映画「ミッションインポッシブル ローグ・ネイション」を早速映画館で見てきました。
気がつくと前作より3年半経つんだね。あの時はドバイの高層ビルをよじ登るシーンに度肝を抜かれたが、今回も予告編をみると、トムクルーズが離陸する飛行機につかまっていくシーンはすごすぎる。当然のごとく、映画館に足を運ぶ。夏休みのせいもあって、少年たちの姿が目につく。アメリカでは早速興行成績ランキング1位で初登場、幸先いいらしい。
タイトルの「ローグ・ネーション」とは米国、ロシア、英国各国の秘密機関からドロップアウトした元エリート・エージェントたちがつくった組織だ。これがなかなか手ごわい。しかも、CIA長官からIMFの存在自体が否定されてしまうということで、自分の居場所がなくなるイーサンハントは絶体絶命だ。ベラルーシ、ウィーン、モロッコ、ロンドンと次々舞台を替えてド派手なアクションをみせる。
IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は謎の多国籍スパイ組織<シンジケート>を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。目覚めると後ろ手に拘束されており、目の前には謎の女(レベッカ・ファーガソン)と、3年前に死亡したはずのエージェントがいた。まさに拷問が始まろうとしたその時、女は驚くべき格闘術でイーサンを脱出させる。
IMFのアナリストブラント(ジェレミーレナー)からIMF解体を知らされたイーサンは<シンジケート>の殲滅を誓うのだが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちは<シンジケート>とどう闘うのか?敵か味方か、謎の女の正体とは?そして究極の諜報バトル、その結末は―??(作品情報より)
映画が始まってすぐに、予告編で見せたシーンを見せる。一気に観客を興奮させる魂胆だ。映画ファンは誰もがトム・クルーズがスタントなしで過激なシーンに挑むことを知っているのでドキドキする。でもこれだけでは最初の10分で映画は終了してしまう。
ウィーンのオペラ座での立ち回り、カサブランカでのカーチェイス、ボンベなしで水中に潜ったりなど次から次へとアクションは用意されている。
印象に残ったシーンをネタばれありで語る。
1.飛行機につかまるシーン
よくやるなあというのが本音。時速400KMのスピードで軍用機は離陸して1500Mの上空に上昇する。さすがのトムクルーズもやらなきゃよかったとまで思わせるようなそのアクションを合計8回のテイクを演じたそうである。
2.オペラ座での立ち回りとトゥーランドット
ウィーンのオペラ座で、味方か敵かわからない謎の女とシンジケートのメンバーが政府要人をねらっている。それを阻止しなければならないシーンにはうなった。プッチーニの「トゥーランドット」が演奏される中で、舞台裏で懸命にイーサンハントと敵が戦いを続ける。ヒッチコックの「知りすぎた男」でも使われている手であるが、ドキドキ感がすごい。このシーンが大好きだ。
荒川静香さんがオリンピックで金メダルを取った時の「イナバウアー」のバックに流れたのが「トゥーランドット」だ。一番有名な「誰も寝てはならぬ」は、あのトリノ・オリンピックの開会式で世界三大テノール歌手の1人パヴァロッティがこの曲を歌ったのがあまりに印象が強いからね。
パヴァロッティのトゥーランドット↓
映画に関係ないけど荒川静香さんの「トゥーランドット」をバックにした金メダル演技↓
3.カサブランカでのカーチェイス
映画「カサブランカ」で有名なモロッコ・カサブランカの街中でド派手なカーチェイスが繰り広げられる。いつもは人が大量にたむろっていると思われる街中に人がいない。完全に撮影のために閉鎖されているんだろう。こんなこと日本じゃ無理だよな。そこをBMWの最新モデルM3を使って、バイクを追い細い道を走りまくる。最後には強烈なバック走行のあとで空中ジャンプするシーンがでてくる。さすがにこれはスタントだろうなあ。
でもそれだけでは終わらない。ヘルメットなしでものすごいバイクチェイスが繰り広げられる。山道をスポーツバイクであるBMW S1000RRで素っ飛ばす。前を走るのは謎の女だ。自動車の間をくりぬけていく。カーブを全速力で曲がるが、日本のオートレースのバイクのように器用に曲がる。モロッコの山道じゃ舗装もされていないところもあるだろう。最後は謎の女のせいでエライ目に会うが、ご愛嬌
4.レベッカ・ファーガソン
ミステリアスな存在である。謎の組織に属するのに、イーサンハントを助ける。でも味方か敵だかわからない。
この映画じゃ完全にトムクルーズをくっているような存在だ。
敵の上に飛びついてひねり倒していきなり大男を始末する。普通の女の子とは違う、ダイナミックな身動きが堂に入っている。どうやら映画の出演が決まってから激しいトレーニングをしたようだ。それにしてもスウェーデン出身というレベッカは色っぽいなあ。自分はオペラ座のドレス姿が一番好きだ。
いつもながらの手を思いっきりふる「トムクルーズ走り」を見ているとまだまだやってほしいと思ってしまう。
(参考記事)
ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル
コラテラル(自分の一番好きなトムクルーズ作品)
気がつくと前作より3年半経つんだね。あの時はドバイの高層ビルをよじ登るシーンに度肝を抜かれたが、今回も予告編をみると、トムクルーズが離陸する飛行機につかまっていくシーンはすごすぎる。当然のごとく、映画館に足を運ぶ。夏休みのせいもあって、少年たちの姿が目につく。アメリカでは早速興行成績ランキング1位で初登場、幸先いいらしい。
タイトルの「ローグ・ネーション」とは米国、ロシア、英国各国の秘密機関からドロップアウトした元エリート・エージェントたちがつくった組織だ。これがなかなか手ごわい。しかも、CIA長官からIMFの存在自体が否定されてしまうということで、自分の居場所がなくなるイーサンハントは絶体絶命だ。ベラルーシ、ウィーン、モロッコ、ロンドンと次々舞台を替えてド派手なアクションをみせる。
IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は謎の多国籍スパイ組織<シンジケート>を秘密裏に追跡していたが、催涙ガスによって敵の手に落ちてしまう。目覚めると後ろ手に拘束されており、目の前には謎の女(レベッカ・ファーガソン)と、3年前に死亡したはずのエージェントがいた。まさに拷問が始まろうとしたその時、女は驚くべき格闘術でイーサンを脱出させる。
IMFのアナリストブラント(ジェレミーレナー)からIMF解体を知らされたイーサンは<シンジケート>の殲滅を誓うのだが、彼は国際手配の身となっていた…。組織の後ろ盾を失ったイーサンと仲間たちは<シンジケート>とどう闘うのか?敵か味方か、謎の女の正体とは?そして究極の諜報バトル、その結末は―??(作品情報より)
映画が始まってすぐに、予告編で見せたシーンを見せる。一気に観客を興奮させる魂胆だ。映画ファンは誰もがトム・クルーズがスタントなしで過激なシーンに挑むことを知っているのでドキドキする。でもこれだけでは最初の10分で映画は終了してしまう。
ウィーンのオペラ座での立ち回り、カサブランカでのカーチェイス、ボンベなしで水中に潜ったりなど次から次へとアクションは用意されている。
印象に残ったシーンをネタばれありで語る。
1.飛行機につかまるシーン
よくやるなあというのが本音。時速400KMのスピードで軍用機は離陸して1500Mの上空に上昇する。さすがのトムクルーズもやらなきゃよかったとまで思わせるようなそのアクションを合計8回のテイクを演じたそうである。
2.オペラ座での立ち回りとトゥーランドット
ウィーンのオペラ座で、味方か敵かわからない謎の女とシンジケートのメンバーが政府要人をねらっている。それを阻止しなければならないシーンにはうなった。プッチーニの「トゥーランドット」が演奏される中で、舞台裏で懸命にイーサンハントと敵が戦いを続ける。ヒッチコックの「知りすぎた男」でも使われている手であるが、ドキドキ感がすごい。このシーンが大好きだ。
荒川静香さんがオリンピックで金メダルを取った時の「イナバウアー」のバックに流れたのが「トゥーランドット」だ。一番有名な「誰も寝てはならぬ」は、あのトリノ・オリンピックの開会式で世界三大テノール歌手の1人パヴァロッティがこの曲を歌ったのがあまりに印象が強いからね。
パヴァロッティのトゥーランドット↓
映画に関係ないけど荒川静香さんの「トゥーランドット」をバックにした金メダル演技↓
3.カサブランカでのカーチェイス
映画「カサブランカ」で有名なモロッコ・カサブランカの街中でド派手なカーチェイスが繰り広げられる。いつもは人が大量にたむろっていると思われる街中に人がいない。完全に撮影のために閉鎖されているんだろう。こんなこと日本じゃ無理だよな。そこをBMWの最新モデルM3を使って、バイクを追い細い道を走りまくる。最後には強烈なバック走行のあとで空中ジャンプするシーンがでてくる。さすがにこれはスタントだろうなあ。
でもそれだけでは終わらない。ヘルメットなしでものすごいバイクチェイスが繰り広げられる。山道をスポーツバイクであるBMW S1000RRで素っ飛ばす。前を走るのは謎の女だ。自動車の間をくりぬけていく。カーブを全速力で曲がるが、日本のオートレースのバイクのように器用に曲がる。モロッコの山道じゃ舗装もされていないところもあるだろう。最後は謎の女のせいでエライ目に会うが、ご愛嬌
4.レベッカ・ファーガソン
ミステリアスな存在である。謎の組織に属するのに、イーサンハントを助ける。でも味方か敵だかわからない。
この映画じゃ完全にトムクルーズをくっているような存在だ。
敵の上に飛びついてひねり倒していきなり大男を始末する。普通の女の子とは違う、ダイナミックな身動きが堂に入っている。どうやら映画の出演が決まってから激しいトレーニングをしたようだ。それにしてもスウェーデン出身というレベッカは色っぽいなあ。自分はオペラ座のドレス姿が一番好きだ。
いつもながらの手を思いっきりふる「トムクルーズ走り」を見ているとまだまだやってほしいと思ってしまう。
(参考記事)
ミッションインポッシブル ゴーストプロトコル
コラテラル(自分の一番好きなトムクルーズ作品)
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル | |
ドバイの超高層ビルをよじ登るトムクルーズ | |
コラテラル | |
稀代の殺人鬼を演じるトムクルーズ | |