映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

リトル・ダンサー

2010-02-14 20:46:31 | 映画(洋画:2000年以降主演男性)
イギリス北部の炭鉱町に育った11歳の少年が、ひょんなきっかけでバレエを習うようになる話。単なる少年の成長を描くだけでなく、不況時の炭鉱町でのストライキ事情をからめた大人の人間模様の色彩も強い。「リトル・ダンサー」の少年が成長していく姿と父親の子供への愛情の美しさを観ていくうちに心がジーンとしてくる。



イギリスの炭鉱町で育った主人公には、炭鉱夫となっている父と兄と認知症気味の祖母がいる。母親はすでに亡くなっている。少年はボクシングジムに通っていた。ところが、あるときジムと同じ場所でやっているバレエ教室に紛れ込み、バレエに興味を持つ。そして父親に内緒でバレエを習うようになるが。。。。。

レンガ造りの家が立ち並ぶ炭鉱町はいつもストライキの連続で、父と兄はいつも大暴れしている。ストを鎮圧する警察ともしょっちゅう争っている。当然母親がいない息子は自由奔放に育てられていた。気がつくとバレエを息子が習っていることを知り、家族は大慌てだ。
この映画はイギリス北部が舞台だ。映画の英語が非常に理解しづらかった。出演者の顔もそう見えるせいか、東欧の言葉を聞いているような気がした。これはイギリス北部の訛りなのであろうか?思いっきりボリュームを上げてセリフを聞いても英語がわからず、なんかおかしいのかと思ったくらいだ。

オーソドックスなバレエ音楽を流すだけではなく、T-REXなどのポップス曲を流してお気楽な雰囲気を充満させる。無邪気な少年の動きを音楽でバックアップする。全体的流れが田舎のムードでおっとりしている。同じ英国映画でもロンドン舞台の映画と大きく違う。主人公とバレエ教室の教師や生徒たちのふれあいもおもしろい。主人公の少年はかなりダンスを特訓したことと思う。これには殊勲賞をあげたい。同様に父親役が非常に良い味出していた。味わい深い映画である。

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1 コメント

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Unknown (takumi)
2010-02-15 00:23:18
こんにちは

突然の投稿失礼致します。ブログの一角をお借りして、公演情報を提供さ

せて頂きます。

現代芸術界の奇跡とも目される「米国神韻芸術団」の2010年世界ツアーが

いよいよ3月に来日します。今回は4度目の来日公演になります。神韻芸

術団は人類の正統文化の復興を理念として掲げています。満を持してお届

けする演目のすべては正統な人類文化、神伝文化を反映したものです。設

立以来、世界120以上の都市で公演を行い、大きな反響を呼んでいます。

チケット情報は次のホームページまで
http://www.ticket-online.jp/home/index.php?main_page=page&id=3

また、これまでの日本公演を観賞した作詞家の東海林良氏、作曲家の平井

丈一朗氏、俳優の村田雄浩氏、芸能人のデヴィ夫人をはじめ、数々の有名

人の方からコメントもあるようです。
http://www.epochtimes.jp/jp/spcl_shenyun_1.html
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