「遠野」なんだり・かんだり

遠野の歴史・民俗を中心に「書きたい時に書きたいままを気ままに」のはずが、「あればり・こればり」

2017 年越祭・どんと祭

2017-01-15 20:58:23 | 民俗

今朝の最低気温がアメダスでは-17.5℃、キッチンのふきんが凍っていました。

これはダメだと、部屋に置いていた缶ビールを冷蔵庫に移動。笑

 

さて、15日の本日は小正月

午後2時過ぎ、恒例により遠野郷八幡宮へ

 

ちょうど、八幡神楽さんの後ろになりました。

 

我が家と時々愛妻家(カではなくケ)そして、拙案内所にあった古い御札や松飾を納め、

 

まずは、年越祭

八幡神楽の法螺の音が始まりを知らせます。

 

神事

 

権現舞

 

八幡神楽には、所謂、下舞いがありません

 

お神酒や、水、塩などで清め、火防の権現様らしく、火を食べます。

 

拝殿にいた数十人の頭をカミカミし、無病息災を祈願

おやおや、半泣になった子も・・・・笑

 

年越祭の後は、場所を馬場に移動

 

どんと祭

祝詞奏上後、集まった皆さんのお祓いをして

 

点火し、神楽

 

頂いた餅を竹の棒に差し、一斉に焼き始めます

 

その間、権現様は皆さんをカミカミ

 

出店で大判焼きを8個買ったら4個おまけとなり、カメラマンに幸せのお裾分けをして撤収

久しぶりに遠野の冬らしい気温を感じた小正月となりました。

 

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告知ふたつ

2017-01-13 18:12:01 | 地域

やってきました!雪です・・・最低気温更新の日々です。

昨日からの雪かきで、息は上がるは、あちこち痛いはで・・・なぜかビールが美味しい夕ご飯になっています。笑

 

さて、先日、写真展のお知らせをしたところですが、

 

本日、午後から写真展示を始めるということで、早速、様子見に行ってきました。

 

蔵の道ギャラリーでは、お知らせ通りに展示の真っ最中でした。笑

拙ブログにコメントを頂いているさいたま市在住のyutaさん

本業はカメラマンではないそうですが、ここ数年ほど、遠野を撮っているとのことです。

今日、初めてお会いした方に、地方紙の記者さんが来ないので、

代わりに根掘り葉掘り、事情聴取をして先ほど戻ってきたところです。

荻野豊写真展「遠野現景--原形」

本日より、29日(日)の午後2時まで開催 但し、月曜日は休館です。無料

郷土芸能を中心に、風景やスナップなど44点(実際の枚数は確認してません)が展示されています。

他の人が同じ郷土芸能をどのようにとらえているのか等、大変勉強になりました。

 

もうひとつ、告知

 

15日(日)はどんと祭

遠野郷八幡宮では、15時から年越祭が拝殿で行われ、15時半頃から馬場にてお焚あげ神事

その後、早い者順になると思いますが、御覧のような餅焼き(餅炙り)が楽しめます!

また、南部神社でも、どんと祭があり、時間は同じで、墨付け神符や小餅が頂けるようです。

ちなみに日枝神社でも、どんと祭です。

 

 

 

 

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大乗神楽に出張る 続き

2017-01-10 08:41:29 | 郷土芸能

新年も10日、皆さんは、ごくごく普通に過ごしているのでしょうが、

なかなか本業がトップギアに入らない笛吹です。

時々愛妻曰く、「たばこ止めれば喉の調子も良くなって、仕事も捗るんだ!」とのこと。笑

 

さて、新春大乗神楽公演も後半です。

 

和賀大乗神楽さんです。山伏の装束でお馴染みの結袈裟の他に烏帽子を被っています。

 

三番叟

 

この演目はどこの神楽にもありますが、遠野のものよりテンポはゆっくり。

知っている演目は安心して見られます。笑

 

演目が変わり、法螺の音が響き渡り、

 

「地割」・・・見たことも聞いたことも無い演目

日光・月光の両菩薩により、悪しき土を捨て良き土を生成する国土創造の舞のようです。

 

阿吽の面をつけ、兜の側面の図柄は蛇のようです

 

後半は面をはずし、早池峰系で云う、くずし

後ろの幕には五七桐紋(左)と石畳に立合雲紋(右)

 石畳に立合雲紋は武家和賀氏の古くからの紋とされているようです。

和賀氏は遠野阿曽沼氏同様に秀吉の北条征伐に参加せず、没落します。 

 

次に登場したのは、村崎野大乗神楽さん

烏帽子無しで、結袈裟の色も異なります。天照御祖神社の附属神楽

私事ですが、一昨年亡くなった義弟の実家が北上市飯豊で、そのお父さんが神楽をやっていた

と聞いたことがありますが、もしかして、この神楽では?と思いながらの見学です。汗

 

「帝童」

大乗では珍しい女舞とのことですが、早池峰系には見られない演目

とても上手な舞いでした!

 

後半には黒い面をつけた追っかけが出てきて、胴と会話のやり取りをしますが、

これは、かなり、面白い演目でした。笑

幕の紋が気になりましたが、その由来については掴めず。

 

プログラム以外の演目もあり、これは「摩王」

早池峰系で云う「山の神舞い」のようです。

 

やはり太刀を使いますが、早池峰・遠野系とは異なり、二本です。

 

「榊舞・・・大乗神楽最高の祈祷舞とのこと

 

修験の手次や足の踏み方、印を結ぶ所作など、正に山伏神楽

 

長時間の演目ながら、見入ってしまう、すばらしい舞でした!

お客さんのために踊るのではなく、山伏が山伏として演じる神楽そのものといった感じです。

 

時間調整も済み、他会場で演じていた和賀大乗神楽さんが戻ってきました。

プログラムには「神上げ・伏獅子」とあります。

早池峰・遠野系で云う下舞いに当たる雰囲気ですが、装束はご覧の通りです。

 

後半、「伏獅子」部分になると思いますが、

獅子が、太神楽の獅子舞のような動きをし、様々な物を呑み込みます。

 

最後に獅子の口からお菓子の入った袋が出てきて、それをお客さんに撒きます。

このようなシーンは、どこでも沸きますが、お客さんというのは現金なもの。笑

 

最後は他の神楽同様にカミカミ

県南の郷土芸能女子も念入りに噛んで頂いていました。笑

この後、餅撒きがあり、閉会

「なんだ、これは・・・」と思いながら、観た初めての大乗神楽

舞も想像以上にすばらしく、何もかもが「新鮮」だったというのが、感想となりますが、

遠野も訪れている民俗芸能学者、本田安次氏が、わざわざ「陸中江釣子の大乗神楽」

という項目を設けるほどだったことがうなずけるものでした。

この大乗神楽の詳細はこちらを御覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大乗神楽に出張る

2017-01-09 14:43:26 | 郷土芸能

昨日の遠野は出初式と成人式

いつもであれば出初式の行進を撮りに行くのですが、喉の調子が悪いので、屋外は遠慮し、

ちょっと離れたこちらへ

 

神楽は神楽でも「大乗」神楽

遠野及び沿岸中北部の皆さんには、全く馴染みのない名称です。

 

鬼剣舞の北上市及び花巻市南部に伝承される神楽です。

 

会場に着いた時には、既に二番目の演目になっており、その様子を観ていると

何やら、今まで観てきた神楽と趣が異なり、どう接して良いものやら・・・

舞台を見ると、早池峰系では幣束を注連縄に飾るのに対し、切絵のようなもの、

 

舞台の四隅柱下と舞台中央手前には、色付きの幣束

 

笹結という聞きなれない演目の後は、龍殿

これは早池峰系及び遠野山伏系にもある演目です。

演じるのは笹結と同じ二子築館神楽さん。演目の初めに法螺貝を吹きます。

遠野でも八幡神楽さんが同じように法螺貝を吹きますが、おそらく山伏系は同様だったのでしょう。

(そこで、いつも気になっているのが)

山伏が神事を行うのではなく、免許を持った神職が仕切る神社の例祭でも法螺貝を使用したかどうか・・・

(誰もそのようなことに興味を覚える人はいませんね・・・笑)

 

龍殿は、同じような構成でしたが、鬼剣舞の町らしく、太刀さばきが上手です。

 

続いて宿大乗神楽さんの子供たちによる下舞いと権現舞

説明にもありましたが、権現様には角も耳も無く、幕の模様はウロコ

龍とも蛇とも云われているようです。

やはり、今まで観てきた神楽とは違い、段々と怖い物見たさの態となってきました。

全く、先入観を持つ余裕もありません。笑

 

この宿大乗神楽さん、装束が山伏風

太鼓の叩き方や笛が複数である所が剣舞風です。笛は篠笛。

ちなみに大乗神楽とは修験の本地垂迹説に基づいた演目の解釈による山伏神楽のようです。

江戸時代、遠野では本山派大徳院と羽黒派の山伏たちとの間で檀那場・霞場をめぐる騒動がありましたが、

ここ和賀・稗貫でも花巻の一明院と羽黒派の山伏たちとの間でも同様でした。

 

宿大乗神楽さんの「地讃」・・・遠野では八幡舞

弓矢を持つのは一緒ですが、その他、メロディーやリズム等が異なっていました。

 

「七五三切」(しめきり)

早池峰系では「注連縄切」だと思いますが、舞手の人数は一人だったような・・・定かではありません。笑

 

遠野と異なり、大乗系は太刀を身に付ける舞が多い、何度も書きますが、そのサバキが上手

 

と云ったところで、前半の終了です。笑

 

さて、ひとつ告知です。

拙ブログに時折コメントを頂く、さいたま在住のyutaさんが写真展を開催するそうです。

風景・人物・郷土芸能・スナップ・猫など遠野で撮影した44点

荻野豊写真展「遠野現景--原形」

1月13日(金)午後2時から展示開始で29日(日)午後2時まで(月曜日は休館)

会場は遠野・蔵の道ギャラリー(中央通り4-28)

入場無料

1月は15日(日)のどんと祭、29日(日)の遠野市神楽共演会を除くと、あまりイベントは無いはずです。

ぜひ、足を運び、ご覧頂き、芳名帳に記帳までして頂ければ、ご本人もうれしいかと思います。

 

 

 

 

 

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2017 賀正

2017-01-01 14:32:11 | 地域

平成29年(2017)初日

明けましておめでとうございます!

 

酉年の今年は、鱒沢神楽の鳥舞を最初の写真とさせて頂きました。

郷土芸能関係の皆様、そして、数少ない拙ブログをご覧の皆様のご多幸お祈り申し上げます。

 

さて、

 

昨夕は、2016年には忘れていたお神酒といつもの市販のお供えを準備し、

2016年への感謝と来たる年には白レンズが手に入れられるようお祈りして〆となりました。

 

2016年最後の夜をいつものように紅白歌合戦を見た後は、

いつものように近所の遠野郷八幡宮へのお詣り

今年は雪もほとんど無く、縁結びの御利益に預かろうという若者が大勢並んでいました。

 

今朝は、変ったことをすると、本業に差し障りがあると困るので、いつものように遠野三山の各神社へ

 

石上神社には雪も無く、初詣の家族もおりました。

 

六神石神社

若干、雪がありますが、穏やかです。

 

今年、境内に神楽殿が建つようなので楽しみです。

 

勿論、青笹しし踊りの皆さんのご活躍もお祈りいたします。

 

いつものように六神石神社の後は、寄り道をして荒神さまへ

 

最後は、大出早池峯神社です

 

流石に、境内には雪があります。

 

いつもより、初詣客が多いようでした。

 

こうして、いつもの元日を過ごしている笛吹です。

間もなく、時々愛妻家での正月となり、また、酒を飲まなければなりません。汗

 

酒と云えば、新年会・・・同級生新年会最後の告知です 笑

明日2日、午後2時頃から、いつもの「いちい」で

暗くなったら、「寿々」にて二次会となります。

変り映えしない告知ですが、葬祭幹事長や牛乳屋社長が、どうしても・・・と云うことで 汗

 

 

 

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