天気予報は博多は雷雨予測。山のカキ手はもともと水法被と地下足袋だしもともと観衆は勢い水をぶっかけるわけだから雨でも関係がないのだろうが桟敷席で見る分には傘はだめで雨カッパの用意が必須。せっかく3000円で友から入手した桟敷席券を無駄にはできない。10時ごろ出発、おかげで雨はあがってくれていた。3か月ぶりの福岡天神。観光案内で福岡観光マップ、博多祇園山笠特集を入手。流れを色分けしていつどこを通るか明示してあるありがたい情報源。とりあえずは一番近くのヤマがある博多中州の歓楽街をめざして歩く。なんと青空がでてきて熱いくらい。雷雨予測ってほんとかいなと思うほど。
今年の2番山笠の中州流れの飾り山にたどりつく。
今日の追い山ならし。櫛田入りするのは東流れについで2番目、16時05分。この街を出発するのは1時55分胃なっている。まだ3時間はあるが若手があつまっている。歩きながらリバレインのほうに向かう
川端通商店街を歩く。お祭りムードが漂ってる。どこの国か定かでないが外国人観光客が長椅子にすわって飾り山をみている。いったいどんな気持ちでながめているのだろうか
博多ラーメンをたべて腹ごしらえをして、地下鉄中州川端にもどって博多駅に向かう。昨日夕方、東流れが博多マルイ前の広場にいったらしい。
駅ビル8Fにあがり、丸善を右手にみてバスターミナル方面にあるいたところ男子トイレから大博通りを俯瞰できるらしい。チェックに行く。絵になる写真がとれるか?だが東流れが帰るときは上から撮れるようだ。雨が降り出した。予報通りではある。
新しくできた博多マルイの店内をぶらぶら。若い女性がメインターゲットのようだがグルメにファッション、平和日本の象徴だね。地下鉄一駅で祇園に戻る。雨がやんでくれた。セブンでアイスコーヒとドーナツ調達、屋根付きバス停の椅子にすわって清道旗の立つ東長寺をながめながら休憩。14時櫛田神社につく、桟敷席は半分以上つまっていた。あと2時間あるのに皆はやいね。
ひとまわりして神社周辺をチェック、トイレをすませて桟敷席券「う」の入り口から入場。Yさんが私の姿をみとめて声をかけてきた。早いね。前の2列はすでにうまっている。よい撮影ポジションをさがす。流し撮りがしやすい場所をさがす。ちょっと目の前のポールが邪魔かな。Yさんの隣があいているというので移動。ポールもなくよさそう。さてまだ3時59分まで2時間弱ある。空ははれて暑くなってきた。うちわが忙しそうにゆれている。
やっと15時半。カキ手以外のメンバーが境内に清道に集まってきた。
博多山笠の由来説明、追い山ならしの舁き山の櫛田入りの順番説明、去年のタイムなどが紹介され、いよいよ始まる。招き板をもった東流れのさきがけがはいってきた。いよいよだ。
流し撮り。シャッター優先モード、50分の1にセット、ISOは100。15時58分、1分前のコール。太鼓の合図とともに59分スタート。観客が一斉にのりだす。
最前列の女性のつきだすスマホが邪魔だね
流し撮りやズームアウト撮影、なかなかむつかしい。
2番やま中州流れのさきがけ。
5番山、恵比寿流れ。
6番、土居ながれ。
倍の重量、高さの8番、上川端ながれが白煙をだしながら入ってきた。迫力満点であるね
17時終了、ぞろぞろ皆退出、雨が降らずよかった。Yさんとわかれて出て行った流れの戻ってくるのを観に出かける。
上川端の2Tの山はやはり重そう。勢い水をかけられてカキ手たちが懸命にヤマを動かす。追い山ならしの奉納、戦いがおわってかき手たちは今日の反省と明日への英気をやしなうべくナオライがそれぞれの詰め所でおこなわれごりょんさんたちの手料理に舌鼓をうつ。
川端通商店街、足だけ見えている。
中州ながれの詰め所。さすが中州の歓楽街、だいぶ盛り上がっていた。今日手伝ってくれた後継者の子供たちにはおみやげ、プレゼント。このようにして鎌倉時代からの伝統が受け継がれてゆく。たいしたもんだ。
天神で食事をして帰宅。19時。今日は15000歩歩きました。しかし博多山笠にのぼせる男たちは幸せだね。地域のつながり、長い長いつきあい、これがあるおかげで人生、元気にやっていける。