若い人達へ

若い人に夢を託してお願いをする

勤勉有能な日本人観が中国で逆転!上海で増殖する“ダメ日本人”たち

2011-06-28 21:27:42 | 意見発表
China Report 中国は今
【第9回】 2008年10月2日
 
姫田小夏 [ジャーナリスト] 日経ビジネスオンライン
 

勤勉有能な日本人観が中国で逆転!
上海で増殖する“ダメ日本人”たち

 「上海には今、どれだけの日本人が住んでいるの」

 NHKの土曜ドラマ「上海タイフーン」も手伝ってか、こんな質問をされることがよくある。今年9月外務省が発表した資料によれば、上海に長期滞在する日本人数(07年10月1日時点)は4万7731人。NYの4万0068人を抜いて、都市別ではついに世界一に躍り出た。

 すでに上海には、05年11月時点でバンコクを抜いて世界一のマンモス校になった上海日本人学校がある。日本語フリーペーパーの種類や露出、日本料理店の新規出店の勢いを見るだけでも、上海の日本人の密度の高さが伺える

 上海に来れば仕事もあるし、物価も安い。何より日本国籍ならそこそこ大きな顔をして生活できる――、動機は人さまざまだが、煎じ詰めれば所詮こんなところだ。1920年代後半、上海に滞在した詩人、金子光晴は著書『どくろ杯』で「きたないことが平気になれば、物価がやすく、くらしの上でうるさい世間がないことが魅力であった」と書いているが、大正の世も平成の世も、日本人が上海に求めたものは大きく変わらない。

中国人もあきれる
上海で働く“3F”日本人たち

 だが、最近はちょっと様子が違う。「日本人」は以前のように「一目置かれる存在」ではなくなってしまった。上海市民も、以前は「優秀な日本製」=「(それを作ることができる)優秀な日本人」と評価してきたが、実は日本人が現地企業のお荷物になっているケースもある。

 「もう“ダメ日本人”は上海に来ないでほしい」

 ズバッと本音を吐くのは、某日系企業に勤務する中国人社員だ。同社は最近、上海で日本人女性を採用した。中国で働く日本人は、本社企業が派遣する駐在員と、現地で求職し、採用される「現地採用」の2つがあるが、彼女は後者。しかし、中国語や英語に堪能なわけでも、営業力があるわけでもなかった。何の特技もないこの日本人を採用したのは、「ブランド企業で働きたい」という彼女の熱心さに押されたためだった。

まもなくしてそれが誤算だったことに気づく。遅刻・欠席の常習犯。中国人社員の日本人は勤勉でまじめ、というイメージを覆しただけではなく、先の四川大地震の寄付金をめぐっては「あの人、何とかならないのか」の直訴まで出る始末だった。

 「お金がないのに」としぶる彼女がひねり出したのは日本円にして100円にも及ばない金額。担当の中国人社員は目を丸くした。「たったこれだけ? 日本人の彼女が? 給料は我々以上なのに」……。

 中国の寄付金額は少なくとも給料に比例する。結婚式の祝儀も葬式の香典もそうだ。しかも、記名式とあればなおさら金額は熟慮を要する。中国の寄付のやり方がいいか悪いかは別として、彼女は「郷に入れば郷に従う」べきだった。相応額がわからなければ、総務や人事に相談するのが正解だっただろう。結果、「上海で働く日本人」にミソがついたのは言うまでもない。

 上海には日本人向けの特殊なポジションがある。学歴不問、専門能力不問、語学不問という「日本人職」だ。筆者も上海で勤務をしていた頃、人材紹介会社から3つの不問、つまり“3F”人材をたくさん紹介してもらった。これらの層は想像以上に厚く、「日本人」のみで採用が決まる上海には、常に絶え間なく半端な若者が流れ込んでいることがわかる。

 「日本人職」が求められるのは、1つには「日本人担当者なら安心する」という取引先ニーズがあるためだ。「中国人担当者しかいないの?日本人寄越してよ」、そんなリクエストはしょっちゅうで、日系企業は日本語が堪能な優秀な中国人より、多少、出来が悪くても日本人を信頼する。採用する日系企業にとっては、計算高い中国人よりも、思考パターンが類似している日本人が安心だ。しかし、ビザを発給する公安当局はその履歴書が腑に落ちない。「なんであんたの会社はこんな日本人を雇うわけ?」と嫌味を言われた日系企業もある。

 一方、“ダメ日本人”を雇った結果の難題もある。

 「なんで中国語も話せない日本人が8000元(約12万円)も給料をもらえるんですか」

 中国人と日本人が同居する企業ではしょっちゅうこんな議論が繰り返される。アタシの方が学歴もあるし、日本語、英語も堪能なのに……。納得できない優秀な人材はどんどん辞めていってしまう。一方、当の“ダメ日本人”は尻尾を巻いて帰国するどころか、コケむすまで中国に居座る。日本には就職先がないためだ。中国沿海部を上から下に、あるいは東南アジアを転々とする姿もある。中には帰国便の航空券代さえ捻出できない貧しい日本人もいる。

日本人村という異名を持つ古北新区は、90年代後半から外国人居住地として発展した。日本人学校への地の利や、日本人向け食材店、日本料理屋と生活の利便性から、日本人が日本人を呼ぶ形で街ができ上がったという過程を持つ、いわば上海のリトルトーキョーだ(在住者は関西以西が多いのだが)。家族で赴任する駐在員にとってはワンストップさ故に離れがたいものがあるのだが、仲介業者からすると外装、内装ともに老朽化(こちらは短期のうちに老朽化してしまう)するマンションに日本人がこだわりを示す理由が解せない。

 「中国人のお母さんは自分がきれいにしていることに誇りを持っているのに、日本人はなぜ、あんなふうに髪を振り乱して忙しそうにしているの」と率直に疑問を投げる同世代の中国人女性もいる。「1人っ子政策」下の彼女たちにとって、2人以上を育てる苦労はわからない。ましてや「ギンギラの上海」では、老朽化マンションでもよしとする、日本人の質素倹約の精神が妙にケチ臭く映ってしまうのである

中国語も話せず閉鎖的
上海で日本人は浮いた存在

 上海の外資系企業に勤務する駐在員は、日系企業と取引きを辞めた理由をこう説明する。

 「弊社との打ち合わせに、通訳連れで来るのは日本人だけですよ。幹部すら日本語オンリー。最初は日系大手と仕事をしたいと思っていましたが、面倒くさいので辞めました」

 国際資本の集まる上海では中国語と英語がビジネスにおける共通言語。だが、上海の日系企業においては、日本企業と日本企業の取引きが常態化していることから、いまだその必要性は生じない。仕事が終わっても日本人同士。居酒屋で同郷を集めて騒ぐ日本人は、傍目にも奇妙だ。前出の駐在員も、日本人はすでに孤立していることに気づいているのだろうかと疑問を投げる。

 上海は雇用を創出できなかった日本経済の調整弁だった。だが、力をつけた上海はそろそろ拒絶を始めた。経済力をつけた上海市民からすれば、日本人の生活スタイルが色あせたものに見え、また、国際社会の縮図においてはその行動様式も奇怪に受け止められる。すっかり浮いてしまった日本人、上海における孤立が示唆するものは決して小さくはない。


「ひめゆり学徒」絵本にーこれで真の反戦教育は出来ないー琉球新報は反米という戦をしている

2011-06-26 05:45:28 | 意見発表
「ひめゆり学徒」絵本に 「親子で見てほしい」
2011年6月15日琉球新報

絵本「ひめゆり」の制作について話し合うひめゆり学徒隊の生存者ら=5月30日、那覇市のひめゆり平和祈念財団(ひめゆり平和祈念資料館提供)
 ひめゆり学徒隊で生き残った人たちの証言などを基に作られた絵本「ひめゆり」が23日から糸満市の平和祈念資料館で発売される。学徒らによる子ども向けの絵本が作られるのは初めて。
 ひめゆり学徒隊は、沖縄戦で陸軍病院に看護要員として動員された沖縄県女子師範学校と、県立第一高等女学校の生徒ら。絵本では学徒隊が動員され、陸軍病院での看護や解散後に銃弾から逃げる日々、そして終戦までと戦争の悲惨さ、平和の尊さを描いている。
 同館の展示物の説明で「陸軍病院」などの言葉が子どもには理解しにくいのでは、という意見が以前からあり、子どもにも分かりやすいように絵本を作ろうと、約2年半前から制作が始まった。月に2回ほど集まり、ひめゆり学徒隊の生存者らが意見を出し合ったことで、当時の状況をより鮮明に描いた絵本を作ることができた。
 沖縄県女師・一高女ひめゆり平和財団の本村ツル理事長は「子どもにも見てもらいたいが、今は戦争を知らない親も多い。親子で見てもらって、ひめゆり学徒隊のこと、戦争の恐ろしさを知ってもらいたい」と話した。

関連すると思われる記事
powered by weblio

ひめゆり記憶、多くの人に 元学徒が戦争体験講話(2009.8.2)
「県内学校もっと利用を」 ひめゆり平和祈念資料館(2008.5.9)
ひめゆり入試問題・反省機に平和教育実践を(2005.6.14)
ひめゆりの証言「退屈」 入試の英語問題に記述 東京・青山学院高(2005.6.10)平和願い折り鶴40万羽、ひめゆりと礎に奉納へ 東京・武蔵野高校(2005.5.


ひめゆりの証言「退屈」 入試の英語問題に記述 東京・青山学院高
2005年6月10日 琉球新報
 私立青山学院高等部(東京)が今年2月に実施した入試の英語科目で、元ひめゆり学徒の沖縄戦に関する証言について「正直に言うと彼女の話は退屈で、わたしは飽きた」との記述を含む問題を出題していたことが9日分かった。県内では「戦争の悲惨さを分かっていない」「配慮が欠けていたのではないか」との批判の声が上がっている。
 問題は一般入試で出題され、1057人が受験した。高校時代、沖縄に修学旅行で来た人の感想文を読み、設問に選択で答える形式になっている。筆者は問題で、戦時中に使われた壕の中を体験、ひめゆり平和祈念資料館で証言を聞いた。「正直に言うと彼女の話は退屈で、わたしは飽きた。彼女が話せば話すほど、洞くつで受けた強い印象が薄れた」と記されている。
 青山学院高等部によると問題は、一人の教員の体験に基づき、複数の教員によって作成されたという。問題は学校全体で検討されたというが、大村修文高等部長は「『退屈』という表現に対し、問題だと指摘する人もいたが、全体的な文章の中では削るまでにはいたらなかった」と話した。
 大村部長は「ひめゆり学徒を非難するつもりはなかった。結果的に配慮を欠く言葉で不愉快な思いをさせてしまい、大変申し訳ない」と話した。中等部では、今年の5月に初めて修学旅行で沖縄を訪れ、来年も訪れる予定という。
 ひめゆり平和祈念資料館=糸満市=の本村つる館長は「出題者は戦争の悲惨さを分かっていない。こんな出題をする学校で学ぶ子どもたちがかわいそうだ」と話した。
 社会科教育を研究している山口剛史琉球大学教育学部講師は「入試問題の内容として本当に適切な内容かどうか、学校側として配慮が欠けていたのではないか。社会的な意味や影響への配慮に不十分さがある」と批判した。


1.2011.6.26NHKー教育TVで「ETV特集 米軍カメラマンが見た沖縄戦百日間の真実 なぜ住民に大きな被害 隠し続けた写真とは?検閲の実態」というのを放映していた。
「2011年6月26日(日) 夜10時
米軍カメラマンが見た沖縄戦6月23日は沖縄「慰霊の日」。住民を巻き込んだ地上戦によって、20万人を越える人が命を落とした沖縄戦から、今年で66年になる。NHK沖縄では、これまで沖縄戦を撮影したフィルムをアメリカで発掘してきたが、今回の番組は、そうした映像を撮影した米軍カメラマンに焦点をあて、彼らは戦場で何を見、何を思って撮影したのか取材した。編集されたフィルムからは、それが誰が撮影したものか不明だったが、未編集のフィルムには、撮影の前後に、誰が撮ったのかを映し込む「キャプション」が含まれていたことから、カメラマンの名前が分かり、そのうち今も生存している人に話を聞くことができた。 「勇敢に戦うアメリカ兵を撮ってこい!アメリカで戦争への支持を高めるためだ」と言われ、戦場に赴いたグラント・ウルフキルさん(88)。しかし現実の沖縄戦は、想像していたような戦争ではなかった。劣勢の中「ゲリラ戦」を展開する日本兵、戦場にいる多くの住民たち、・・・。ウルフキルさんが、とてもカメラを向けられない場面に遭遇していく。また撮影したものの、軍の検閲にあって公開されなかった映像があることも、今回入手した文書から明らかになった。
「あらゆる地獄を集めた戦場」と言われた沖縄戦。ファインダーごしに見つめたアメリカ人カメラマンが切り取った映像は、果たして戦場の真実だったのか。海兵隊基地で今回見つかった映像も紹介しながら、沖縄戦の実像に迫る。 」
2.絵本に勝る沖縄戦の実態をアメリカ側から撮影したもの、そのカメラマンの恥というのは、自分も銃を持ち日本兵を射殺した。その二人の日本兵をライオンを狩りで射殺したとき祈念に撮影するかのように写真をとっていたのです。
3.ビデオには民家を焼いたり、米兵のあるまじき行為も有ったが、それは検閲で隠されて、アメリカは海兵隊の活躍を描き、「憎き日本兵をやっつけている」というシーンを集めて、アメリカ国民に戦争支持を訴えたのです。その映像は今も記念館で放映されているというのです。
4.映像にはアメリカ兵の死亡のシーンも有ります。そのシーンの公開については時のアメリカ大統領ルーズベルトは国民が反戦運動を起こすのではないかといぶかったということですが、そう言うこともなかった、ということです。と言うことは、アメリカ国民は沖縄戦の映像を見て戦争支持をしたのです。もっとやれと言ったのです。
5.アメリカ大統領ルーズベルトは米国民に好戦思想を植えつけるために宣伝作戦を展開しました。
なぜ、ルーズベルトは日本と戦争したかったのか。
一つにはアメリカ不景気、ニューディール政策などもやりましたが、どうにもなりません。最後の手段は戦争しかなかったのです。
どこと戦争をするかと選んだのが日本です。イギリスのチャーチルはドイツとの戦争を考えドイツ戦に参加するように要請したが、ルーズベルト大統領はまず日本を選び、日本が真珠湾を攻撃をしてくるように戦略を練ったのです。
そう言う記事が見つかりました。
最初の一発を撃たせる様に… アメリカの戦争責任 (運勢放談 詠山 史純) 14日前の記事
交渉は 既に終了した。日本の攻撃は数日以内に予測されるから、適切な防御を 行うように」と打電したのである。 そして、真珠湾攻撃の報告を受けたスチムソン陸軍長官は12月7日の 日記に、「日本が我が国を攻撃したという第一報を
http://blog.goo.ne.jp/kankeryu/e/dc3de459ecc7d3df4e6750f0... - 2011年06月12日 15:48:53 」
それを転記してあるのが「ルーズベルトこそが、真のスーパーA級戦争犯罪人なのであるー1」です。
6.アメリカとの戦争、どうしたら避けられたのでしょうか?
7.日本には勝てないと思わせなければならなかったのです。
「ひめゆり学徒」絵本に 「親子で見てほしい」では戦争は無くならないのです。
やるべき事は「最初の一発を撃たせる様に… アメリカの戦争責任」の様な記事を勉強し、アメリカ大統領ルーズベルトを追求し、アメリカを追求するしかないのです。
絵本は日本人に見せるのではなくアメリカの子供に見せるべきです。
日本は戦争したくってしたのではないのです。
戦争を仕掛けてくるように仕掛けられたのです。

8.琉球新報がやっていることは反米に為の反米。真の平和のためではない。日本からアメリカの基地を簡単になくして良いものではない。
日本にアメリカの基地があるからこそ、中国の日本侵略を、アジア侵略を食い止められているのでは?

若者は戦争の真実を学んで欲しい。

物覚えの良い人と悪い人との違いは何?

2011-06-22 16:14:36 | 意見発表
物覚えの良い人と悪い人との違いは何?
2011年6月22日(水)12:00文●山田忍(エフスタイル)

学生のときも試験勉強など覚えることはたくさんあったけれど、社会人として仕事を覚えていくのは簡単なことではありません。自分は忘れっぽいから心配だという人もいるのではないでしょうか。その反対に、一度聞けば忘れないという記憶力を持つ人もいます。

そんな羨ましい記憶力を持つ人と、忘れっぽい人とでは一体何が違うのでしょうか?医学博士であり『無理せず覚える記憶術 こうすればあなたの記憶力はまだまだ簡単に伸びる!』の著者でもある米山公啓先生に伺いました

【覚えるという意識】

「記憶することと忘れないことは、能力と意識の問題です」(米山先生)

例えば、電話番号。一度聞いただけで覚えてしまう人もいれば、何度聞いてもなかなか覚えられない人もいます。この記憶力の違いは、その数字を覚えようという意識がどれだけあるかの違いだと米山先生は言います。記憶することが苦手だと思っている人は、最初から覚えられないと諦めてしまっていたり、覚えても忘れてしまうからと真剣に覚えようとしなかったりすると言うのです。

「先天的な覚える能力の違いは確かにありますが、電話番号など短い数字などは意識の違いが大きいですね」(米山先生)。

【覚える作業の訓練】

記憶が得意な人は、「覚える」という作業を効率的に行えるように、幼少のころから無意識のうちに訓練してきているとのこと。たとえば、受験勉強の際に活用した「良い国(1192)作ろう鎌倉幕府」のように、数字を自分が覚えやすい語呂合わせを作って覚える人もいます。また、覚えたいことを紙に書いて目につく所に貼っておき、何度も視覚でとらえることで記憶する人もいます。どうすれば正確に素早く覚えられるかは、個々の能力によるので、一番効率的と言える方法はないのですが、自分で「覚える」訓練を繰り返してきた人は、自分なりの方法を見いだしている分強いのです。


「これまでどれだけ真剣に物事を記憶しようとしてきたかが、記憶力の違いを生み出しています」(米山先生)。


【物忘れを防ぐために】

では、一度覚えた記憶を忘れないようにするにはどうすればいいのでしょうか。記憶は、まず脳の「海馬(かいば)」と呼ばれる部分に保管され、そこで整理されます。ここで必要のない記憶は破棄され、繰り返しインプットされた記憶や、印象に残っている記憶は長期記憶を司る大脳皮質に送られるのです。

記憶したことを忘れないためには、記憶を長期記憶として大脳皮質に保管させる必要があります。そのためには、記憶が海馬で整理されるときに「何度もインプットされた大切な記憶」、もしくは「強い印象を伴う記憶」と判断されるような方法で覚えると良いのです。

たとえば、昔繰り返し学習したことを今も覚えているのは、「繰り返しインプットされた記憶」として大脳皮質に保管されているからなのです。また、恋人からの告白の言葉を覚えているのは、恋人の言葉を「告白される」という印象深い出来事と一緒に記憶したからなのです。

「忘れたくないことは、繰り返し覚える努力をしたり、印象に残る物事と一緒に記憶したりするのが効果的です」(米山先生)。

また、海馬は大変デリケートな部分のため、強いストレスや睡眠不足で働きが鈍ることがあります。身体や心が疲れていると感じたときは、十分な睡眠とリラックスを心がけることも記憶の精度を高めるために大切とのこと。

記憶力の良い人とそうでない人の違いは、覚えようという意識をどれだけ強く持ち、そのための努力をするかどうかの違いと言えるようです。「記憶力が悪くて……」は、言い訳に過ぎないのかもしれないですね。

管首相は一家の父親たりているかー「総理の言動からは、家長意識が見えない」ー猪瀬直樹

2011-06-19 06:18:29 | 意見発表
6月19日付 編集手帳(2011年6月19日01時20分 読売新聞)

 〈現在の父親は気楽で、自分が家の代表であることを忘れてしまった父親もあるようです〉。この言葉に年配の人は「全くその通り」とうなずくのかもしれない
◆実は、これは育児評論の大家、松田道雄さんが45年前に出した岩波新書「おやじ対こども」の一節だ。当時の若い父親たちは今、70代にはなっているだろう。うなずいた後で苦笑している人も多いのではないか
◆きょうあたり、世間から何かと父親論を説かれるかも知れない経験不足のお父さんたちは、そんなことも頭の隅に置きつつ、しかし謙虚に拝聴するのがよい。昔と比較して語られる家長の心構えには、やはり得るものがあろう
◆さて「父親」を「首相」に、「家」を「国」に置き換えてみる。中央公論最新号で大震災復興構想会議の御厨貴・議長代理と対談した猪瀬直樹・東京都副知事が嘆いていた。「総理の言動からは、国や国民を守らなければならないという家長意識が見えない」
◆こちらの方は、昔もあった指摘でしょう、と首相を慰めるわけにはいかない。頼れる家長に代わって欲しいところだが…。気の重い6月の第3日曜日である。


納得できるかどうかは、「正しいか正しくないかではなくて、自分から出たんだという実感」

2011-06-14 15:00:52 | 意見発表
説得の話、何時か役に立つかも知れないとメモしておきます。

【第1回】 2011年5月31日 中谷彰宏 [作家]
ダイアモンドオンライン
説得するのではなく、納得するお手伝いをする。
人は「納得する」のは好きですが「説得」されるのは嫌いです。ところが多くの人は、聞き手を説得しようとして失敗します。聞き手が納得してくれるような話し方のコツを集めた本『なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]』の中から、納得してもらうための話し方のコツを紹介いたします。

説得力のある人は説得するのではなく、納得するお手伝いをする
 人に、納得してもらうのは、それほど難しいことではありません。

 人間にとって、納得することは快感だからです。「納得できない」というのは、不快なのです。納得するのは好きですが、説得されるのは嫌いです。

 聞き手を納得させることのできない人は、なんとか力ずくで、聞き手を説得しようとしてしまうから失敗するのです。

 説得は、難しい。でも、納得なら、簡単。

 話し手は、聞き手が納得するお手伝いをすればいいのです。聞き手を力で引っ張るのではなく、聞き手の背中を支え、軽く押してあげるだけでいいのです。

 あなたの得意な料理は何ですか?

 では、その料理の仕方を説明してください。

 料理の仕方の説明を聞けば、その人の説得力がどれくらいあるかわかります。

 私は、料理が好きです。私の父親も、料理を作るのが好きです。テレビの料理番組に出る時など、料理の作り方を、電話で父親に聞いたりします。

 その時、父親は、必ずこういう教え方をしてくれます。

「簡単じゃ。Aして、Bして、Cするだけでええんや。ただな、Dだけに、気をつけたらええんや。簡単じゃ」

簡単だと、最初に言う
 ここに、人を納得させるための、話し方の基本がすべてこめられています。

 ①まず、簡単であることを、聞き手に伝える。

 聞き手は、簡単であると聞いて安心します。

「ちょっと、難しいけどね」と言われると、聞き手は、話を聞きたくなくなります。

 語尾も「…しなければならない」ではなく、「…するだけでいい」と言うのです

 説得力のない人ほど、「…しないとダメ」という言い方が多いのです。

 ②ポイントは、3つだけ伝える

 4つ以上になると、もう伝わりません。

 3つのそれぞれの一つ一つも、簡略にまとめる必要があります。

 聞き手の頭を整理する前に、あなた自身の頭を整理することが必要なのです。

 ③注意は、1つだけ付け加える

 説得力のない人は、最初から最後まで、注意だらけです。

 注意は、1つだけだから、印象に残るのです

 注意された後は、聞き手は、「大丈夫かな」と自信をなくしますから、そこでもうひと言「簡単ですよ」というひと言を添えるのです。

結婚式で挨拶のヘタな人は、ふだんも説得力がない。
 相手にどのぐらい納得してもらえる話し方ができるかどうかは、結婚式のスピーチをさせればよくわかります。

 結婚式のスピーチは、最悪事例の集大成です。結婚式で退屈な時は、スピーチがなぜこんなに面白くないかという分析をしてみると退屈しのぎになります。

 結婚式のスピーチをダラダラやっている人は、ふだんお客様にも同じような話し方をしています。日常生活でお客様にそういう話し方をしていることには、ご本人もまったく気がついていないのです。

話の初めに、言い訳しない。
 面白くないスピーチのパターンは、次の6つです

 ①長いこと

 まったく意味もなく長い。

 言うべきことがないので、よけいに長くなります。

 中身のない企画書ほど長くなるのとまったく同じです。

 ②言い訳が多い

「突然のご指名」であるわけはありません。

 披露宴などでは、普通は招待状の中にスピーチ依頼状が入っています。

 あるいは、新郎新婦がわざわざ2人で家まで挨拶に来て頼まれているはずなのに、なぜ「突然のご指名」と言い訳するのか。

 文章を書かせても、こういう人は前置きが長い。

「私はそのほうの権威ではないので、はたしてどのように書けるかどうかわからないが……」のように前置きが長くなります。

 前置きの長い人の話はたいていつまらない。

 お客様に話す会話の中でもこういう人は多いのです。

 ③慇懃無礼

「諸先輩方を差し置きまして、私のような若輩者が……」、これは一見謙虚のようですが、ただの慇懃無礼です。

 お客様のところへ行って広告代理店がよく言うのは、「このたびはプレゼンテーションの機会を与えていただきまして、まことにありがとうございます。精いっぱいやっていこうと思います」、こういう話はもう要りません。

 時間のムダです。

 早く結論を出すほうが先決です。

 まわりくどい話よりドンと結論から言ったほうが、説得力はあるのです。

 スピードが勝負の時代ですから、一番大事なことが一番先頭に来なければいけないのです。

「もう一軒行こう」ではなく「ホテル行こう」のほうが、成功率が高いのです。

 説得力のない人は、首位打者が9番の打順で打っているようなものです。

 打てない打者から1番に出てくる。

 これまでの時代は3番、4番、5番というクリーンナップに強力打線を配しました。

 これはもう通用しません。

 これからはゲリラ戦、ある意味では草野球の時代です。

 草野球では一番よく打つ打者が1番バッターです。

 よく打つ順番に1番、2番、3番と並べるのが草野球で勝つ方法です。

 そういう時代には、慇懃無礼な「諸先輩方を差し置きまして」という言い方をしないことです。

 失礼と感じるようだったら辞退しないといけません。

ワンパターンの話は、だいたい長くなる。
 ④会社の宣伝が長い

 結婚式か、会社の周年行事かわからない。

 これは失礼な話です。

 少なくとも新郎新婦か家族の話でなければいけません。

 たいてい主賓には会社の上司が来ていますから、ふた言目から「そもそも我が社は」という会社の宣伝になります。

 なぜなら、主賓は新郎新婦のことをよく知らないのです。

 でも、何か挨拶をしなければいけない。

 挨拶をする時には一番自分が知っていることを話そうとして「そもそも我が社は」となります。

 新郎側の主賓が「そもそも我が社は」と言うので、新婦側の上司も負けじと「そもそも我が社は」という話になってしまいます。

 社史を語ると、設立当時の話から新規事業の話まで綿々と話が続きますから、これは長いのは当たり前です。

 会社のイメージダウンになっていることに、本人は気づいていないのです。

 ⑤ワンパターンの同じ話をする

 結婚式の話には、パターンはちょっとしかありません。

 出席者は、そのちょっとのワンパターンの話を何回も聞かされるわけです。

 出席しているほとんどの人が知っている話を、なぜあんなに繰り返すのか。

 あなたがお客様で行っている時に誰かの挨拶で出てきた話は、どんなにいい話でも、もう多くの人が聞いているということです。

 またこのワンパターンの話が、だいたい長くなるのです。

 昔は「3つの袋を大事にしてください」と言っていました。

 最近は7つや8つの袋になっています。

 何か新しいことを思いついてみんな足そうと思うのです。

 でも、同じ話です。

 挨拶の苦手な人は原稿を準備してきますが、パターンが少ないので自分の前にそのネタをとられてしまうこともあります。

 そうすると、もう変えられません。

 その話をやめてしまえば少なくとも短くなるからいいのですが、やめないで、なんとか別のエピソードを足すようなことでその話をまた繰り返してしまいます。

 打ち合わせの時でも「またこの話?」ということは多いです。

 ワンパターンの同じ話をくどくどする人は、頭の中の老化が始まっています。

 実際のワンパターンな話は、必ず昔話か自慢話になります。

 上司が「昔ね……」と言い始めたら部下は絶対聞いていません。

話をする時には、エピソードは1つでいい。
 ⑥2つ以上の話をする

 結婚式のスピーチは3つ以上のエピソードを話さないと話した気にならない、というのは大きな勘違いです。

 話をする時には、エピソードは1つでいいです

 その1つのエピソードがしゃれていれば、それだけで「おめでとうございます」と言って下がるのが一番オシャレです。

 ところが、話のヘタな人に限って最初から3つ話をしなければいけないという思い込みがある。

 長い人に限って「はなはだ簡単ではございますが」と言います。

 全然簡単ではありません。

 「はなはだ簡単ではございますが」と言う時間もムダなのです。


【第2回】 2011年6月7日 中谷彰宏 [作家]
説得するためには、主役を相手に譲ればいい。
人は「納得する」のは好きですが「説得」されるのは嫌いです。ところが多くの人は、聞き手を説得しようとして失敗します。聞き手が納得してくれるような話し方のコツを集めた本『なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]』の中から、納得してもらうための話し方のコツを紹介いたします。

「そういえば、私もこの間…」と
人の話を途中で奪わない。
 会話の大原則は、人の話を奪わないことです。
 人の話を奪う人は多いです。

「この間、香港に行ってきまして」という話を聞くと、「私もこの間、香港に行ってきまして、どこどこのホテルに泊まったんですけれども」と平気で言う。

 つまり、話の主役が常に自分でなければイヤだというタイプの人です。

 これでは人を説得することは絶対できません。

 これはやっている本人はまったく気がついていません。

 自分の話をするのは、相手のエピソードが終わってからでいいのです。

「この間、香港に行ってきまして」と相手がエピソードを語ろうとしている。

「香港に行かれたことはありますか」と聞かれたわけではないのです。

「ああ、香港。この間私も行ってきました。あれ知ってますか?」と話を奪ってなぜ平気なのか。

 これはコンサルタントの仕事をしている人にしばしば見られる現象です。相手が話していることは自分もなんでも知っているぞ、とアピールしたい気持ちが強い。

 この瞬間に話し手は「私の香港の話はいつ話せばいいんだろう」と寂しい気分に追い込まれます。

 この人はいろいろなところへ行って話が詳しい人だとは解釈してくれません。

 ささいなことを言っているようですが、こういうことが日常生活の話の中で頻繁に起こっています。

 この話し方のスタンスが平気になってきますと、会議の席上でもこういうことが起こります。

 相手の話を最後まで聞けない、話の腰を折ってしまう。

 相手がこれからオチを言おうとしているのに、自分の話を始めてしまうことになります。

 これは絶対にやってはいけません。

 常に話している側にまわりたい、みんなの中心にいたい、聞く側はイヤだという立場です。

 子供は、えてしてみんなそうです。

 説得する人は、主役ではありません。

 主役になろうとすると、説得はできません。

 説得するためには、主役を相手に譲ればいいのです。

言っても納得しない。
話すことで納得する。
 相手に納得してもらうためには、どのように話せばいいか。

 話をするということは決して「言う」ことだけではありません。

 話は、すでにその言葉自体が2WAY(双方向)です。

 半分は言うこと、残り半分は聞くことです。

 相手と自分とを比べてみて、あなたが3割ぐらい話しているかなと思う時、だいたい半々です。それぐらい人間は、自分が話していてももの足りない。

 話を聞いている時は長く感じます。

 だから、「この間、香港に行ってきまして」と言われた時に待ち切れずにバッと出てしまうのです。

 ここでうまい人は「え、何しに? 仕事ですか?」というふうに聞けます。

 そうしたら相手は話しやすいです。

 自分の話に関心を持ってくれたと相手は思います。

 相手が「香港に行ってきまして」と言った時に、「いや、それより最近は野球が面白いね」と言っていいのか。

 これは誰が聞いてもおかしいです。

 ところが会議では気がつかないのです。聞き手の前で、平気で話を変えていきます。

「自分は今日はこの話をしに行こう」と決めつけているからです。

 サービスマンの最も大事なことは、相手の話を聞くことです。「わぁ、勉強になりました」と言って帰ってくるのが、一番愛されるサービスマンなのです。

上手な質問で、
話しは盛り上がる。
 話を聞きながらも、一言、二言つっこむことで、相手を説得できます。

 質問という形をとって説得していくのです。

 話が面白いか面白くないかは聞き手で決まります。

 語り手ではありません。

 どんなに上手な語り手であっても、聞き手がヘタだと話は盛り上がりません。

 いい聞き手は、話を聞きながら、いい質問の仕方をします。

 上司に同じ話ばかりされて、「またその話、これで3回目」とグチをこぼしている部下は、質問の仕方が悪いのです。

 質問の仕方で、いくらでも新しい話に振りかえていけます。

 それは決して相手の話の腰を折ったり、水を差すということではありません。

 相手が盛り上がって話ができるように、本当に言いたかったのはこういうことと思えるような話に持っていける。

 相手にも自分で話していて「なんて面白い話なんだろう」と思わせるのが、上手な聞き手です。

 たくさん話した満足感のある人が、一番納得します。

 話したいのに聞き手にばかり回っていると、どんなにいい話でも、話し足りないから納得できないのです。

 聞き手にだけ回っている相手は、絶対に納得してくれないのです。



納得できるかどうかは、「正しいか正しくないかではなくて、自分から出たんだという実感」2011年6月14日(火)08:40ダイヤモンドオンライン
【第3回】 2011年6月14日 中谷彰宏 [作家]

人は「納得する」のは好きですが「説得」されるのは嫌いです。ところが多くの人は、聞き手を説得しようとして失敗します。聞き手が納得してくれるような話し方のコツを集めた本『なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]』の中から、納得してもらうための話し方のコツを紹介いたします。

 講演に行って一番言われるのは、「私が前から考えていたことを中谷さんは言ってくれた」という言葉です。

 前から話していたことではなく、前から考えていたけれど、もやもやして言葉にならなかったことです。

 心の中で思っていただけなのですが、「私が部下にかねてから言っていたことを中谷さんは代弁してくれた」と話されるのです。

 この状態が、「納得した」ということなのです。

 説得する側から意見を受け取ったのではなくて、もともと自分の中にあった意見が通った、と感じることです。

 これが納得として一番強いのです。

 だから説得する側は、「そもそもふだんから社長がされていることは間違いないんですよ」と、話しかけていけばいいのです。

「社長はふだんからこうおっしゃっているのではないですか」と相手にホームを譲るのです。

 会議がまとまる時というのは、「やっぱりここは、社長が言っていることが正しいと思うので、A案でいきましょう」という流れになっている時です。

 人間は、自分の意見が通るのが一番快感です。

一番気に入らないのは、
人のアイデアを押し付けること
 何が一番気に入らないかというと、「相手の言っていることが正しくて、そのアイデアをとると成功するとわかっていても、人のアイデアを押しつけられること」なのです。

 相手に自分が言ったと、いかに思ってもらうかがポイントです。

その形にもっていければ、話は丸くおさまるのです。

 納得できるかどうかは、「正しいか正しくないかではなくて、自分から出たんだという実感」なのです。

 先生が生徒に、上司が部下に教える時、先生や上司が「答え」を言ってはいけないのです。

 95%までヒントを与えて、最後の答えは部下から出せばいいのです。

 テレビやラジオの番組で、「誰でもわかる3択問題」というのがあります。

 それと同じです。

 間違えようのない3択問題だったとしても、人は自分の中から正解が出ると嬉しい。

 教えるのではなく、気づきを自分の口から話させるようにするといいのです。

 私が中谷塾で話をする時も、同じようにやっています。

 自分の中から出てきたものが、一番信じられるのです。

 自分の中にあったと錯覚できた時が一番気持ちがいいのです。

 最後の答えを説得しようとする側が言ってはいけないのです。

 できるだけ踏ん張って、いかに相手に言わせるかが大切です。

 どうしても正反対の意見になってしまうこともあります。

 そんな時は、じわじわ積み上げていって、9割5分まで積み上げて溝を埋めていって、最後残り5分を相手に言ってもらえばいいのです。

 9割5分までいったら、自然と相手から出てくるのです。

 クイズ問題で一番答えたくなるのは、8割方できていて、あとは穴埋めという状態です。

 このような時に、人は一番考えたくなるのです。

 全部気づきが必要となってしまうと、考えようとは思わなくなってしまいます。

 2文字だけ抜けていて、「この2文字は何でしょう」とたずねられると、一番頭に答えが浮かんできやすいのです。

 しかもその問題が簡単そうに見えるというのがポイントです。

 これは、道端や縁日でやっている大道詰め将棋と同じです。

 いかにも簡単そうに見えるから、自分で答えを出したいと思うし、そこで自分で出せた時に大きな快感になるのです。

説得される側の正しさを、まずは立てていく
 納得するというのは、快感です。


 納得できないというのは、逆にとても不快なことです。


 説得されることも、また不快なことです。


 納得と説得は似ているような言葉ですが、相反する考え方なのです。

 相手が正しいと思う時ほど、説得されると不愉快になります。

 だから、正論で説得されることが一番不愉快なことなのです。

 説得する側というのは、「私が正しい、あなたが間違っている」という態度を見せたら、納得はしてもらえません。

「私が間違っている、正しいのはあなた」という姿勢で、話をしていかないといけないのです。

 説得される側の、正しさを、まずは立てていくことです。

「私が言っているのは間違っています」と先に言ってしまうと、相手はそれ以上もうつぶしようがないのです。

 時々、私の講演でも、「中谷さんの意見は間違っていると思います」という質問が出てきます。

 そういう時は、「ハイ、私は間違っています」と答えます。

 そして、そこから話を始めていきます。

「間違っているほうが、面白いのです」と話を始めていくのです。

◆ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ◆


『なぜあの人の話に納得してしまうのか[新版]』
好評発売中!
人は「納得」することは好きですが、「説得」されるのは嫌いです。ところが多くの人は、聞き手のことを説得しようとして失敗します。本書は聞き手が納得してくれるような話し方を集めた本。「うるさいところでは、小さい声が通る」「『でも』には『でも』がかえってくる。『なるほど』には『なるほど』がかえってくる」など、具体例が満載です。


説得するためには、主役を相手に譲ればいい。【中谷彰宏コラム】
・「説得上手」は「聞き上手」
・相手が思わず説得されてしまう 上手な「比喩」と「たとえ話」の使い方
・いつも「笑顔」は逆効果。むしろ「無表情」に徹する
・説得するのではなく、納得するお手伝いをする。【中谷彰宏コラム】

中国 日本映画紹介のイベントー日本人の心を知って貰うのに良いことです

2011-06-09 07:09:09 | 意見発表
中国 日本映画紹介のイベント
6月9日 6時32分 NHKニュース
中国の人たちに日本映画を紹介するイベントが8日から北京で始まり、初日は東日本大震災で被害を受けた宮城県気仙沼市などがロケ地となった映画「春との旅」が上映されました。

日中両政府はことし、自国で製作された映画やアニメなどを互いに紹介し合うさまざまな交流事業を計画しており、今回はその第1弾のイベントとして、北京と上海で、「日本映画週間」と銘打って、日本で最近公開された10余りの作品が無料で上映されることになったものです。初日の8日は、北京の国家博物館で、日本政府の特使として派遣された麻生元総理大臣や、中国の温家宝首相らが出席して、開幕を祝う式典が行われました。そして、中心部の映画館で、最初の作品として映画「春との旅」が上映されました。この作品は、俳優の仲代達矢さんが演じる足の不自由な年老いた漁師と、女優の徳永えりさん演じる孫娘が東北地方を中心に旅をする姿を通じて、老いとどう向き合って生きていくべきかを問いかけています。上映に先立って行われた舞台あいさつで、徳永えりさんは、ロケ地の1つで東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県気仙沼市について触れ、「美しくて温かい気仙沼の景色が、皆さんの心に残ってくれたらうれしい」と語りかけました。このイベントは、北京では8日から今月13日まで、上海では今月12日から18日まで行われます。


1.中国では国策で日本を鬼畜日本という教育をしている。それは自国の政治(共産党一党独裁、貧富の差、甘い汁を享受できる階級の存在等)に不満を持って、革命を起こされては困るのです。
2.そこで、何かが起きそうになると、尖閣列島を活用して、軍人を船長にして領海侵犯をさせ日本といざこざを起こし、温家宝首相の脅迫発言に賛同し、日本攻撃のデモ各地で先導し、反日運動を盛り上げて来たのです。
3.日本がやってもいないことを針小棒大に言う、このこと、大げさに100倍くらい拡大して言うのは昔からの中国の習性ですが、対日になると1人の死亡が1万人になっていたり、惨殺現場の写真を合成作成したり・・・故意に拡大しして伝えてきています。
4.だが、日本に観光旅行に来た中国人は教えられた日本人と、実際の日本人を見てその違いにびっくりしているのです。
5.本当の日本、日本人を知って貰うのにこういうイベントの開催は大歓迎です。


陽子は見合いをして恋愛してお嫁に行ったーどんどんお見合いしているといい人に巡り会える

2011-06-07 07:41:51 | 意見発表
NHK朝ドラ「おひさま」を見ています。今日の時代は昭和16年、私が昭和14年生まれですので、私が2歳の頃の時代となっています。
私は2歳の頃は中国の満州にいました。警察官の息子で妹が生まれた頃、比較的裕福な暮らしをしていたが戦争直前の不穏な空気が漂っていた時分です。

ですから3~4年遅れた時代だなーと思ってみていますが、ほぼ同じです。母も女学校に行きました。その頃の女学校というのは田舎ではなかなか行けるものでは無かったようです。しかも自転車に乗ってです。

この時代の結婚は見合いがほとんどだったのではないでしょうか。母も見合いをして満州に渡りそこで終戦を迎え、父は拘留され、死刑かもと言う噂、その中で脱走をして、残された私たち家族は、八路軍の監視下に置かれ、生活資金はなく、衣類を売っていたところを、逃亡資金を集めていると、家族3人収監され、獄中生活も体験しました。

陽子は、おそば屋さんの奥さんに見込まれ、息子(和成)の嫁にと奥さんは単身嫁もらいに出かけ、見合いまで進めました。

しかし、その見合いの席で、「では後日良いお返事を」と言って帰ろうとしたところ和成さんがお断りをしたのです。それは陽子が嫌いであったからではなく陽子が好きですが「これから出征する身、陽子さんを不幸にしたくない」ということで、見合いは破談になったのです。しかし、その後も和成さんとはちょいちょいあって、陽子の生徒にそばまんじゅうを届けたり・・・・陽子は和成さんを恋し始めたのです。

恋をした陽子、ある日昼食でお父さんが和成さんのそば屋で食事を仕様と言うことになり、そば屋のお父さんとお母さん、和成さんは大歓迎デで、お店を閉めて主演の席になり、陽子にもお酒がつがれました。「おいしい」と呑んだ陽子にもう一杯と進めたお父さん、酒宴も真っ盛りの頃、陽子はまじめな顔をして「私好きな人の所にお嫁に行きたい。私は和成さんを待っいてはいけませんか?」と逆プロポーズをしたのです。だが陽子は言ったとたんそのまま眠ってしまったのです。

その晩そこに泊まった陽子は翌朝の食事の席で「私昨日何か変なこと言いませんでした?」と言ったのです。陽子は前夜のプロポーズは酔っていて全然記憶がなかったと分かった時、和成がよかったと言って立ち上がり、正式に結婚の申し込みをして、陽子は了解したのです。

陽子は見合いから恋愛に進み、大恋愛をし、その恋愛を成就させたのです。そして今日は結婚式でした。これを見て理想的な結婚コースを進んだと思いました。

現代は、結婚のお世話をする人が少なくなった。そのことが見合いの場が少なくなり、結婚相手を見つける場が少なくなり、結婚の貴会がつかめなくなっていると思います。

見合い結婚を古い結婚と見ている風潮も有るのかも知れません。だが陽子のように、見合いして、おつきあいして、恋愛の芽が出たら、その先に進めばいいのではないでしょうか、陽子は21歳、私の妻も21歳でした。私も見合いですが、年も年(29歳)だし、次の人で決めようと思っていたところ、21歳という若い人でした。(私が見合いをしてお断りした後、もう一度お勧めに来た方が、私が断っているのを見て「この話はだめみたいですね。私の親戚に娘さんがいますので紹介します」と言って紹介して貰った娘さんには学生時代からつきあっていた人がいると言うことで、お断りが来たのですが、その妹がいるからどうですか、と言うことで私が単身乗り込んで、「普通の人」と思ったので、決めたのです。(若くて可愛かったです)
もし、つきあっていたら、お断りしていたかも知れませんが一旦決めたのなら一生連れ添うべきと考えて今に至っています。恋愛結婚のお姉(義姉)さんは?離婚しています。恋愛結婚のお兄さん(義兄)も離婚しています。

恋愛結婚が永持ちするとは限らないのです。
人間皆欠陥がある。自分にもある。その欠陥品を辛抱して大切にしてゆくしかない。と言う覚悟の問題です。

新しい時代の結婚、陽子の結婚を見習って、声をかけ知り合いになって、おつきあいをして、一生辛抱できるかを考慮して、覚悟が出来たら、結婚に進み、出来なかったら、一応破談にして、また声をかけるのです。見合いの場を自分で作るしかないと思います。

そう言えば私も何度も声掛けしたし、かけられたこともありました。「下手な鉄砲百撃ちゃあたる」で、「声掛けお見合い」をどんどんして気があった人を探すと言うことはどうでしょう。

雄が雌を確保するにも大変ですが。雌も良い雄を確保しなければ他の雌に奪われてしまうのです。婚活って遠慮していてはいけないのです。

中国へネット販売 大幅増加へ

2011-06-06 20:54:04 | 意見発表
中国へネット販売 大幅増加へ
6月6日 4時14分 NHKニュース
中国の消費者が、インターネットのサイトを通じて日本企業から購入する商品などの市場規模は、2020年に最大で今の10倍以上の1兆2500億円余りに拡大するという見通しが、経済産業省の調査で明らかになりました。

この調査は、経済産業省が海外の統計資料や消費者へのアンケートを基に日本と中国のインターネットを使った商取引の規模などについて推計したものです。それによりますと、去年1年間で中国の消費者がインターネットを通じて日本企業から購入した衣類やアクセサリー、書籍といった商品などの総額は968億円に上っています。そして、中国でインターネットを利用する人の割合が現状の30%余りから2020年に先進国並みの80%まで増えるとした場合、市場規模は最大で1兆2581億円と、現在のおよそ13倍まで拡大するとしています。これについて、経済産業省は「インターネットを通じた海外との取り引きは、中小企業にとっても、比較的コストがかからないため取り組みやすい。取り引き拡大に向け、外国語への対応などが中小企業にとって課題になる」と話しています。