ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

160703 大雨のあとの蒸し暑い朝、武蔵寺写経会へ。アランの幸福論も仏教の教えも根っこは同じか!

2016年07月03日 | アフターセブンティ

昨夜の大雨のあとで湿気むんむん。9時、武蔵寺へ。太鼓橋からアオバズクをさがしたが見当たらず。手洗舎で手、口を清め写経堂へ。入り口に掛け軸と山野草をつかった生け花?

 切り花をつかわなくともいい感じになるもんだね。9時半、墨をじっくり摺る。香りが良い。

10時前本堂に異動して写経浄行会。熊本震災の早期復旧を願いながらの浄行会。

法華経、般若心経を読経。10時半、写経堂にもどってもう一度般若心経を読経して写経にはいる。初参加者をふくめて24名の参加。11時半写経終了。

そのあとI住職の法話。半夏生の話や往生要集をあらわした源信僧都の1000年大遠忌に行かれた話。その源信僧都が極楽に行く法として礼拝門や賛嘆門、観察門など五つの五念門とやらをいっておられるが要するに阿弥陀様に守られているとおもう心、敬う心さえあればよし。それを疑ったり馬鹿にしていてはその邪念が伝搬して自分もまわりも不幸にしてしまう。みえないもののために念ずる、そのことが結局は自分に戻ってくる、というわけ。アランの幸福論と根っこは同じだね。人間の心の中にある無明と貪愛、むさぼる愛、執着、思い込みが諸悪の根源というわけだ。欲望もほどほどにだね!! 12時半昼食。

食事も辛いや甘いや多い少ないなど言ってはいけません。ありがたくいただけば体のすみずみに過不足なく栄養がいきわたる。というわけ。今のTVはどこをまわしても馬鹿なタレントが何かを食ってうまいうまいというだけで稼いでいる馬鹿番組ばかり。おっとこんな憎まれ口をたたくとまた自分に戻ってきますよね・・・

帰途、空はまさに夏を迎えんとするかのような感じであった

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする