エジプトのテレビでよく見ていた音楽チャンネル。
アラブポップスはおもしろい。
独特な節回し、のどをコロコロさせるような声。
なんかハマる。
歌っている人も異国情緒たっぷり。
男性はやたら濃くて毛深いし、女性はやたらとくねくねしている。
PVはダサダサなんだけど、なぜか癖になる。
いつのまにか、いいじゃん、この曲、とお気に入りを見つけ始めている自分がいる。
アラブポップスを聞いているとエジプトを再体験できるような気がする。
遠くなったエジプトがまたちょっと近づいてくる気がするのだ。
歌ってる子はまだしも、バックで踊る人たち、みんなずんぐりしているよね。
サビ部分をアラビア語で歌っている、ひときわムサイ人がTamer Hosny。この人歌うまい。声、好み。
アラブの歌姫、ナンシー・アジュラム。エジプトで売れている歌手にはレバノン人が多いらしい。
この人もレバノン人。あと、レバノン人には美男美女が多いらしい。
エジプシャンに超人気のTamer Hosny(タメル・ホズニ)
このチェックのショートパンツにブルーのTシャツはない、と思うんだが。
曲名は…
00:23 Karol Sakr - Ertah We Rayhni
01:38 Nourhan - Khalas Ya A'amy El Hag
02:17 Darine Hadchiti - Alef Beh Teh
03:31 Nourhan - Tab Wana Malee (Remix)
05:20 Walid - Enta Awez Eh
06:43 Rhany - Zerba
07:30 Razan - Law Hob Dah
08:06 Nancy Ajram - La Teloum (Mix)
09:44 Amal Wahby - Chocolata
だそうです。
今日もうれしい、そのひとポッチリ。よろしく!!
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ありがとう♪
27日は夕方から友達6人で忘年会だった。
幹事のKさんの案で「席決め」と「席の順番でここ10年での告白をする」っていうのが企画されていた。
だれも「とくに隠していたことなんかないよ~」だったのだが、幹事のKさんにはあったのだ(爆)
で、2次会、3次会までやって帰って来た。あ~、楽しかった。
みんな長年の友達だけど行動、生き方、考え方、色んな点でみんな違う。そして、みんな違うから楽しいんだよ。
そして28日は友達Hと忘年会してきた。「今年のアカを落とす」ってことで、後楽園のラクーアへ。
夜イルミネーションを見ることにしたので、いつもより遅く1時に待ち合わせて入った。
混み方はいつもと変わらなかったが、年配のかたは少なかったような気がする。
この年の瀬の忙しいときにのんきにお風呂なんか入っているのは若者と私たちのような○○○○主婦くらいのもんだものね。
お風呂、ひと休み、甘いものを食べて、ちょっと眠ったりして、岩盤浴、またごろごろして、夕飯食べて、ひと休みして、最後にお風呂に入って帰って来た。
ダラダラしながら7時間ばかりくつろいでいたかしらね。んもう、サイコー!!
それからイルミネーションを見に行った。
いままで見たイルミネーションとはまた違っていて綺麗だった。
お茶を飲み、この期に及んでまたマンゴーワッフルを食べて帰って来た。
やばいやばい、このままお正月○○になだれ込みそうな私に同情のポッチリを、
↓
ありがとう!
旅行記を書き終えたので、今度は私が読んだエジプト関連の本をご紹介したい。
読んだ順番にね。
まずこれ。エジプトといっても誰がどの時代に?っていうのをまったく知らなかったので、
古代エジプトの概要を知りたくて買ってみた本。
というか、本屋に行ったとき、これしか置いてなかった。
とても読みやすくわかりやすく、ためになった。
綺麗なカラーイラストの絵柄がかわいい、絵本のような本。
ヒエログリフが少しでもわかると、エジプトはもっと楽しめる。
これもイラストと手書き文章満載の楽しい本。ところどころで大笑い。
3000年前の記憶を持ったイギリス人女性、ドロシー・イーディ(1904~81)のノンフィクション。
360ページの分厚い本だったがおもしろくて一気に読んでしまった。
神話、発掘にかかわった学者、歴代ファラオ、旅行記などを、マンガチックなイラストと
手書きの文章でディープにまとめあげた300頁の本。
アマゾンのエジプト関連で売上げ一位なので買ってみた。
おもしろいんだけど、一頁あたりの情報の量が多すぎて頭ぐちゃぐちゃ。
情報の量が多すぎる割に情報ひとつひとつに強弱の差がない(メインとかサブとか)ので
読み終えるのに時間がかかったし疲れた。
でも、帰国後もう一度読んだらまた楽しめた。
ガイドブックはこれだけ買った。写真満載のムック版で見やすく活用できた。
とくに考古学博物館のルート決めに役立った。
『エジプトのききめ。』の人たちの第一弾。旅行後に読んだ。
こっちはエジプトを100日かけて旅行したときの色々を写真やイラストとともにまとめたもの。
現代のエジプトのこと、エジプト人のことがおもしろおかしく書かれていて、
ときどき大笑いしながら読んだ。
こんな感じですかね。
あと、エジプトに持っていったもののことを少し。
・ぬれティッシュ(多めに)…食事のときの消毒用に。
・虫よけ、虫さされの薬…冬でも蚊がいたりするので。
・私は日本からはミネラルウォーターを持っていかなかったかわりに、
海外用の携帯ポットを持っていった。
これ正解。エジプトのホテルにポットはない。パックのコーヒーやお茶、紅茶を持って行き、
毎日あたたかいものが飲めたのはお腹のためにも良かったと思う。
・食料(お腹をこわしたときやナイルエキスプレス内での栄養補給に)
のどあめ、ウィダーインゼリー、ビスケット、ポッキー、グミと、
チーカマ(ブログですすめている人がいたので)。
チーカマは持って行って大正解。ぱさぱさしていなくてお腹にたまるし、
エジプトで食べたチーカマはおいしく感じた~。
・タイプCの変換プラグ。
デジカメの充電用。
・お腹の薬。
エジ下痢に襲われたら日本の薬は効かないというので、
抗生物質、バクテリアを排出する下痢止めを処方してもらって
持っていった。結局つかわずにすんだけど、お守り代わりに。
・マスクと軍手。
マスクは機内の乾燥、ピラミッドの中、砂ぼこりのときに活躍。
軍手もピラミッドの中で使用。
・懐中電灯
やはりピラミッド内や暗い遺跡内ではあったほうが便利かも。
私が買っていったのは軽くて安い300円くらいのもの。
・日焼け止め、サングラス、帽子、ショール
冬なのにルクソールやアスワンの暑かったこと!
気温というより日差しなので、
ネットで紹介されていた薄手の大判ショールが活躍した。
頭からすっぽりかぶると日よけになって日傘より涼しかった。
・エジノート
前にAちゃんにもらった、ハガキよりちょっと大きめサイズのノート。
ネットで探した情報を書きとめたり、旅行中は日記をつけていた。
こんなところでしょうか。
今日もそのあたたかなワンクリックをよろしく!
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ありがとう♪
11月29日、6時起床。荷物をまとめて最後の朝食を取りに行った。
通いなれた道と、
レストラン。
ブッフェの、
カットフルーツや生野菜のサラダは最後まで食べなかったけど、
その分、パンを食べた。
エジプトに来る前は、あまり食べられないだろうから「やせられるかも?」、最悪お腹をこわせば「さらにやせられるかも?」と思っていたのだが、
お腹はこわさなかったし、
ランチや夕食には、なぜかパンとライスと両方出ることが多く(炭水化物とり過ぎ)、1キロ太って帰ってきた( ̄□ ̄;)
ひんやりした空気。
お気に入りの、おなじみのメニュー。
ロビーまでの道。
敷地内マップ。広かったなぁ。
ロビー。
休日なのでバスもスイスイ。カイロ空港に早く着いたので、空港内の免税店でやっとエジプトのおみやげが買える、と喜んだ。
ところが…! トラブル発生!
チェックインどころか、荷物を持って入ることもできず、立ち往生。そのままの状態で2時間ほどたち、全員がイライラする中、ギリギリのギリでやっと飛行機に乗れることになった。
免税店を素通りして走って機内へ。
いや~~~~ん、こんなの初めて。
とにかく、乗れて良かった「大韓航空機」
さよなら、エジプト。
トルコの山々を超えて、
行きと同様、ウズベキスタンのタシケントで乗りかえた。
タシケントに着いたのはすでに夜。
ここで27歳の男の子が乗ってきて隣りの席に座った。
本当~~に素朴ないい子。あいさつしてニッコリしたのをきっかけに色々お話をした。
といっても、彼(R)は英語の単語がちょっとわかるくらい。
でも、身振りと手ぶりと絵でかなり通じたので驚いた。要するに魂で話が通じたとも言えるね。
楽しくていっぱい笑った。
Rはカラカルパクスタンという、タシケントから国内線で1時間半ほどの場所にある、ウズベキスタン領内の小さな共和国に住んでいる。
そこで、お父さんとふたりで小さなカフェをやっている。
祖父はロシア人、あと中国と韓国の血が入っている。
プックリした体型にチベット系のお顔、瞳はグレーだ。
5年前からお兄さんがソウルで衣料の染色の仕事をしているので(結婚して子供もふたりいる)、そこへ初めて遊びに行く。
自分は25歳まで結婚していたけど今は離婚してひとり。こどもは生まれる前に妊娠7カ月で亡くなった。
パソコンなど使っていなくて(話に出なかったし)たぶん国際線に乗るのも初めてなのだと思う。
機内食のパックのバターを「これはなに?」と聞いたり、機内で音楽を聴くイヤホンはどうやったら使えるのか聞いてきたくらいだもの。
それから「この飛行機にはスモーキングルームがある?」とも聞かれた。Rは毎日夕食後に1本だけタバコを吸うのだそう。
私が「世界中の飛行機が禁煙で、もしトイレで吸ったら警察につかまるんだよ」と言うとビックリしていた。
でも、本当にいい子だったの。
年齢を聞かれたけれど、「ダンナとムスコがいる」といって、年は言わなかった。
だって、たぶんRの母親と近いもの。せっかく楽しくフレンドリーに話しているのに急に距離を感じてよそよそしくなられても困るからね、あはは。
「お互いの国の人は何を食べるか」という話で使った絵。
Rはお寿司は知っていた。
あとRは「日本人はこれを食べる?」と
こんな絵をかいたので「アリ?」と聞くと、
「違う」といって、
この絵をかいた。
なので、私がカニをかいて「これ?」と聞くと、
また首を横にふる。
「グリーン」といって手をピョンピョンさせたので、
私がこれを書くと、「それだ!」と。
「最初のふたつはどう見てもカエルじゃないから!」と爆笑しあった。
あ~、楽しかったなぁ。
ソウルへ着いたとき「じゃあね、バイバイ!」と背中をバンとたたいて別れた。
苗字も住所も聞かなかったけど、Rという男の子に会ったことも、今回のエジプト旅行の重要な経験のひとつだったと思う。
こうして私の10日間のエジプトは終わった。
帰りの飛行機の中で「あー、またエジプト行きたいな。それも、できるだけ早いうちに」と思った。
まだ日本に帰りついてもいないのにそんな風に思ったのは、初めてだ。
エジプトは、私にとってそんな場所になった。
旅というのは旅に出ている期間だけの単なる観光なのではなく、
もっと「とても精神的なこと」なのだと思う。
何日間、そこへ行った、楽しかった。ではなく、
旅へ出る前と出た後では何もかもすべてが変わってしまう。
それくらい、
全細胞ひとつひとつ、自分の核である魂にまで深く影響するものではないかと思う。
今回のエジプトで、私は初めてそんなことを感じた。
そして、16回の長きに渡って、旅行記を読んでくださった皆さん、どうもありがとう。
旅行の話を聞いてくれる人がいたことは、この上なくうれしいことだった。
みんなのあたたかいコメントや励ましがあったから最後まで書き終えることができた。
本当にありがとう。
マクドナルドから見おろした夕暮れのナイル。
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