マイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を観てきた。
どこで観ようかな~と探していたら川崎のラゾーナならimaxシアターで観られると知り、そこにした。
imaxシアターは超大型スクリーンのデジタル映像で音響もよくて臨場感が半端じゃないんだよね。
前は東京にも新宿と品川にあって何度か観たことがあるのだが、いつのまにか2館とも閉館しちゃったんだね。なぜなの?!
で、映画の感想。
実は私はこの映画にはあまり期待してなかった。
リハーサルのフィルムをつなぎ合わせて、あわてて作ったんでしょう?
っていう気持ちがあったのよね。
ところが先に観てきた友達たちの全員が全員、絶賛しているものだから(すでに3回観た子もいる)観てみる気になったわけで。
すいません。
侮ってました。
King of Popの魅力をあますところなく伝える、とてもよくできた映画だった。
とにかくマイケルが・・・かっこよすぎる!!
10年近くブランクがあったのに、歌もダンスも完璧。どんだけかっこいいのよ!
今年で50歳だよ。
いったいどこにこんな50歳がいるかしら。いないよ。
実はリハーサルのころから密かに体調の悪さが進行していたのでは?と思っていたのだけれど、
観ている限りそんなことは微塵も感じさせないパワフルで切れのいいダンスと歌。やっぱり天才エンターテイナーだよ。
このイギリスツアーのために選ばれたミュージシャンやダンサー、スタッフたちがマイケルといっしょに仕事をするのを心から喜び楽しんでいるのがわかる。
力を合わせていいものを作ろうという、すごい一体感が感じられた。
どの曲だったか、マイケルが一曲歌い終わったあとに、聞いていたスタッフたちがギャーギャー狂喜して拍手喝采していた。
リハーサルなのにね。それほどそのときのマイケルの歌は神がかっていたんだね。その場に居合わせた人たちはこの上ない幸福者だ。
マイケルが50回も行われるはずだったイギリスツアーの直前に突然亡くなったからこの映画が作られたわけなのだけど、私には、実はこういう形で世界中の人に観られることがマイケルが今生で行なった最高のこととしてあらかじめセットされていたんじゃないかという気さえしてきた。
地球は危機に瀕している、大切なのはひとりひとりが立ち上がること、行動すること、そして、怒りよりも愛。
というマイケルのメッセージが伝わってくるような映画なのだ。
そういう意味で、大切なことを死して印象づけたジョンレノンと同じような役割だったんじゃないかしらね。
そんなことを感じさせてくれる映画だった。
ライブ系のドキュメンタリー映画は昔からけっこう観ているけど、その中でもこの「THIS IS IT」は最高に感動した、心躍る映画だった。
その証拠に、映画を観ている間に「もう一度観たい」と初めて思った。
もちろん次に観る時も、
日本では3館しかないという、この川崎のimaxシアターで、だな。
「THIS IS IT」
ホントにおすすめです。
あ、そうだ、書き忘れてた。
映画が終わったとき後方の席の人たちから拍手が起こり、その後ほとんどの人が拍手をしていた。
映画の後に拍手って、記憶にある限り、ない。みんな感動したんだよね。うれしかったな。
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