ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

150805 ランタナ&クロアゲハ。たかが大腸内視鏡検査、されど・・・・!

2015年08月05日 | アフターセブンティ

 昨夜9時の下剤。1時、3時、6時、7時トイレ。8時半に福大筑紫病院に妻の車で。40分受付開始だがすでに2Fのフロアは患者と付き添いでいっぱい。おどろいたね。コンセルジェのような女性スタッフが2~3名、てきぱき案内してくれる。2番の再診コーナーにいき、診察券を差し込むとカルテと行き先(1Fの内視鏡室)を明示したペーパーがでてくる。システム化レベルがすごいね。

 リストバンドにカタカナでフルネームをかいて左腕にまく。検査台に横になって間違った検査をされたり手術されたら大変ンだ。10名ほどの受診者を前に看護婦さんの説明。フロアを案内。10時までの1時間をつかって、腸管洗浄液1Lを飲むようにいわれる。スポーツドリンクのような味。250CCコップを15分で一杯ずつ。その後水かお茶を500CC飲む。便意を催したらトイレに行き、便の形状と色を観察、それを部屋にもどって、時間も記入。5回目の排泄時に看護婦を呼んでチェックしてもらう。うすい黄色の液状になればOK。最低6回以上排出して午後検査とあいなる。1時半名前を呼ばれる。

検査室。緊張する。病気がちの人は結構慣れていて平気らしいが久しぶりの病院でしかも精密検査と言われるとそうはいかない。たかが内視鏡検査、されど内視鏡検査である。検査用に着替える。肛門部分がでるように穴があいたパンツをはき、頭からかぶる検査着をきる。看護婦が最初から麻酔しますか、それとも苦しくなった時からしますかと聞かれる。麻酔をやった人は寝ている間に終わるからやったほうがいいという人が多い。しかし麻酔にはリスクがあるのも事実。患者が検査をうけながらいろいろ反応するから検査者も慎重になる。これが全く寝たままで無反応だと検査事故がおこりやすいのではないかということも言える。結局麻酔なしでやることにする。腸の動きをとめる筋肉注射。痛い。

若い女性医師と助手の男性と二人で検査スタート。内視鏡自体がどんな形状か確認できなかったがスーッとはいっていく。1時50分スタート。モニターで自分の直腸や大腸をみる。粘膜だね、テカテカ光っている。10分過ぎた。しかし5分の1もはいっていない。s字結腸あたりで圧迫痛を感じた。20分経過。教官らしき人が入ってきて女性医師を指導、交替して難所を担当、一番奥の盲腸あたりまで到達。何回かこちらの姿勢をかえさせらえて、水や空気をいれながらの検査、2~3回苦痛を感じた。結局麻酔はせず奥まで到達。女医に交替して、異常をチェックしながらファイバーを後退させてゆく。わりにきれいな大腸だ。麻酔をしなかったお蔭で70年間頑張ってきてくれたわが大腸殿にお眼にかかれた。どうやら便潜血反応がでたのは内痔核の出血があったのではないかよいう診断。大腸内には出血をきたす病変はなかった。終了2時半。約40分、少々きついときもあったが無事終了。

別室で若くて美人の女医から8枚の写真をみせてもらいながら説明をうける。きれいに写真がとれるものだ。ばっちり写っている。ブログにのっけてもよかったがあまりに生々しいので控えさせていただく。2~3年に1回は大腸の大掃除をかねて検査をしてくださいといわれる。ありがとうございました。志をもって一歩一歩歩んで立派な女医になってください。検査料金は3760円でした。外は35度の猛暑、暑い!!

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