21日は母の十五年祭だった。来月の3日で母が亡くなってから丸14年たつのだ。
実家で父と弟一家、私の家族が集い、いつもの氷川神社の神主さんに来ていただいた。
神道なので、御霊屋(みたまや・仏壇のようなもの)を白布をかぶせた台に置き、花を飾り
昆布、高野豆腐、野菜、果物など故人の好きだったものを並べる。
ちょうど何日か前に宮崎の従姉妹3人が父に日向夏を送ってくれたので、それもいっしょに並べることができた。
葉っぱのついた鮮やかな黄色の日向夏、とっても映えたわぁ。
神主さんが祝詞をあげるのだけど、その祝詞は14年前のお葬式のときに作られたものがもとになっている。
母が生まれてから亡くなるまでのできごとやどんな性格で何を好んでいたか、人からどう思われていたかが
かいつまんで祝詞の中に盛り込まれている。
告別式、五十日祭、一年祭、三年祭、五年祭、十年祭、そして今回の十五年祭だから、聞くのは七回目かな。
その祝詞をこの機会で聞くことは、私たちが、そういう母の人生を忘れませんよ、と改めて思うためでも
あるんだなぁと思った。
その後、神主さんを囲んで久しぶりにお話した。神社の色んな事情なども興味深く聞いた。色々大変なのね。
神主さんには位があって位ごとに袴の色が違うのだけれど、神社庁に納めなくちゃいけないお金も位ごとに
高くなるので、自分は位が上に上がるのを自ら断った、だってお金払うの大変だから、みたいなこととか。
伊勢神宮の遷都のために○○○○万円を納めるよう言われたがそれだけの寄付を地域の人たちから
集めるのはた~いへんだった。で、自分のところの神社も老朽化して修理しなければならなくなったが
伊勢神宮の寄付を募ったあとなのでまた寄付は募れず、全部自腹でた~いへんだった。とか。
この神主さんは欲のない超いい人なので本当に大変なんだろうな。
そして、中庸で清い心、古いものを大切にする心を持っていて話がとても楽しい。
十五年祭の次は三十年祭か~、ちょっと先すぎてクラクラするな。
「桜が咲いたよ」と言っているシャル…
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