時間で 門前町をブラブラ。

途中2号車の先達さんにバッタリ 「12時からまた御開帳あるから本堂へ行きましょう!」

「はい今度はこちらへ行きましょうか」 「この穴はね・・・」などなどあっちへこっちへ 忙しく移動。

いっぱい説明を受けてもわたしはわかりゃしないし・・・

ただ心残りは・・・信州味噌味ソフトはな~んとなくわかるからいいけれど 甘酒ソフト ってどんな味? 

 

 

以上終了!  

やっぱり長くなってしまった。。。読んでくださったかた ありがとうございます!

そして貴重な時間を拝借してごめんなさい。

 

お仲間さん始めバス車内からは

「四国別格お参りへ」 「坂東33観音霊場へ」 「来年1月から四国逆打ちお参りへ」 

「お金も時間もないから知多四国へ」など いろんな声が飛び交っていました。

どうしてそんなにお参り三昧なんでしょう 人それぞれ理由があるんでしょうが

それにしても皆さんすごいです!

またそういうツアーがいっぱい出てるんですから。

さて信心の薄いわたし どうしましょ。

西國・坂東・秩父と100観音目指したい! と思ってたけれど 観音様ピーンとこなかったし。

・・・・・まずはちょっと休憩です。

 

 


善光寺 満願お礼参り その弐

2015年10月02日 | 西国33所

9月26日 1号車29名 2号車25名 バス二台で名古屋駅8時40分出発

 

【元善光寺(もとぜんこうじ)】  ご本尊:善光寺如来

前回の記事にもHPから引用させてもらいましたが 飯田市出身の本多善光(ほんだよしみつ)卿が

難波の堀から一光三尊の御本尊様をお迎えしたのが元善光寺の起元であり

長野市に遷座されできたお寺さんの名前が 『善光寺(ぜんこうじ)』 といわれるそうで

今でも月に半分ご本尊様はこちらにお戻りになるとか。 

     

     階段を上がって

     

      山門

     

        本堂

堂内でお経を上げたあと 住職さん?から法話・・・といってもダジャレばかりで笑いが絶えず。

何でも『おもしろ法話』と言われてて参拝客には大好評・・・とのこと。

 

戒壇巡りも体験!

本堂奥にある宝物殿にも足を運び 元善光寺の霊宝といわれる『座光の臼』もしっかりと。 

(リンクしてあるのでよろしかったらどうぞ)

御本尊をこの臼の上で安置して供養されること41年間 この臼から光明が輝いていた・・・とのこと。

何もわからないわたしでも 結構へぇ~・・・と多くの展示物を興味津々で見ることができた宝物殿。

 

こちらをお参りしたらちょうどお昼・・・30分走って昼食のお店へ・・・アツアツの五平餅もあり!

     

 

おみやげタイムもはいっていて1時間後【北向観音】へ向けて出発。

岡谷I.Cを出てからなおも走る・・・結構遠い。

そうそう! 

今回のドライバーさんは 開創1200年記念で出かけた高野山と同じで方で呟きがめっちゃ面白い人!

トイレ休憩から戻った時はいつもステップ踏みながら・・・これは運動不足解消のため?

何かしら面白いことを言われるし。

ある有料トンネルの料金所で  「1000ペソでお願いしま~す」  って言って千円札渡してた!

前の方に座ってたわたしたちにも聞こえて爆笑!

そりゃ料金所の男性も「はっ?」の直後には笑いがきて当然。

 

【北向観音(きたむきかんのん)】  ご本尊:千手観音

本堂が北を向いたお寺さんは 全国でもほとんど例がないとのこと。

     

 

  

階段を下りて参道をちょっと歩いてまた階段を上がったら  本堂

 

 

そちらのお堂には何があるの?  皆の後を付いて行ったら・・・なんと仁王様が!

 

    

こちらは『愛染カツラ』の木     どうってことない手水場・・・珍しいのはイオウ臭漂う温泉!

 

観音様に向かう途中一瞬目が点になったのが『フルーツ入りたこやき型まんじゅう』の張り紙。

「どんなんだと思う?」 なんだかんだとまだ見ぬまんじゅう談義に花を咲かせ 「帰りに買ってみよう!」

お参りも無事済ませ 例のお店を探しながらお花にも目がいく。

   

あれ?駐車場に着いてしまった・・・お店がなかった・・・時刻は5時・・・店仕舞い?残念!

 

 

やっぱり無駄話が多いです その参 へ続きます。。

 


善光寺 満願お礼参り その壱

2015年10月01日 | 西国33所

 

昨年9月より毎月一回日帰りで始めた 西國33所お参り・・・一年かけ先月満願!

そして月末に【飯田の元善光寺】【長野の善光寺】【上田市の北向観音】とお礼参りに。 

観音様・・・今もって全くといっていいほどわかりゃしません・・・情けない(泣)

観光寺 と呼ばれる立派なお寺さんが多く 心に残ったお寺さんは次の2ヶ寺

*番外のお寺さんで 【元慶寺(がんけいじ)】 ご本尊:薬師如来

   こちらではホワァ~とした気分になれ穏やかな気持ちに・・・

*33所でも番外でもないけどお参りした 【補陀洛山寺(ふだらくさんじ)】 ご本尊:十一面千手観音

   こちらではズドンときてなぜか涙ぽろぽろ出てしまって・・・

 

 

     

だいたいが ≪牛に引かれて善光寺詣り≫ の意味も大きな勘違いしてたし。

≪一生に一度は 牛に引かれて(牛車)でもお参りするべき≫・・・なんちゃって(恥)

本当は・・・

   不信心の欲深婆さん⇒干しておいた布を隣りの牛が角に引っかけて走り出す⇒追いかける⇒

   やがて善光寺に辿り着きそれをきっかけに度々善光寺詣り⇒改心⇒信心の道へ

いわく・・・

   思いがけず他人に連れられて ある場所へ出掛けること。

   また 他人の誘いや思いがけない偶然で よい方面に導かれること。

そういうことだったのね。。。

 

 

【長野善光寺】だけでは片詣りといわれるそうで 【飯田元善光寺】両詣り。

そのいわれは・・・

推古天皇十年に信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)の住人、本多善光卿が難波の堀から一光三尊の御本尊様をおむかえしたのが元善光寺の紀元で、その後皇極天皇元年にその御本尊様は現在の長野市へ還座され、できたお寺が善光卿の名をとって「善光寺」と名付けられました。それから飯田の方の当山は勅命によって、木彫りで同じ御尊像が残され「元善光寺」と呼ばれるようになりましたが、仏勅によって「毎月半ば15日間は必ずこの麻績の古里に帰りきて衆生を化益せん」というご誓願を残されたとのことで、長野の善光寺と飯田の元善光寺と両方にお詣りしなければ片詣りと昔から云われるゆえんであります。 元善光寺HPより引用)

でも先ほどネットで見てたらこんな記述が・・・

北向観音様は北向に建立され 千手観音様を御本尊として現世利益を願い、また善光寺様は南向きに建立され阿弥陀様を御本尊として未来往生を願います。現在と未来の片方だけですと片詣りと言われおり、たまたま向き合ってる両方をお詣りしたほうが良いと言われるようになりました。今の時代の幸せを願い極楽世界でも幸せであるようお詣りください。 (北向観音HPより引用)

????? 先達さんは前者の内容でお話しされてたし 他の人からもそう聞くことが多いし。

 

 

話しは変わりまして・・・

ずっと日帰りのこのお参りツアーはお礼参りだけが一泊

     

相部屋希望の人 全員がなんとツインに変更!

普通だったらグレードアップと喜んでよさそうなものだけど 今回はガックリ。。。

四国お参りから徐々に仲良くなり この日は相部屋で語り合うことを楽しみにしてた仲間4人

畳の部屋でテーブルを囲んでお茶なんぞを飲んで・・・そんな夢を見てたわけ。

結局一つの部屋に集まり 「これからの予定は?」 なんて話しはできましたけどね。

     

他の団体さんで埋まっちゃった・・・ってことかしらね

 

ちっとも本題にはいれないから この日の夕飯もついでに載せておこう!

   

最初に席に着いた時のお料理で あとからお蕎麦やご飯やデザートあり  

 

次回 簡単に(?)その弐お参り編を記したいと思ってま~す!

 

  


西国33所満願!

2015年09月14日 | 西国33所

こちら地方では『谷汲さん(たにぐみさん)』と呼び親しまれている 西国33番華厳寺。

11日金曜日お参りに出かけました=満願です!

前回32番は母・姪っ子と一緒に出かけ 今回はその二人プラス姉とばたるも同行。

(姉も数年前に満願してるので先達の役目で参加)

遊び半分・・・ってところも多いにあるけれどね。  

でもわたしの西国33所満願を皆で応援してくれたと思うとすごく嬉しいしありがたい思いでいっぱい。

 

お寺さんへ着くまでに 『東海北陸道 川島PA』 でトイレ休憩。

すぐそばには一般道からも入れる 『ハイウェイオアシス川島』 があり 

『淡水魚水族館アクア・トト』 を始め一日中遊べるところ。(ばたるも以前パパと来てる)

  

『童子の鐘』 母がくぐってみたいと・・・すでにハイテンション!  

「あのてっぺんからの景色はどんなかなぁ」 という母の言葉に 「また今度ね」 と

ハイウェイオアシスの観覧車を横目に出発!

 

華厳寺到着! クルマを駐車場に止め(本日無料の張り紙あり)参道を歩く。

     

だ~れもいない・・・紅葉シーズンでもなくましてや桜の時期でもなし・・・平日はこんなもん? 

     

山門に近いお店で こんなお庭を眺めながらまずは昼食

     

焼きしいたけが有名ということで姪っ子とわたしは『焼きしいたけ定食』

     

母と姉は『豆腐田楽定食』   ばたるはわたしのお蕎麦やご飯 母の田楽やおでんを食す

 

【33番 華厳寺(けごんじ)】  ご本尊:十一面観世音

       

         山門   左手に 『西國第三十三番満願霊場』 

      

格子の中には仁王様  そしてその横に巨大な草鞋が奉納されている

  

山門をくぐり 静かな参道をしばらく歩き この階段を上がった正面に

     

         本堂

こちらでお経を上げ 御朱印を三ついただく。

そして戒壇巡りもすることに! (これはアトラクション・・という方もおられるようですが)

真っ暗闇の中 後ろから両手は繋いでいるもののばたるが先頭!

途中右手側に 確かに錠前のような物に触れることができた!

戒壇巡りは善光寺が大変有名らしいので きっと体験できる時間が取ってあるかと。

善光寺の戒壇巡り 興味ある方はクリック!リンクしてます)

本堂の柱にある『精進落としの鯉』という有名な鯉は触れつつも写真なし。

本堂裏手にある『四天王』も事前チェックで見逃すこともなかったけれど写真なし。

 

三つの御朱印は本堂(観音堂) 満願堂 笈摺堂を指し それぞれ現在・過去・未来を表しているとのこと。

     

        本堂左奥にある 笈摺堂(おいづるどう)  道中着や杖・笠を納めるところ

     

        満願堂 

こちらも本堂左奥にあるけれど 少し離れていて

 

これだけの階段を上がらなければならず  92歳母ここでも健脚を披露!

  

立派すぎるメタボちゃんタヌキにビックリ!   た~くさんの千羽鶴にもビックリ!

 

     

西国霊場33所マップ こちらがよりはっきりわかるかと。

昨年9月から毎月1回日帰りで一年一ヶ月かけて これだけ回ったんだ・・・そして満願。

しかし正直言って 観音様についてほとんどわからず 

心にズンとかジワ~ッとかくるものがほとんどなかった(泣)

帰宅するとその後熱を出したり体調崩したり ということも多く なんで?と情けなかった。

特に1番青岸渡寺のお参り後(当日も熱があったようで)肺炎で入院はまさかの出来事。

自分自身の心の持ち方もなかなか良い方には向かず 一体何だったのか。。

今月末の善光寺お礼参りが済んでからのことは ゆっくり考えてみたい。

心穏やかに過ごすために 何をして何を見てどう考えたらいいのか。

普段の生活から得なきゃいけないとは思うけれど・・・心の持ち方一つと思うけれど・・・

やっぱり非日常的なことで何か目標を持ち それを楽しみに過ごしたいとも思うしね。

 

 

 長くなりますが【おまけ編】

ここまで来たらはずせないでしょ・・・

ということで 9キロ奥にある【横蔵寺(よこくらじ)】 (ご本尊:薬師如来)までクルマを走らせる。

美濃33所霊場の第一番 へぇ・・・誰も知らずでした。

国の重要文化財を含む多数の文化財を有し「美濃の正倉院」とも呼ばれている・・・らしい。

紅葉の名所でもありライトアップもあるそうで・・・でもこの日は人っ子一人見当たらずわたしたちのみ。。

 

     

流れる水がすごくきれいで 吹き渡る風も心地良い!

本堂のお参りをすませ 目指すは 『舎利堂』

     

「・・・・・この階段上がるの?」 一瞬迷う母・・・でも好奇心が勝ったようで上った!

『舎利堂』 に何があるのか・・・・ミイラ があるんですよ。

妙心法師(横蔵出身)の舎利仏(ミイラ)が祀られているんです。

なぜかここ数日 「ミイラってなに?」 と聞きまくっていたばたる。 

説明はしていたもののこれは実物見せるいいチャンス!

聞けば母も姪っ子も見たことがないという・・・というわけで足を延ばしたわけでして。

     

           ここに祀ってあります

 

怖がりもせずじーっと見てたばたる・・・「しゃしんとりたい」 撮影禁止なんです。

「ほうたいまいてないんだね」  

そっか・・・フランケンシュタインやドラキュラと一緒に出てくるミイラを想像してたんだ!

保育園休んで 一つお勉強したね!

 

姪っ子よ クルマは退屈だって言うばたるの相手をしてくれてありがと!

年寄りと若い子の感性はやはり違いがあるようで いつもと話しの展開が違いタジタジのばたる。 

ちっちゃな脳をフル回転させながらも楽しくてたまらない様子で 笑い声が絶えなかった。

先達の役目をしてくれた姉 ありがと! そしてスィーツ&コーヒーをごちそう様! 

元気な姿を見せてくれた母 ありがと! そしてお昼をごちそう様!

(ばたるがよく喋り あまり話せずちょっぴり残念だったかしら?)

運転手ならいつでも引き受けるよ! 今度はどこへ行きましょうかねぇ。

 

 


西国32番お参り

2015年09月07日 | 西国33所

4日金曜日 ばたるのお迎え時間を考えると気が急いてしまうから 迎えは姉に頼み

会うたびに 「どこでもいいから連れってて」 という母を誘い

ここ数年実家で子連れ同居してる姪っ子も 「行く行く!」 となり

3人で滋賀県近江八幡市までクルマでお参りに行ってきました!

 

【32番 観音正寺(かんのんしょうじ)】  ご本尊:千手千眼観世音

老夫婦お二人が番をしてる駐車場(600円也)へのゲートで 

母ウィンドウを下げて 「92歳のおばあでも行けるかね?」

「500段の石段を上がらなきゃいかんけど・・・う~ん・・・本当に行かれます?」

行けるところまで行って無理なら途中で待っててもらいますから  とゲートを開けてもらう。

くねくね林道を走り駐車場へ着く。 

     

 

この石段が三百メートル続くってことね・・・

92歳母 杖片手に手すりを頼りに トコトコ上がり始める・・・結構速い!     

 

二十、 から始まって一、 まで何やら格言らしきものがあり

一つひとつ読みながら  「ええことばっかり書いてあるなぁ」 とトコトコ・・・

さりげなく姪っ子がその後ろを・・・コケそうになったら受け止めるつもり?

       

       ラス前! 前方が開け明るくなる!

 

     

       仁王像  ここが山門になるのかしら

奥に見える茶色の建物で 入山料500円を払う。

     

         本堂

聖徳太子がこの地に来臨された折節、紫雲たなびくこのお山をご覧になって

「これぞ霊山なり」とおぼしめし、太子自らが千手観音の像を刻み、堂塔を建立されたのが、

当寺の縁起であるという。 (西国33所巡礼の旅HPより)

     

参拝客 他には数名のみ  お話をしてゆっくり時間をかけ書いてくださりご朱印をいただく。

母の納経帳を開いて

「なんと前のお参りは昭和57年・・・ですか! 

 これ書かれた方はもう阿弥陀の世界に行かれましたわ・・・」

『重ね』でご朱印をいただく。

ちなみに母は西国・坂東・秩父と100観音お参りしてるし 四国88ヶ寺も。

「それにしては全然人間できてない」 とは姉の言葉。 

同感! いわゆる反面教師として見ているわたしたち姉妹。

     

本堂の左側には多くの石が見事に積んであり

小さな橋を渡って 『えんむすび地蔵尊』 にお参り・・・次男に良きご縁がありますように。

 

       

池には一輪ハスの花 お昼もずいぶん過ぎた時間 閉じてたけど・・・優しいピンクだこと

     

    『北向き地蔵』  正面から撮るのは何だか気が引けて横からの撮影

大きな樽を利用? ちっちゃな茅葺の屋根が可愛い!

     

     

お参りがすんだら雨が降り出した 右手奥には琵琶湖が少し望めたかも。

 

お参り前にお昼ごはんを済ませていたので お参り後はお茶タイム!

ということで 薄れかかった記憶を頼りにクラブハリエ 日牟禮ヴィレッジへ。

  

     

シフォンケーキ・スコーン・いちじくのケーキをそれぞれチョイスし コーヒーをいただく。

ここの代金は母が出してくれた!  良かった~! お昼代出しておいて!

だってお昼代より高かったもの。。

 

イングリッシュガーデン・・・でしたっけ? 自然っぽいお庭の中にキラキラ人工物ねぇ。。

 

お店を出てから 「この辺りを歩きたい」 という母  しかし時刻はもう4時。

姉がばたるを迎えに行きわたしが帰るまで世話してる・・・と思うと気が気じゃない。

この辺りはロープウェイに乗ったり水郷巡りが出来たりと 一日遊べるところ。

また来ようよ・・・と帰ることに。

 

ずーっとハイテンションの母・・・何度もこんな嬉しいことはない! と嬉々としてた。

わたしは母と二人で長時間は苦手・・・あまりにも喋るから(しかも同じ話ばかり)頭が痛くなる。

姪っ子が一緒のおかげですっごく楽ちんだった!

おばあちゃんの相手するのが上手だね! すごいね! と褒めたら 

「普通に相手してるだけだよ。 育ての親だしね。

 ばたるもきっとおばあちゃん大好きな子になるよ。 大きくなったら絶対感謝するって!」

逆に励まされた。。

 

母・姪っ子そろって 「33番谷汲山も一緒に連れてってください!お願いします!」 だって。

今度はばたるも保育園休ませ連れて もちろん姉も一緒にのんびりとね。

今週中 もしくは再来週には出かけようかなと。

お参りを口実に楽しい日帰り旅行になりそうです。