クライストチャーチ2日目は市内観光。
一番人気でクライストチャーチのシンボルとされてきたゴシック様式の「大聖堂」。
[在りし日の大聖堂]
[大聖堂前を走る路面電車]
これらの写真も今では貴重なものになってしまった。
当時の大聖堂前の広場は市民の憩いの場になっているようで、大勢の人が集まっていた。
マーケットが開かれ、路面チェスをしている人、パフォーマー、逆バンジーなどをして遊んでいる子どもたちなどもいて、本当に和やかな場所だったのに・・・・
地震の後ずっと正面の窓や西側の壁がほとんど崩壊したままの形で残されていたが、やっと再建の話もまとまってきたようで、2017年には修復することが決定した。
修復終了までは10年位かかるとか。
現在、再建されるまでの間、特殊加工された紙の建築資材を使った大聖堂が建てられているらしい。
教会も内部の祭壇もすべて紙製で、おしゃれな大聖堂となっているようで、この設計は日本人建築家がによるものだとか。
大聖堂の次は「追憶の橋」。
[追憶の橋]
市街を流れるエイボン川にかかる橋で、第1次大戦の時、戦地へ赴く兵士たちは家族に見送られ、この橋から出発した。
どこの国でも人の思いは同じで、戦地での兵士たちはこの橋を思い出していた、ということから「追憶の橋」という名になったらしい。
[アートセンター]
エイボン川で川下りのボートに乗ろうと思い、歩いているときに見つけたおしゃれで重厚な石造りの建物「アートセンター」。
かつてはカンタベリー大学の旧校舎として使用されていたが、ここも地震の被害を受けたが修復されたらしい。
ここでは様々なアート作品を見たり、購入したり出来るとのことだったが、中には入らなかった。
「エイボン川 川下り」。
エイボン川はクライストチャーチの街の中心を蛇行するように流れている。
川べりの散策も良いけれども、川下りする船に乗ることもできたのでチャレンジしてみた。
小さなボートに7~8人で乗り、船頭(?)さんは昔ながらの格好をして、長い竿で船を漕いで川を下った。
日本の川下りと同じような感じだったが、周りの風景が違っていた。
時々カヌーなどとすれ違ったり、水鳥が泳いでいたりしてとても大都会の街中とは思えない雰囲気だった。
クライストチャーチ2日目も終わり、前日と同じホテルに戻ったが、まだ陽が高かったので、夕方のハグレー公園を散策した。
[ハグレー公園]
たくさんある公園の中でも一番大きな公園で、芝生、噴水、花壇などが整備され、公園内には植物園、バラ園、温室、スポーツ施設などもあり、やはりこの街は「ガーデンシティ」だと思った。
翌日はカンタベリー平原を走り、「テカポ」に行く予定。