13日から九博の特別展、室町将軍ー戦乱と美の足利15代ーが始まった。東京国立博物館で開催され、そのあとを九博で引き継ぐ形の特別展。
徳川幕府が15代将軍慶喜で幕を閉じたのは知っていたが足利将軍が15代まで続いたのは知らなかった。織田信長が奉じた最後の足利将軍が義昭だったようだ。戦乱の中で現在の日本の水墨画や能、茶道など伝統文化が花開いたのが室町時代だったということで今、改めて注目されているらしい。京都市北区の等持院は足利氏の菩提寺、尊氏以下歴代の足利将軍の木像を制作し続けたようでそのうち13の座像が一挙に九博にやってくる。ゆっくり見てみたいものだ。
が、今はわれわれボランティアは特に主企画部門になっている環境部会は23日からの九博でアートを楽しもう展の準備におおわらわ。今日も他の協力ボラもまじえた最後の打ち合わせ会議。6日間の日替わりアート教室も250名ほどの参加申し込みがきているようだ。
会議のあと、各教室で使用する画材ほかワークショップでつかう筆置や筆洗いの準備を2Lのペットボトルやトイレットペーパーの芯などを利用して作成する作業。持ち帰り用の封筒250枚に九博のスタンプをおしたり、なにやかやてんやわんやであった。なにせ気鋭のアーティスト6人のエントランスホールでの作品展示と日替わりのアート教室を一挙にやってしまう企画だから準備は大変。しかも日頃絵筆などにぎったことのないボランティアがやるのだからなおさらのこと。しかし東京オリンピックマスコットデザイナーの谷口亮氏など多大な協力支援、ありがたいことである。
まあ1週間べったり密着の活動になるがエブリデーサンデーの身でないとなかなかできない相談だね。22日搬入、会場設営。いよいよである。ぜひ成功させたいものである。