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映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「草原の椅子」 佐藤浩市

2013-03-04 19:49:23 | 映画(日本 2013年以降主演男性)
映画「草原の椅子」を劇場で見た。

宮本輝の小説は比較的好きなほうだ。気になっていた。
宮本輝が阪神・淡路大震災で被災したことをきっかけに、シルクロード6,700キロ、40日にわたる旅を体験して執筆した小説を映画化。
『八日目の蝉』の成島出監督がメガホンをとるということも気になっていた。
今後の生き方を模索する登場人物たちが世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザへ旅する姿を描く
ただ映画的にはイマイチだ。

主人公遠間憲太郎(佐藤浩市)はカメラ製造会社の営業管理職で50歳、バツイチで大学生の2人で生活している。上司からは実績をあげるため急かされあたふたしている毎日だ。
彼に取引会社の社長富樫(西村雅彦)から電話が入る。関西出身で単身赴任で東京に来ている家電量販店の経営者だ。浮気相手に別れ話をしたら、キレられ灯油を浴びさられたとのことだ。
その事後相談にのってあげている際に彼から親友になってほしいといわれる。

主人公は町を歩いていて、和服の似合う1人の美人貴志子(吉瀬美智子)を見かける。お店に入っていくのを追いかけていくとそこは陶芸の器を売っている店であった。彼女に惹かれる中、気がついてみると10万円の器を買ってしまう。その後もその店に通うようになる。

そんなある日、大学生の娘から相談を持ちかけられる。バイト先の社員の男性が困っているという。
母親に虐待された子供を預かっているようだ。その男性の仕事が忙しいので一時的に預かってくれないかというのだ。身勝手な男の依頼だが、一応預かる。母親からの虐待がトラウマになっている少年だ。
奇妙な共同生活が始まっていくのだが。。。

憲太郎、富樫、貴志子の3人は、いつしか同じ時間を過ごすようになる。
交流を深めていく中で、圭輔の将来を案じ始める。
めぐり逢った4人は、ある日、世界最後の桃源郷・フンザへの旅立ちを決意する。

ストーリーに大きな起伏はない。
宮本輝の話にしては単調だ。この3人の演技自体悪くはないが、面白みはない。
何でこの子供を預かるのかが非常に不自然、しかも見ていて不愉快だ。
気分が悪くなるような途中のストーリー展開に、突然子供の親小池栄子が現れる。これ自体も不愉快なシーンだが,小池栄子自体はうまい。変態的役柄を演じると、うまみが増す。

先日「ゼロダークサーティ」の舞台になったパキスタンとこの映画の映像とは180度違う。
ただ、この風景もっときれいに撮れたんじゃないだろうか?
映像が見たいという観光客的気分でいったけど、失敗だったなあ


コメント
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