わだつみの華

あなたの心という大海原を
心地よい風が渡っていきますように

(記事はリンクフリー)

(漢詩)無 題(九)

2017-06-30 06:52:42 | 癒し
一粒之麦込生命是如微妙
神之相風中其意在


一粒の麦に込められたる生命
この如く生命は微妙なり
神のすがたは風のうちにも
そのこころあり


 一粒の麦にも微妙な生命(神の神秘)は
込められ、いきづいている。

 このように、生命というものの奥深さは
実はどこにもひそんでいるものなのである。

 神のすがた、そのこころは、吹く風の
なかにもたずねようとおもえば、ながれて
いるものだ。

(漢詩)無 題(八)

2017-06-29 07:43:15 | 癒し
宇宙者生之生命之流
本体人者是流之中在自為
光観放其光以大我帰


宇宙は生(いき)の生命のながれ。
人の本体はこの流れのうちに
ありて自らを光と観じ光となす。
其の光を放ち、もって大我に
帰す。


人間の本体は、この生命の大河の流れの
中にあって、自らを光とみ、自らの光を
放ちつつ、その光にもとらわれる
ことなく、宇宙神のおおみこころへと
帰ってゆくものなのだ。

(漢詩)無 題(七)

2017-06-28 06:22:48 | 癒し
真者支魂
真者人之心之柱為
美者是等含
是等超一物也


真(まこと)は魂を支え、真は
人の心の柱となる。
美はこれらを含み、これらを
超えた一物なり。


 神に対する真実と人生に対する
真実とは、人間のたましいの支え
であり、またゆれやすい心の柱
となる。

 美というものは、この真実を
包含し、さらにやさしく、これらを
やわらかにこえたところにある
ものなのだ。

(漢詩)無 題(六)

2017-06-27 06:37:59 | 癒し
天声自澄喜

命者之従歓

自在心何処

汝裡光道導

 天の声は自ずから澄みて
生命を喜ぶ者は、この歓びに従う。
 自在心は何処。汝が裡に光りて
道を導く。


神界のひびきはおのずから澄んで、神に
生かされている生命を喜ぶ人間は、この
神界のひびきが澄みきわまっていることを
よろこばずにはいられない。

 自在心はどこにあるかといえば、それは
一人一人の心のなかに光って、神界への
ひびき──すみきわまった世界への道へと
みちびいているのだ。

(漢詩)無 題(五)

2017-06-26 10:18:22 | 癒し
日光月光

倶神生命

人間一節

与分生命

者光体

(日光も月光も倶に神の生命。
人間は神よりの分生命一節
であり、神よりの分霊。人間は
光体。)

日光も月光も倶に神の生命。
人間は神よりの分生命一節
であり、神よりの分霊。人間は
光体。