映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

長崎佐賀出張3(伊万里)

2012-09-21 22:02:41 | 散歩
翌日は有田経由で伊万里へ向かう

佐賀牛の昼飯を食べた


その後
大川内山へ向かう。
「秘窯の里」と言われるらしい。
ここは鍋島藩の丸秘の窯処だ。まず目を奪われるのは中国の山水画を思わせる山の美しさだ。




関所跡もあった。
鍋島藩はここでとっておきの陶器をつくったという。



和のテイストが非常にいい感じだ。
もみじの木が多く、紅葉時期は比類なき美しいところだと想像できた。





中国の水墨画のように美しい山

ここで賀来千賀子と細川茂樹が撮影を行っていた。
テレビの2時間ドラマという雰囲気だ。
離婚直後の女はきれいだというけど確かにそうだ。こっそり写真を撮ったけど
さすがに公にはできない。
ここの謎めいた雰囲気はロケにはピッタリだと思う。

鍋島家といえば渋谷東急本店裏の日本有数の住宅地松濤~神山町の大地主だ。
少しづつ土地を切り売りしていった話はよく聞いたが、現当主はどれだけ残しているのであろう。



伊万里の街を走ると、和瓦をどの家も新しい瓦に葺き替えているようだった。
おそらくは陶器でこの街はみんな潤っているんだろう。そう連想できた。
こんなに日本瓦が新しい街は全国どこにもない。佐賀は金持ちが意外にいるのかもしれない。
陶器はどれも高すぎ、その方面には全く関心のない自分は手ぶらで帰った。
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長崎佐賀出張2(中華街~思案橋)

2012-09-21 21:31:32 | 散歩
夕食は長崎中華街へ行く。
江山楼という名前だ。


これら6品全部が前菜だ。
ここまでレベルが高い前菜を出す店は東京の高級店でも記憶にない。












ふかひれスープ
は蟹肉と貝柱が入り具一杯でおいしい。


豚肉蒸しもの四川風の味付けだ。


海の幸炒め物は正統派の広東料理風味付け
あっさりでいい感じだ。

大エビのケチャップ炒め(ケチャップはどうかな?)

このあとのアマダイ料理はちょっと口に合わない。
長崎流肉料理はいい。


ちゃんぽん
先日天草で驚異的なちゃんぽんを食べた後だけに
驚きはないが、隠し味が効いているスープはなかなかだ。

皿うどんの方が上品な味でおいしい。

デザート
この大きな団子にはビックリ、こんなの見たことがない。
もう一品プリンまでついた。それもおいしい。

腹いっぱい食い過ぎた。いい店だと思う。
女給がおばあさんで耳が遠いのが難点

長崎中華街は夜の提灯がきれいだ。


思案橋の飲み屋街を歩く




「どうすりゃいいのか思案橋~」
長崎ブルースを口ずさみながら夜は更ける。
2次会で美人ママとホステスのレベルには驚いた。

地方都市はいいなあ
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長崎佐賀出張1(市内~軍艦島クルーズ)

2012-09-21 21:31:16 | 散歩
長崎に出張した。

20年ぶりの長崎だ。
大村空港から中心部へ直行する
中心部のめがね橋




橋から少し歩いたところに老舗「吉宗」がある。
ここで昼食



元祖茶碗蒸しだそうだ。
こんな大きな茶碗蒸し食べたことがない。


2100円也
お客さんが行列をなしていた。




軍艦島ツアーにいく。
長崎港を出発する。最高のクルージングだ。


三菱重工の工場を横目に見て30分ほどすると軍艦島が見えてくる。
1974年に石炭鉱山が閉山となり、それからは無人島だ。
確かに離れてみると軍艦に似ている。

こんな小さい島になんと昭和30年代は5000人も生活していたらしい。
人口密度が世界一というのも確かにわかる。
これは凄い。

島にある廃墟の建物を見ると、子供心に見た五反田にあった星製薬の廃墟の建物を思い出した。
(今はTOCビルになっている)

三菱の造船所だ。
三菱のマークの白い部分でテニスコートの大きさがあるという。


軍艦島クルーズガイドの説明が実に巧みだった。軍艦島に住んでいたという。
そのガイドが長崎の港へ着くときに乗客と一緒に「万歳三唱」をした。
ここでガイドは「バンザイ」でなく「マンザイ」といった。その話を聞いて広田弘毅の話を思い出した。
城山三郎「落日燃ゆ」のベストセラー小説で、東京裁判で絞首刑になった元首相広田弘毅の一生を取り上げている。その広田が刑執行の前に同じ刑を受ける軍人へあんたが万歳三唱の音頭をやりなさいと言い、「マンザイ」といったと伝えられている。漫才ととらえた城山三郎は文官ながら絞首刑となった広田の痛烈な冗談と小説に書いているが、どうやら間違いのようだ。単なる九州流「万歳三唱」ということだけなのだ。
この話は小学校の時、感想文で児島襄著「東京裁判」を取り上げた時以来知っている話なので、40年来の謎が解けた気分となった。少し興奮した。
その話をガイドにしたら博学のガイドも知らなかった。

女神大橋という凄い橋がかかっている。
この下をくぐって軍艦島へ行った。

眺めは最高だ。
造船所を60メートルの高さから眺める。


お腹がすいてきた。
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