今日は池尻大橋で友達Mちんと会った。
なぜ池尻大橋かというと「まんまるの木」でお茶を飲み、数件先の山本印店の店主、山本桃仙さんに
久しぶりにごあいさつをして、三軒茶屋でクスクスを食べることになったからだ。
「まんまるの木」は桃仙さんの娘さんが昨年3月にオープンした自然食カフェのお店で、私は
オープン当初に一度店内を見せていただいたことがある。Mちんは昨年お友達とお茶を飲みに来たそうだ。
今日はまず、「まんまるの木」へ行く前に山本印店のほうをのぞいてみた。
するとお店には奥様しかいらっしゃらなくて、桃仙さんはいつお店に来るかわからないそうである。
まぁ、Mちんも私も「桃仙さんにはご縁があればお会いできるだろう」くらいの気持ちだったので
また後でのぞいてみることにして「まんまるの木」へ行った。
「まんまるの木」はガラス張りの2階建てのカフェ。2階の半分はオープンなギャラリースペースに
なっている。最初、2階でお茶を飲もうと行きかけたが、なぜかやっぱり1階のほうがいい気がして
1階に下りてきた。
シフォンケーキがおいしそうだったので、黒豆コーヒーとニンジンのシフォンケーキを。
とってもヘルシーでうま~い。
奥にいらっしゃった娘さん(牛女さん)ともお話したのだが、桃仙さんは自由人なのでいつごろ
お店に来るかはわからないそう。いまごろの時間はたいていお掃除をしているそう。
と、そんな話をしていると、ガラス張りの窓の外をゆっくりと横切る桃仙さんの姿が~~!!
私は大きく両手を振って私たちの存在を知らせた。
ハッと気づいてお店へ入ってくる桃仙さん。よかった~。お会いできた!
なんでも今日はいつもと違う道順で来られたのだそうだ。いつもなら自宅からお店まで別の行き方を
するので、このカフェの前は通らないのだそう。ということは、やっぱり私たちが呼んだんですねぇ。
それに最初から2階へ座っていたら、窓の外は見えずに桃仙さんが通りかかっても見逃したはず。
やっぱり1階じゃなくちゃいけなかったのね。
うん、ついてる。
で、桃仙さんと20分くらいお話した。
お店の1階の中央に置かれている「まんまるの木」の話はビックリした。
「まんまるの木」という名前の由来は、このカフェを作ることになったとき
娘さんがふと頭に浮かんだ名前なのだそうだ。
その後、桃仙さんが神奈川県の大山の近くにある比々多(ひびた)神社というところへ行った時
神社の境内に寸断された巨木が置かれていたという。神社の人の話では、その木はご神木だったのだが
時代とともに朽ち果ててしまい燃やして処分することになったのだそう。
そこで桃仙さんはその木をもらって帰り、桃仙さんの義兄弟のかたが1年半かけて磨き上げたのが
この木なのだそう。まさしくまんまるの木。
驚いたのは、この木が先にあって、それでカフェの名前を「まんまるの木」にしたのではないこと。
逆なんだよね。まず「まんまるの木」という名前が決まったあとにこのまんまるの木がやってきたってこと。
縁によってひっぱられたみたいな出会いよね。
それから、私は最初にこの木を見たとき、木を彫刻して造形しているのかと思った。でも違うのね。
自然のものを磨いただけ。
すごいよね。
この左下にくっついているショウガのかたまりみたいなところに何か(神様みたいなもの?)が
宿っていそう。桃仙さんもそうおっしゃっていた。ふ~む、まちがいない。
木全体がすべすべしていて、触ると手に気持ちがいい。カフェに来た人もバリバリ触っていくので
みんなの手アブラで(笑)だんだんいい具合に光ってきている。
あと、私とMちんと両方に桃仙さんは個人的なアドバイスをくださった。前にも言われたけれど
私は、とある人たちと会うといいらしい。ふむむ…、近いうちに会いましょう。
それから桃仙さんはお仕事をしに行かれたが、お会いできてよかった~。
2階のギャラリーものぞいてみた。今展示されているのはステキなパネル写真に5行詩が書かれた作品。
遊びの視点を持ったおちゃめな詩が満載で、楽しかった。
お昼になったので、三軒茶屋まで歩いて、モロッコのクスクス料理のお店「ロワゾー」に行った。
小さな路地の商店街の中にある小さなお店だ。
中はこんな感じ。
私たちはランチの中で一番オーソドックスなクスクス料理にした。
これ。クスクスとスープが別になっている。
クスクスって前にも食べたことあるけど、ここのは違う。うんま~~い!
デザートのプリンもおいしかった。
さらに駅前でお茶を飲みつつ、夕方までMちんと密談して楽しかった。
有意義な1日だった。
ポチッとまんまるなクリックをよろしくね!
↓
ありがとう。