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小沢氏は正常人か異常人かー正しい情勢分析が出来ているのか

2010-04-01 22:51:34 | 日記
来る参議院選挙で過半数を取りたいと民主党が異常な行動をとっている。小沢幹事長が2人区に民主党の候補者を2人立て総取りする方針です。地元県連は反対していますがその反対を押し切って候補者を立てています。連合静岡の会長は小沢氏の辞任要求をしているほどです。

今までの所、2人区12区のなかで4区が発表されています。その候補者は揃って若い美人候補者です。

その中には現衆議院議員がいて衆議院議員を辞めて参議院議員に立候補すると言う常識では考えられない事までしようとしています。

 鳩山由紀夫首相は1日夕、「小沢幹事長の方針なので、決めた以上、2人を擁立する。2人当選に向け全力を尽くす」と述べ、小沢氏の方針を全面的に支持する考えというか小沢氏の独走(毒草)に何も言えない状況です。
 首相は「今、この(党の)体制で(選挙は)厳しい状況かもしれない。私も含めて民主党に『政治とカネ』の問題で当然、厳しい声がある」との認識も持っている。

 先ず2人区に2名の候補者を立てるそのことの妥当性の問題があります。支持率が70%の時ではあり得る話ですが、現時点の民主党の支持率は一部では30%とも言われています。これを40%としても1人20%ずつ取ったとします。自民党が20%として、浮動票が30%、浮動票を集めれば勝てないこともない計算は出来ます。小沢氏は浮動票は民主党に来ると考えているのでしょうか。今の情勢では民主党には逆風が吹いていると考えますので浮動票は民主党に向かないと考えるのが常識的です。

地元民主党県連はそこを心配して2人を立てたら共倒れになることを心配しているのですが、私は、その見方の方が常識的と思われるのです。しかし、小沢氏は地元が2人目を立てないなら中央で決定すると力を出しました。それは独裁者の剛腕です。民主主義とは言えません。

その結果は小沢氏が考えるように2人独占が出来るかも知れません。或いは一般に危惧されているように共倒れになるかも知れません。

それは選挙の結果に待つ他はないのですが、国民としてこういう安全性を見通さない政党に日本を任せていいのだろうかという危惧が生じます。

勝つか負けるかやってみないと分からないじゃないかと言うことは言えます。しかし昨年の衆議院選挙はズーッと以前から自民党は負けると言われて入れその通りになりました。

今回は鳩山首相も認識されているように民主党には厳しいものがあります。それを敢えて情勢判断しないで負け戦が見込まれるのに厳しい戦闘につっこんで行くのは、太平洋戦争突入の状況と同じです。みすみす負けるという闘いに突き進んで行くのと同じと見ます。無謀な闘いです。

今回は私も、民主党には投票しませんので、敵が間違った作戦に出るのは歓迎ですが、その政党が、状況を正しく判断できないと思われる政党が後3年半政権を握っているのです。それは現時点では民主党期待外れという認識ですが、解散がない限り辛抱するしか有りません。

その不安な期待はずれの政党に参院まで過半数にさせたらそれこそ独裁政党になって何でもやってしまいます。

特に小沢氏は朝鮮出身なのか分かりませんが(インターネット「小沢一郎は済州島出身の韓国人」「小沢一郎は済州島出身?:イザ!」)朝鮮に日本を売るかの如き政策・法案を通そうとしているとしか考えられません。

外国人参政権法案の最大のネックは亀井国民新党でしたのでこういう阻害要因を除去し思うように法案を通したいと考えているのでしょう。そのためには参院での過半数が必要なのです。それだけでは有りません。当選した候補者に「左向け」と言ったら左を向く、否、言われる前に左を向くそのような議員を当選させようとしているのです。それには若い女性で美人でなければなりません。

その上で、選挙対策として「高校授業料無償化、子ども手当の支給、農家の個別補償制度」等のばら撒き戦術でポイントを稼ぎ、郵政見直しで郵政族の票を稼ぎ、医師会の支援を得て、更には独立行政法人、公益法人の事業仕分けをショウで見せ参院勝利を目論んでいると考えられます。

その戦法で小沢氏の選挙作戦は正常という見方もできます。

しかし、「高校授業料無償化、子ども手当の支給、農家の個別補償制度」の財源は何処から出るのでしょうか、政権を取る前は官僚の天下りを無くすこと、税金の無駄を無くすこと、埋蔵金等で20兆円は捻出すると言うことでしたが、捻出した分以上の税収の減があり、借金44兆円に頼った予算となっています。

しかも昨年の事業仕分けでは何とか金額を出そうと必要なものも無駄と言って削減しています。科学の振興がそれで芽が摘まれた状態と言われています。その事業仕分けしたと思われた中で長崎県知事選では「欲しいものはなんでもかってやる」からと民主党推薦候補に投票するように恫喝するかのように言ったのです。それって公式ですが選挙違反です。長崎県民はそのところを正しく判断しました。
大体、その財源はどこからでるのでしょうかと聞きたい。

無責任民主党予算、このままでは日本はハイパーインフレになり破滅すると言われています。
ですから子ども手当を貰ったと喜んではいけないのです。子どもや孫が将来支払わなければならないのです。この子ども手当は外国の子どもにも支出されるそうです。いろいろチェックをかけていますが、私だったらいろんな手法を取って証明書を取り寄せます。その外国でも収入になるので協力するでしょう。

国が滅びようとしているときに何故外国人に出すのかと言いたい。これを考えると納税したくなくなります。

郵政見直しは「郵政見直し、『「WTO違反の可能性」=官房長官らに書簡-米、EU大使』と言う記事がのっていました。外国から抗議が来ています。この見直し案の政権内のどたばた劇、その挙げ句の果ての閣僚会議、は順序が逆です。その果てがWTO違反の抗議、民主党はどうなっているのでしょうと言いたい。

独立行政法人、公益法人の事業仕分け、早急に進めるべきなのに参院前に引き伸ばし国民にアピールしとようという魂胆、そう言うことに我々は騙されてはいけない。
国の借金分44兆円分が事業仕分けで出てくることはありません。
となると来年度も赤字予算となります。国の借金は増えそれをどうするのかその議論の方が大切です。

その赤字は消費税で補わなければどうのもならないのです。それを4年間も放っておく現政権の政策は無政策と言うべきです。

次に、衆議院議員を辞めさせて参議院議員にすると言うことの是非について考えます。

衆議院をなめているとしか言いようがありません。参議院議員を衆議院議員にするというのなら分かりますが、その逆は民主党のなりふり構わない姿勢が伺われます。

しかも、今分かっている4区では若い女性候補者となっています。衆議院選挙でも若い女性をドーンと当選させ、二匹目のドジョウを狙ってか参議員選挙も若い女性で勝とうとしています。若い女性がいけないわけではありませんが国政を担うのです。小沢氏の数は力でその数を自分で握ろうとしているので、この参議院選挙はその阻止を図らなければならないのです。

その阻止を頼りたい自公が党内分裂公明離反の状態です。今日の新聞に与謝野・園田氏が新党と載っていましたのでこの党なら信頼できるかも知れません。みんなの党にも頑張って貰うしか有りません。

自民党も過去の政策体質を総括して国民の目線の政策を出すべきです。人事が問題なのでは有りません。どうして独立行政法人・公益法人・天下り・渡り、など無茶苦茶な無駄を見直さなかったのですか。

ともあれ、我々は民主党に過半数を渡してはいけません。そう強く思います。


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