映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

アベンジャーズ 

2012-08-16 20:21:01 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
映画「アベンジャーズ」を早速劇場で見た。

アメコミヒーロー勢ぞろいという触れ文句と驚異的な興行収入というのが気にはなっていた。
このヒーローの勢ぞろいは、ウルトラマンとマグマ大使と鉄人28号がそろったようなものなのか?いや違う。そんなにジャンボなヒーローではない。若干大きめの超人ハルクを除いては人間並みの大きさだから、鉄腕アトムと仮面ライダーとエイトマンが勢ぞろいで宇宙からの敵に立ち向かうという感覚なんだろう。


もう少し子供のころだったらドキドキしたかもしれない。格闘場面は確かに楽しめた。
「ダークナイト」を除き、ここしばらく初老のおばさんたち好みの作品ばかり劇場で見てきたので、観客に若者特に若い青年が多いのは新鮮だった。

まずは宇宙から地球略奪を目指す宇宙人の姿を映す。
地球滅亡の危機の通達を受け、地球防衛組織の司令官ニック・フューリー(サミュエルジャクソン)から召集されたヒーローたち6人がそろう。
億万長者にして天才発明家トニー・スタークことアイアンマン、70年の眠りから覚めた伝説の戦士キャプテン・アメリカ、神々の国から追放された雷神・マイティソー、怒りによって巨人に姿を変える科学者・ハルク、魔性のロシア系女スパイ、ブラック・ウィドウ、そしてエリート・エージェントにして弓の名手、ホークアイ。決して相容れるはずのない彼らが、司令官の指揮の下、一つのチームとして戦うこととなるという話だ。


単純そうに見えるが、映画がはじまってしばらくセリフの字幕を見ていてもよくストーリーが理解できない。このヒーローたちの映画すべてを見ているわけではないので、彼らの真実の気質がわからないと意味不明になるのではないかなあ。オタクの連中はすべて理解しているんだろうけど、このオールスター戦よくわからない。ふと気がつくと不意にウトウト寝てしまった。おっといけない。


しかも、ヒーローたちが正義の味方として早い段階から志を同じくすればいいんだけれど、なかなか仲良くならない。そういう迷彩がかなりかくされているので、映画を見る人は予習をした方がわかりやすいんじゃないかと感じた。

戦う相手の宇宙人って、ここしばらくの映画を見ると大体同じような風貌に見えてくる。アップし損ねた「カウボーイ&エイリアン」や「スーパーエイト」の宇宙人を連想してしまった。メインになる怪獣じみた生きものはアメリカ版「ゴジラ」の映画を連想した。日本の怪獣は日本版ゴジラが基本になっているんだけど、アメリカの怪獣は爬虫類のトカゲ系の形をしていることが多い。竜とトカゲを足して二で割ってエイリアンの要素を強くした感じだ。

こういうヒーロー、怪獣ものは日本の特撮技術が大きく世界をリードした映画の分野であった。でもこれを見てしまうと、映画予算をあまりかけられない日本ではこのレベルに達する映画って作れないんだろうなあと感じた。

最後にこの映画エンディングクレジット始まってからもう一度映像を映すと聞いていたので、終わってからも席でじっとしていた。早速に帰る人も多かったけど、情報通り映像が流れた。未見の方は帰られないように注意したい。


コメント
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