ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

150514 愛した、書いた、祈った!瀬戸内寂聴さん明日で93歳、艶やか!

2015年05月14日 | アフターセブンティ

 しばらく見なかった瀬戸内寂聴さんがNHKクローズアップ現代に出演していた。10か月の肝臓がん、寝たきりの闘病生活から懸命のリハビリで復活、TVでは化粧のせいかわからぬがぐんと若返り艶やかになっておられた。10か月寝たきり、なにもできず鬱とはこういうことかとわかったというが書きたいという欲望でよみがえったという。人生相談でえらそうに言ってきたが病気、鬱、死にたいという人の状況が心底わかったという。闘病中は神仏もないと思ったが癌を発見してくれたのは仏さまのお蔭だという。

結婚して出産して離婚して小説家になって売れっ子になって男たちと恋愛をして50歳で出家、天台宗の僧侶となり、嵐山に庵をもって法話をし人生相談をし小説を書き続ける、やりたいことをやりぬいてきた人生。今は生かされた命、人々のために何かを残したいと・・

天台寺の墓石には「愛した、書いた、祈った」と刻みたいという。さて私ならなんと刻むかな。古稀だ古稀だとさわいでいたがまずはこれからの10年最終の一節をいかに過ごすか考えてみたいね

まわりの人の声など気にせず、真にやりたいことをやりきる自由こそ重要。結果への責任はもちろん自分一人が負う。世間のいういい年をして、年甲斐もなくなどという声にふりまわされてはいけないと寂聴さんは言う。

さあ、人生の着地は如何に!!!!

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