ruruBの極楽な日々

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カメラマンとライター

2009-02-26 23:41:58 | 普通の日記
きのうファミレスまで歩く途中、道路沿いに昔ながらの写真館があった。

通り過ぎるときに中をのぞいたら簡単なスタジオになっていたけど電気はついていなくて誰もいなかった。お店は開けているんだろうけど生き生きした感じがない、なんだかさびしげ。

昔はパソコンもデジカメもなかったから写真屋さんには活気があったよね。

記念日にスタジオで写真も撮ってもらう人も今よりずっと多かったんじゃないかしら。

今はきっと大変だね。

2年くらい前に出たパーティーで写真家の立木義浩の講演があった。そのときの言葉が印象に残っている。

今は一億総カメラマンの時代。記念写真を撮ることが減ったのでやはり実家の写真館はとても厳しいのだそうだ。でも立木さんは「みんながそれぞれ大切な一瞬をとらえることは素晴らしいこと」「がんばってください」とエールを送ってくれていた。

そう、今は誰もがそれぞれの視線で思い思いに楽しんで写真を撮っているよね。その撮った写真をネットで公開したり、人が公開した写真を見ることもできる。

写真ってその人だけの視線の切り取りだから、人の写真を見るのはおもしろいね。個性があってステキな写真を撮っている人が多いよ。ホント、プロのカメラマンみたいだったり。

文章もそうだ。

ネット上に日記を公開するのが流行り始めたのは何年くらい前だったかしら。

最初のころは私にはその良さがわからなかった。日記って公開するものなの? それに、人の日記を読んでおもしろいの?と。

でも自分で書き始めたらこれがおもしろいんだわね。日記を書くために毎日行動している気分になったりね。

そのうちブログってものが出現して、日記はもちろん、言いたいことや書きたいことを文章にする人がどんどんふえた。ここ2~3年のブログ人口はすごいものがあるんじゃないかしら。

ブログが流行ったおかげで、以前だったら文章を書かなかったかもしれないような人まで文章を書くようになったよね。

一億総ライターですよ。

それでね、おもしろいのよね。人の文章って。

個性が出るし、いろいろ教えられるし、笑わされるし、すごくセンスのある文章を書く人がいて惚れぼれしたり。

だいたいさ、見知らぬ人に書かれた見知らぬ人の生き方にまで触れることができて、ときに感動させられちゃったりするんだよ。

昔だったらあり得ないよね。

私の友達のひとりが、大昔からすれば、飛行機はテレポーテーションみたいなもの、パソコンは透視みたいなもの、携帯電話の機能はテレパシーのようなもの、って言っていたけど、ホントだね。機能的には超能力っぽいってことだよ。

家にいながら世界中の人に自分の脳の中身をお見せしちゃう。または世界中の人の脳の中身まで覗けちゃう。

自分の文章をネットに載せたり、ネットに載せられた人の文章を読むって、そういうことだよね。

いや、いい時代になったもんだ。おもしろくてたまらないね。



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       ありがとうございます!!