映画とライフデザイン

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レスラー ミッキー・ローク

2010-02-28 16:16:35 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
盛りの過ぎたプロレスラーの哀愁を描く作品。ミッキー・ロークが身体をいかにもプロレスラーらしく仕上げ、ハードなプロレス技を演じる。相手役のマリサ・トメイも年齢を感じさせない美しい裸体を見せ、子連れストリッパーを体当たりで演じている。作品的そのものの出来もいいが、何せ登場人物の頑張りには脱帽だ。



80年代にはプロレス界のヒーローだったミッキーロークは、今は盛りを過ぎたプロレスラーとしてドサ回りをしている。娘ヴァン・レイチャル・ウッドが一人いるが疎遠な関係である。時おりストリップバーに行って、なじみのマリサ・トメイにあっている。その関係はあくまで客とダンサーだ。衰えがきたミッキーはステロイド剤の注射をしながら、過酷な試合に出場している。しかし、身体を極限まで酷使した結果、試合後倒れてしまい、心臓の緊急バイパス手術を受けてしまうが。。。。

手持ちカメラによる映像が中心。それがミッキーロークの動きをリアルにとらえる。ライブ感が非常に強い。ミッキーはかなり激しいプロレスの格闘を実際に彼自身が演じているようだ。これは本当にハードだと思う。彼の肉体はかなりきつく痛みつけられたと思う。思わず目を伏せてしまう場面も多々あった。

「その土曜日、7時58分」の映画でも美しい裸体を見せていたマリサ・トメイが、ストリッパー役だけにここでも気前よく脱いでいる。40を過ぎているとは到底思えないような美しさだ。役に本当に入りきってしまう。本当にすごいなあと思う。
あとはミッキーの娘役ヴァン・レイチャル・ウッドが美しい。



この美しい二人をスパイスに使いながら、ミッキーロークがひたすら走る。そういった印象の映画だ。人間ドラマと考えてみるべきであろう。




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