わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

短 信

2010-10-26 09:02:59 | 癒し
 信仰生活に入ると、かえって、それ以前よりも、不幸な出来事や

いやなことが連続しはじめた、目につくようになった、これをどう

考えればいいかという御質問のようにおもいます。


 信仰というのは、たしかに楽なことではありませんで、つねに

裡をつとめてゆく、そうして、人間は光なのだ、ということを教え

られる、あるいは、神様という方は、いつも人間を愛して

いらっしゃるのだということをきかされて、実際、自分でもそう思う

けれども、とにかくそう思えば思う程苦しい時があるのであります。


 これは、人間の本来性、本心の光が、消えてゆく姿となって

あらわれて参ります時に、業想念が光をあびようとして、寄ってくる、

その苦しみを、私どもが、身に心に感じるのであります。


 けれども、とにかく守護霊、守護神、そうして神様へのお任せの

いのちでありますから、苦しい時に、その苦しさを感じる自分が

駄目だとか、あるいは、こういう風に悪いことがつづくようでは、

まだ自分は本当の信仰に入っていないのではないかなどと、一切

おもうことはありません。


 神様というのは、絶対の愛である、無限の愛であるということを、

かたく信じて、消えてゆく姿で世界平和の祈りを実行していただきたい

ということとともに、神様はただ、光ばかりをおあたえにならない、

その人の魂をつよめ、また、光をますますかがやかせるために、時には

辛いことを連続させることがあるということを覚えていただきたいので

あります。

 どうぞ、力まず、背のびをせず、やさしく、明るく、たくましいいのちに、

あなたのいのちを育てていただくようにお祈りなすって下さい。私も、日々、

おぼえて、祈らせていただきます。        合 掌

 世界人類が平和でありますように          昌 久