早稲田大学ウリ稲門会

在日コリアンOB・OGのためのオフィシャルブログ

拡大幹事会、忘年会及び奨学生証授与式

2017-01-08 19:42:40 | 各会員の近況・会の活動日誌

新宿明月館で「拡大幹事会および忘年会、加えて奨学生証授与式」

〜韓国校友会総会参加報告を兼ねて〜

 

 年の瀬を感じ始めた1210日、当会のホームグラウンド、新宿の明月館で拡大幹事会を執り行いました。年末に行うことから、幹事団と顧問忘年会も兼ねており、例年たいへんに盛り上がります。今年の場合は、それに加えて月の奨学生証授与式に体調不良で欠席した奨学生の奨学生証授与式まで設定したものだから、在校生を含んで参加者が25名となりその盛り上がりは3乗となりました。

 拡大幹事会の中で、金君夫会長から12月7日にソウルで開催された早稲田大学韓国校友会総会に、会長・河相淳副会長・朱茂幹事長・金協一ソウル支部長の4人で参加、納涼会に賢儀韓国校友会会長に出席いただいた返礼を果たし、事務所への表敬訪問を果たす等、結びつきを強めてきたことも報告されました。

 その後、奨学生証授与式を経て、文一陳顧問の乾杯の音頭で忘年会はスタート。「若い者はこんなにも食べるのか」若い頃をすっかり忘れたかつての若者たちは、在校生の「爆食い」ぶりに口あんぐり。おなかが満たされて落ち着いてからは、参加者一人ずつがスピーチ。学生たちの現況報告を聴くたびに、かつての学生たち、容易に国境を越えて勉学に励む彼らに隔世の感で「へー」とか「おー」とか。反対に60年代、70年代の在日学生の困難な環境や濃い交友関係、そしてそこから生まれた思考を垣間見た学生たちは「えー」とか「ほー」とか。世代を超えた、共感と高揚感に包まれた熱い冬の夜となりました。


関西支部 近況

2017-01-08 19:39:11 | 各支部・分科会の近況

2006年に(故)權世顔支部長と康玟植副支部長のもとに関西在住諸学兄が熱い想いで参集し設立したウリ稲門会関西支部も10年が経った現在は、玟植先輩の呼びかけで、年に数回8名程の学兄が集い食事会したり、又 大阪早稲田倶楽部のゴルフ大会で毎年のように活躍されている金基弘先輩の音頭取りでゴルフをしたりといった小さな集まりでありますが、「こころのふるさと我等が母校」で結ばれ、親交を深めております。

 

写真は本年11月7日、大阪上本町の韓国料理店「石亭」で久々の再会、美味しい韓国料理に舌鼓をうち楽しく歓談した時のものです

 

前列左より裵彦(‘63 政経)、康玟植(’62理工)、郭泰弘(‘67文学)後列左より金恒勝(’76文学)康京一(‘79理工)、金基弘(’75商学)、李虎雄(‘78商学)-----当日、金性勲先輩(’74教育)は急用の為残念ながら欠席、7名の食事会となりました。

文責 李虎雄学兄


2016年納涼会・奨学生証授与式

2017-01-08 19:17:19 | 会長のご挨拶

「納涼会」と呼ぶにはいささか肌寒く、すっかり秋となった9月24日の土曜日、リーガロイヤルホテル東京において「2016年納涼会・奨学生証授与式」が開催されました。

 当日は、母校から第14代総長奥島孝康氏を筆頭に、李成市理事と岡本宏一理事、加えておなじみの関口八州男課長の4氏、そして早稲田大学韓国校友会から賢儀会長を来賓招き参席いただきました。

 幕開けは当会の金君夫会長からの開会挨拶金会長はその中で、今回が2回目の奨学生証授与式であることに際し、「会としてこの制度運営に取り組んだことで、同窓会活動の普遍的根幹取り戻すことができた」と語りました(別掲)。

 続いて式次第は、母校来賓を代表して奥島元総長からいただく祝辞となります。元総長が「現総長が出席してしかるべきところ」とにこやかに口にしたその最中に、鎌田薫現総長が飛び入りで会場に登場、そのまま祝辞までいただくという劇的なハプニング。その後、李賢儀韓国校友会会長からも「韓国校友会とウリ稲門会はより紐帯を強くするべきだ」との祝辞を賜りました。そして、いつになく「公式」感が高まる中、式次第はさらに奨学生証授与式へと移行今年の奨学生となったのは1年生3名。出席した2名に奨学生証が授与されました(一人は体調を崩しやむなく欠席。後のページ掲載の拡大幹事会および忘年会で授与いたしました。)

 その後、母校理事であると同時に当会会員である李成市学兄に乾杯のご発声をいただき、出席した会員が連れて来てくれた赤ちゃんも含めると70名ちかい老若男女が集った初秋の宴は佳境に入ります。それぞれの近況を聴き、旧交を温め、新しく交友を広げる、時間はいくらあっても足りません。最後を飾る校歌斉唱とエール交換を依頼していた母校応援団には、会場が許すかぎり出番を遅らせてもらいました。満を辞して登壇した彼らのパフォーマンスで、早稲田にルーツを持つ一団の気持ちは最高潮に、今年も忘れ得ぬ夜となりました