ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

200416 ちぐはぐな感じのする感染拡大防止策。いま接触8割カット作戦はどのくらい進展しているのだろうか?

2020年04月16日 | 辛口ひとりごと

 非常事態宣言がだされて今日で9日目。人と人との接触を8割カットすれば14日をすぎれば感染をピークアウトさせられるということでやってきたが、どの程度カットできているのか推定でも把握できているのだろうか?

 何もしなければ80万人が感染し、40万人が死亡すると北大の教授が数理モデルをだした。脅し文句のようでもあるがそれくらいの覚悟でやれということだろう。100年前のスペイン風邪では2波にわたる感染拡大で同様の死者がでたらしい。

 私のような70歳以上の年金生活者は全国に2300万人くらいいるようだがこの世代はいくらかの馬鹿なジジババがいるとしても8割カットは家から出なければいいのだから達成可能だろう。週一回、娘が二人の孫を連れて、孫は私が面倒をみて留守番、妻と娘はDSに買い物に出かける。昼食は自宅で5人が一緒、外では食べない。外出は月4~5回に抑えれば8割カットはできる。

 さてソーシャルディスタンスと称してスーパーではレジまちの行列に1~2M間隔で並ばせて、商品を袋に詰めるテーブルはあくたびにアルコール消毒をやっているようだ。しかし仮に隠れ感染者がいて、入り口でアルコール消毒もせず、マスクもせず入ってきて陳列商品をさわりまくったら一体どういうことになるのだろうか。

 スーパーサイドは入り口での手指消毒を徹底させるべきだし、買い物客はマスクをして、手指で絶対顔はさわったらダメで、帰宅したら速攻、手指手首を石鹸で洗い、顔も洗う。そして食品をだして、除菌ティツシュでふいて冷蔵庫に入れる。マスクはひもをもってはずしてゴミ箱へ。その後触ったドアノブやスイッチ類を除菌する。いやはや大変です。医療現場では命をかけて医師や看護師など医療関係者がウイルスと戦っているに違いない。

 娘は郵便局でパートをしているのだがマスクをしているわけでもなく手指消毒を徹底している様子もなく怖いと言っている。朝礼など出ていないのでわからないが局員の体温チェックやウイルス対策など指示しているのかよくわからないという。

 娘の旦那は社員百数十名の中堅印刷業に努めているがどうも働きぶりはかわらないらしい。実際問題、企業の98%を占める中小企業でテレワークなどできるところは2割くらいらしい。接触8割カット、出勤7割カットなど首相から指令がでるが、もっと細分化して努力目標を出さないとトータル8割カットは難しいのではないだろうか

 ということで軽キャンピングカーによる車中泊撮影旅は開店休業。もっぱら自宅被写体再発見でマクロレンズ片手に周辺チェック。ハナミズキの芽が天に向かってワッと伸びてきたし、青もみじが紫モクレンをバックに美しい。

自然の美くしさが再発見できるし、結構楽しい。

家の中ではかつて新幹線通勤をしていたころ新大阪駅で買った藤沢周平の時代小説が50冊ばかり書棚に並んでいる。再読を始めた。佐伯泰英にない魅力はある。今年のテーマである断捨離も有り余る時間を活用して大部すすんだ。

外出自粛という非常事態を反対に今までの生きざまを見直すチャンスととらえたほうが良いかもしれません。とにかくしばらくは自らが隠れ感染者かもしれないと考えて人に感染させないよう対処すべきでしょう・・・

コメント
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