ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

210530 誤嚥? 老人いろいろ!!、SNS要注意!

2021年05月30日 | アフターセブンティ

五木寛之さんの「孤独のすすめ」を読みながらいろいろ考える。

先日、朝ごはんで最後にいつも飲んでいる「黒酢にんにく」というサプリメントを飲み込んだ時、食道に引っかかった感じで胃におりていかない。水を飲んでも違和感そのまま。1~2時間で違和感がなくなったが一瞬あせった。

(太宰府天満宮 菖蒲池のアジサイ)

五木さんは超高齢社会に関しこの本で以下のように記述している。

・無意識でできたことができなくなる。誤嚥防止のために今から飲み込むぞと脳に指令を出してから飲み込む。すべからく号令をかけて。私も腰を痛めないように、いまから雨戸を開けるよ!と脳に指令をだして、ひざに力をこめて開けるようにしている。

・「嫌老」という違和感を感じはじめたという。老人への若者の視線!1960年代、15歳から65歳の生産年齢人口が全体の7割あり、まさに日本の高度成長を支えた。少子化は1950年代からすでに始まっていた。10%くらいだった高齢者比率がいまや25%、2050年には30%になる。右を見ても左をみても老人ばかり。昔おられた尊敬されるいわゆる長老はいなくなった。政財界にも老醜がめだつ。

・逆走する老人。アクセルを踏み違えてコンビニに突っ込む老人。年金生活で言い車に乗るな!高齢者にも格差はあるが概して元気で豊か・・で声が大きくて横柄なのが多い。横柄な老人がふえてるのは実感する。家でストレスを抱えているのかもしれない。

・結婚しない、できない若者が増加。今時、女性の結婚相手への年収希望最低500万円など高望み。20代の男性で給料30万円、賞与6か月は大企業でない限りむつかしい。こんなことへの老人一般は想像力を欠いている。

・日本は世界から注目されている。超高齢社会の行方と使用済み核燃料の処理やいかに?

・マルクスは搾取する資本家階級と搾取される労働者階級の階級闘争を指摘した・・いまや老人世代は世代と言うより階級。若者との階級闘争の対象になっているのではないか。この闘争が顕在化しないためには自立が必要と説く。

・老人の責務・・経済的自立、健康的自立、そして死生観確立、どのように死ぬか

日本を引っ張て来たのはわれわれ老人だという意識の高齢者は多いのではないか。そんな考えはすてて、老人間相互扶助が必要ではないかという。金持ち老人は年金返上、貧乏老人に生活補助にまわす。せっせとボランティアに励む。ぼーっと病院ベッドに寝転がって医療費を浪費するのをやめる。

過去の大戦の責任は軍とマスコミにあるのではないという。国民が戦勝記事を欲した。内なるエネルギーが老人排除に向かうかもしれない。杞憂か?老人駆除法ができるかもしれない。まずこんな状況を3500万高齢者は気づくべきと指摘している!高齢者もいろいろでひとくくりにはできないと思うが。

さて、SNSのことだが、去年までトランプツイッター、フェイクニュースなど世間の耳目を集め、日本でも誹謗中傷で自殺騒ぎにまで問題化している。

対面交遊ができなくなっているコロナ禍、フェイスブックやツイッター、ライン、インスタグラムなど。すぐに友達が反応してくれて、自己存在感を確認し合う。良識がコントロールしている間は良いのだがなにせ短文だから意を尽くせず誤解を呼ぶ場合も決して少なくない。どう受け止めるかはまったく受け手、読み手任せ。そんなつもりで言ってないよとタイムリーに修正は難しい。どう受け止められるかの想像力を働かすことが大事ですね。

 私のこのブログとて独断と偏見で書かさせていただいているわけだから、こんなことを考えてる年寄りもいるのだなと言った感じでみていただけたらありがたいと思う次第であるわけです・・・

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