日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

別府地獄めぐり①

2021-02-20 07:00:00 | 国内旅行

日本の温泉地では、水蒸気や火山ガスが噴出しているような噴気地帯で岩肌がむき出し、殺伐とした景観地を○○地獄、地獄谷などと名付けているところが多い。

別府市にある鉄輪温泉あたりも古くから熱泥・熱湯などが噴出していて近寄りがたいため、「地獄」と呼ばれていた。

また、その吹き出し口を「地獄」とも言っている。

ここには7ヶ所の地獄があり、今ではそれぞれ特色の異なる地獄を巡るのが代表的な観光コースとなっている。

 

そこで、一応全部の地獄を回った感想を書いてみた。

7ヶ所の地獄は大きく2つのエリアに分かれていて、各エリア内の地獄は徒歩圏内にあり、2つのエリアの間の距離は約3kmあるので、移動するにはバスを使った。

最初のエリアにあったのは-----海地獄・鬼石坊主地獄・かまど地獄・鬼山地獄・白池地獄の5ヶ所

次のエリアは-----血の池地獄・龍巻地獄の2ヶ所

それぞれの地獄を見るには入場券が必要になる。

個別に支払っても良いが、全部見るには共通入場券が割安になっていた。

 

地獄の数が多い方から回った。

別府駅前から出発し、20分ほどでバス停「海地獄」前に着いた。

 

 

 

きれいなコバルトブルーの色が印象的な大きな池で、深さは200mもあるとか。

温度は98度もあり、竹の棒の先に籠を付けて温泉卵を作っていた。

また、敷地内には温室もあり、その中には睡蓮や蓮、胡蝶蘭などがあり、目の保養になった。

 

そして、すぐ隣には「鬼石坊主地獄」があった。

 

 

 

それほど広い場所でもないが、地獄の中でも少し変わった場所で、500年ほど前の大地震の時にこの場所にあった延内寺の床下から泥火山が湧き上がったらしい。

柵で囲まれた中に泥火山がいくつかあり、そのほかにも岩の間から白い蒸気が激しく噴き出しているのも迫力満点だった。

 

「鬼石坊主地獄」から歩いて5分、次の地獄は「かまど地獄」

ここには1~6丁目の見どころがあり、それぞれ様々な地獄が楽しめるようになっていた。

1丁目は茶色い温泉池、2丁目は蒸気が噴き出している岩山、3丁目は海地獄のようなコバルトブルーの池、4丁目は泥火山、5丁目の池は年に数回色がブルーやグリーンなどに変わると言われている不思議な池、6丁目は1・4丁目と同じ熱泥地獄など、全部の地獄を1ヶ所に集めたようなところだった。

 

入り口にあったモニュメントだが、こういったものはあまり好きじゃない。

 

[4丁目]

熱で粘土が溶けてこのような色になったらしい。
ここではタバコに火をつけて吹きかけると、蒸気が一気に増えるというパフォーマンスを見せていた。

 

[5丁目]

 

[6丁目]

 

地獄巡り②に続く

 

 

コメント
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