新宿明月館で「拡大幹事会および忘年会、加えて奨学生証授与式」
〜韓国校友会総会参加報告を兼ねて〜
年の瀬を感じ始めた12月10日、当会のホームグラウンド、新宿の明月館で拡大幹事会を執り行いました。年末に行うことから、幹事団と顧問の忘年会も兼ねており、例年たいへんに盛り上がります。今年の場合は、それに加えて9月の奨学生証授与式に体調不良で欠席した奨学生の奨学生証授与式まで設定したものだから、在校生を含んで参加者が25名となり、その盛り上がりは3乗となりました。
拡大幹事会の中で、金君夫会長から12月7日にソウルで開催された早稲田大学韓国校友会総会に、金会長・河相淳副会長・朱茂幹事長・金協一ソウル支部長の4人で参加、納涼会に李賢儀韓国校友会会長に出席いただいた返礼を果たし、事務所への表敬訪問を果たす等、結びつきを強めてきたことも報告されました。
その後、奨学生証授与式を経て、文一陳顧問の乾杯の音頭で忘年会はスタート。「若い者はこんなにも食べるのか」若い頃をすっかり忘れた「かつての若者たち」は、在校生の「爆食い」ぶりに口あんぐり。おなかが満たされて落ち着いてからは、参加者一人ずつがスピーチ。学生たちの現況報告を聴くたびに、「かつての学生たち」は、容易に国境を越えて勉学に励む彼らに隔世の感で「へー」とか「おー」とか。反対に60年代、70年代の在日学生の困難な環境や濃い交友関係、そしてそこから生まれた思考を垣間見た学生たちは「えー」とか「ほー」とか。世代を超えた、共感と高揚感に包まれた熱い冬の夜となりました。