ruruBの極楽な日々

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高齢世代

2009-02-05 23:49:50 | まじめな話
今日は午前中から取材で新宿へ。またまた興味深いお話が聞けました。

ランチの後に新宿をぶらぶらし、実家へ寄った。和室のサッシのすきまからスースー風が入って寒いというので、オリンピックで購入したすきまテープを持参して貼りつけてきた。

材料費1350円ほどですっかりすきまは埋まったもよう。最初は修理の人に頼もうと思って見積もりを出してもらったのだが、15000円もかかると言われたので、DIYすることにしたのだ。

なんでも自分でやってみるもんね。10分の1以下のお値段で簡単にできちゃったよ。

それからデイサービスからご機嫌で帰ってきた父とYさんと3人で近所に夕飯を食べに行った。

そのとき父やYさんと色んな話をした。ふたりとも81歳と同じ年なのだが「生まれて81年の間にものすごい経験をしてきた」と言っていた。

生まれてしばらくして世界的な大恐慌で不景気な時代になり、小学校4年生のころから戦争が始まり、青春も戦争の中で過ごし、20歳になったら敗戦して日本中が自信を喪失した。自分たちはまだのどかな子供時代の記憶があるけれど、何歳か年下の人はもっと大変だったと思う、同じくらいの歳の人たちはみんなよくここまでがんばってきた、と言っていた。

本当にそうだよね。

父たちよりもう少し前、大正時代に生まれた人たちはどこか違うらしい。いわゆる豊かな時代、物質的にも人心にも余裕のあった豊かな時代に幼年期を過ごした人たちには、どこか優雅さがそなわっていると感じるのだそうだ。

なるほどね。

でも大正生まれの人にも昭和ひとケタ生まれの人にも共通するのはみんなが時代の修羅場をくぐりぬけてきたから少々のことじゃへこたれないと言っていた。体は年をとったからへこたれるかもしれないけれど、精神的にはへこたれない、と。

そうだね、すばらしい。

家に帰り、毎日のぞいているブログを読んでいたら同じようなことが書かれていた。

ココ

いろいろ考えさせられるね。


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