花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

お彼岸近くに

2016年09月16日 16時27分28秒 | 日記
大型台風の予報が聞かれるので今日はひと足早くにお墓参りに
出かけました
今日はお墓の花入れを新しいものに取り換えたので気持よくなりました
本当はお盆に取り換えたいと思っていましたのに
お寺の境内裏の墓地に沢山のお墓が並んでいますがこれまで隣のお墓に
お参りの人に出くわしたことはありませんでしたが
今日はお隣の墓に三人でお参りしておられました
年老いたご主人は般若心経を唱えておられました

昔先の大戦で兵士が戦死されるとその場所近くに向って戦友が般若心経を
唱えられた話をきいていました
私共の地方では真宗が多く広まっていて般若心経にはあまり馴染まないかと
思われます
私はいつものようにお花を供えて墓をきれいにして線香を焚いてご先祖さま
にはお礼を述べて少しすっきりします
初対面の隣の墓にお参りの人に「またお会いしましょう」といって墓地を出ました
墓地ではこころが優しくなれる 人恋しくなるそんな作用があるかと思えるのです

墓地を出ると私はいつもいい気分で商店街を歩いてお買い物を楽しみ最後は
田舎町の唯一のデパートの地下で食料品を求めます

秋のお彼岸にはいつもこころ和む風景に出会うのですが
それはJRに乗って車窓から田んぼの畔に群れて咲く真っ赤な沢山の彼岸花を
今年は未だ見ることが出来ませんでした



河原ナデシコもう咲き終わりかもあちこち咲いて